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Event report_ZIKU WORKSTYLE LAB_ vol.2_小菅隆太さん

こんにちは!ZIKU WORKSTYLE LAB事務局です。
8月27日、ZIKU WORKSTYLE LAB第2回目を開催いたしました!本記事ではその際のイベントレポートをお届けします。

まずは、小菅さんのお仕事のスタイルを教えてください。

いろんな働き方をしていて、パブリックセンター群馬県の嬬恋村という地域の観光大使としてお仕事させて頂いていたり、また、週一官僚という新しい働き方で週に1日だけ国家公務員法に守られた状態でお仕事をさせて頂いたりとか政府と民間のつながりを強化して新しい産業を生み出すみたいなことをお手伝いさせて頂いております。産業を起こす際に、私が半分官僚・半分民間みたいな人が入ることによってうまく横串を通して産業作りのお手伝いをさせて頂いたりしています。

一方でライフスタイルに近いところでは、社会非営利団体として日本愛妻家協会というものを立ち上げ、運営しています。
この日本愛妻家協会は、夫婦の温暖化こそが日本の社会にとって必要なんではないかというところから、こういった協会を設立することによって地域おこしができないかという風にデザインして2006年に設立されました。
私はその日本愛妻家協会主任調査員、初代サケビストとしまして、今は事務局長代理という風な形で、関わっています。

日本愛妻家協会って何ですか?

ここに至る経緯としては日本の非常に夫が今危ないというふうに意識を持っていまして。
ネットで検索などしてみると、夫に対する妻の印象はネガティブが9割:ポジティブが1割なんですね。一方で、妻に対する夫の印象はネガティブが1割:ポジティブが9割、と逆転するんです。夫は圧倒的にネガティブな印象を持たれているわけです。

なんとかここでこのだだ下がりしてしまう降伏曲線というものをより良い夫婦時間テクノクリエイティブすることによって、結果的に社会をよくできないかと。
夫婦のハッピーライフ情報の発信を増やせばもう少しは良くなるんじゃないのということで、夫婦のハッピーを応援するようなイベント・プランを運営しているんです。

日本愛妻家協会

愛妻家協会の活動

群馬県嬬恋村のキャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶっていうイベントをやってみたりしました。初年度は参加者も多くない状況でしたが、ひとつ事件が起こりまして。
イベント取材に来た新聞記者が、遅刻してきたんですね。
そこでみんなで口裏を合わせるんですね。もうみんな叫び終わったよ、君も愛を叫んだ方がいいよ、とけしかけるわけです。
その時の新聞記者の彼は彼女もいない独身だったんですが、なんとその場にいた別の記者の女性とゆくゆく付き合って、なんと結婚するというミラクルが起きまして。

そんなことをしてるとですねそこで愛を叫ぶのはいいらしいねという評判が広がり、79歳の奥さんに愛を叫ぶおじいさんが現れたり、プロポーズする人が出てきたり、それに涙して囲み取材を受ける方がいたり、独身男性なのに愛妻家協会を応援してますということで未来のパートナーに向けて愛を叫ぶ人が出てきたんです。

そうすると地域のお母さんたちが「新しい事やってるね」みたいな事でキャベツ持ってきて料理をし始めてくれたり、地域の方とのコミュニケーションも深まってくるんです。

更に、愛を伝えるのが下手な日本人が愛妻家協会という活動をやってるよ、というのがなんと海外のメディアでも報道されるようになりました。
CNN、CBNなんかも取り上げてくれたり、他の国では1時間日本の夫婦の食卓を撮影した番組が放送されたこともあります。

いろんなエリアでも活動が広がっているんですよね?

そうなんです!また、別のエリアでも活動が広がってきました。
東京の日比谷公園でやったら誰が来るかねーということで日比谷で愛を叫ぶ「ヒビチュー」をやりました。
この時はサラリーマンがたくさんいらっしゃったこともありましたし、特に霞ヶ関が近いので政治家さんなんかもいらっしゃって当時の少子化担当大臣から表彰されたりとかそんな事もあったんです。
これ以外にも多数の地方自治体にも「愛を叫ぶ」活動が広がり、そこからいつの間にか活動が全国各地に広がっていきましたね。

『愛を叫ぶ』イベントのその他の影響ってありますか?

