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定年後の働き方

庵を結ぶ幻想

自己紹介にもありますが、2020年に任されていた会社の代表取締役を降りてこれからは「庵を結ぶ」すなわち、小さな庵、小屋のようなものを建てて、波のある日はサーフィンをして、波のない日は読書をして隠者のように暮らしてみたいと幻想を抱いていました。
しかし、心筋梗塞で倒れ九死に一生を得たもののサーフィンなどは今後とんでもなくなり現実と向き合うこととなりました。
そして、人とのつながりを無くして生きて行けるほど強いメンタルでもなく承認欲求もまだそこそこあるし、この先の年金制度もどうなることかわからないので稼ぐ手段も持っておかないと、などなど、俗世間との関わりを捨てて生きていけるほどの環境も持ち合わせていないことに気づきました。


55歳の時

仕事について考えた

今後の仕事を考える上でまず考えたこと。(分析)
私は社交的な性格ではありません。一人で本を読んだり、絵を描いたりして過ごす(大人になってからのサーフィンもその一つ)のが心地よい子供でした。
でも、学校や会社でも同じですが、そこで関係性を築いたり、頭角を表すためにはテンションを上げて自分の中ではでは無理をして頑張る部類のことが必要なことだと理解していたので、それを実行して生きてきただけです。
商品でもサービスでもそれを必要とする人がいて届けるためには営業力が必要なわけですが、この営業が好きではないという致命的な問題が私にはあります。(好きではないができないことはなくて60歳まで生き残ってきた)
なので、
「この先は、世間との関わりはできるだけ少なくしたい」という考えがあります。だから、ワンストップ(自分だけで完結)で行える仕事が理想です。
職人?
何を作る?
自動的に売れるもの?

大事なことを忘れている。
社会に必要とされるもの!
そう、「必要とされる」これが一番です。
つまり、欲しいと思ってもらえないと、買い手が存在しないと、売れないのです。

あと、誰かにやらされるわけでもなく自分一人でやるのだから、「苦痛なことは続かないだろうな」と思い、自分と向き合うことにした。

ヒントは子供の頃

上手くは描けないが、漫画を描くことが好きというか、これしかなかった子供でした。60歳まで色々な分野の仕事をしてきたが、いつも悩むのが営業です。チラシ作りや、Webページ制作などクリエイターという人たちと関わり合う部分の費用の問題です。
費用はピンキリ…
出来上がりも良いのか悪いのかがわからない、などジレンマばかりだったので、自分で作ったこともありました。
そういったこともあり、全部自分で作れないかと思い「アニメーション動画で販促物制作のお手伝い」という仕事を始めることにしました。
早速、絵を描くための道具iPad Pro12.9インチとApple Pencil、Mac M1 Ultraとキーボード、デスプレイ、マウスなどで90万近くの大枚を叩いて準備完了。
使うソフトは、イラストはadobeイラストレーター、アニメーション動画はVyondと決めシナリオ作りからソフトの使い方の習得を始めたのが2020年の7月。そこからの道のりをnotoで公開しようと始めた次第です。

60歳からの起業や終活について興味のある方はぜひフォローよろしくお願いいたします。




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