嬬恋村でも更に色々ありまして。
イベント関連のパンフレットを置くために地元のアーティストが廃材でパンフレット台を作ってくれたり、今度は行政職員もですね「愛妻家に注意って看板作ろうよ」という形で平成20年に実際にこの看板が出来上がって村の至る所にあったり。
男性が愛を叫んでキャベツってきっと甘くなるに違いないという仮説を検証する男の勇気(有機)野菜という野菜のブランドもできたりしました。

派生したイベントもたくさん!

ただ単純にキャベツ畑の中心で愛を叫んでるだけではなく、2011年の震災やなんかには「絆」という言葉がトレンドワードになったので、奥さんが大手町の中心で働いている旦那さんが昼休みにエレベーターを降りてきたところを狙って大手町の中心で愛を叫んでみましょうよという派生形のイベントをやったりもしました。

こういうことをやりながら、愛を伝えるにはやっぱりハグが大切だよねという話になり、『ハグマット』を作ったりもしました。
こういう事をやっていると、マット製造メーカーさんが実際にハグマットを作りだしたんです。
更に、マットだけだと拡散しないから、新聞広告でも出せたらいいねーという流れから朝日新聞様ですね1月31日の愛妻の日の前の比の夕刊で「愛妻新聞」というものを発行して実際に新聞化もされました。

この他にも、沢山の商品で愛妻家にまつわるキャンペーンをしたり、愛妻家に関する商品が生まれたこともありました。

僕自身も子育てしていて、いま高校1年と中学校1年の娘がいる2児の父なんです。
やっぱり夫婦って色々子育てもタイミングでギクシャクもしますし、喧嘩もありますし、様々なことがあるんですけど、夫婦の絆を深めましょうという仕事をしていると、自分のワークっていうのも変わってくるんですよね、
例えばこの夫婦日本愛妻家協会みたいなところから、親が子供の読み聞かせの仕事で立ってくれないかというお仕事したりとかと、恋愛のコラムみたいなものをやってみたり、女性誌で恋愛相談みたいなこともやってみたりとか何か夫婦をフォーカスした仕事も増えてきました。

いろんな活動の中で、大切にしているものは仲間!

とまあ色々と横にも縦にも繋がって色んなことをやってきたんですけど、こんな事をやってきて思うのが、仲間って大切なんですよね。
そんな仲間を作るときに大切にしている4つのことをご紹介して、最後締めたいと思います。

仲間を作る

まず1つ目は、「計画を制限の外側で楽しめそうか」
アイデアを発想したりする中、いつも壁にぶち当たっては心が凹んだり平野に広がっていかないみたいな感覚にとらわれてしまうんですが、仲間を作る時はあんまり計画とか制限みたいなものを取っ払うことが非常に大事だなという風に思ってます。

2つ目は、「予想を超えた素敵な出会いを生み出せそうか」
1つ目のように外で楽しめるかと、そこから更に予想を超えた素敵な出会いが呼び出せそうかなと。
僕が誰かとつながるみたいなこともすごく嬉しいんですけど、例えばこの場に参加して頂いて聞いて頂いている方同士がコミュニケーションをとり始めたりとか。
そこから生まれた繋がりが予想を超えたまた新しい繋がりを作っていったりするんです。

3つ目は、「偶然が偶然を呼ぶ胸が高鳴るリズムを感じるか」
そして4つ目は、「悠々と巻き込んで堂々とそこに立っていられるか」
何かをするときには、偶然を見方に自分が立っていくことが大事だと思ってまして。
責任を誰かにパスしてしまったりするとなかなかその人個人にフォーカスされないんですけども、これは私がやりますという風に宣言してそこに立つだけで、仲間が集まってくることもあるんです。
あとはどんな感じでしたけどもそれこそ経産省のお仕事も遅いですし台湾のお仕事でもそうなんですが私が何かをやろうとしていることしか仲間を作ることで

間違いなく幸せになる確信しているかどうかということ、さらに必ずプロジェクトを実現すること。
自分がそこに立つ時にはよく考えて当然そのトレードオフが起きて僕が幸せだと思うことが誰かの不幸を呼んでることなんていうのももちろんあるんですけども、可能な限りそういった事は回避して、どんどん周りを巻き込んでいくのって大事だと思います。

貴重なお話ありがとうございました!
全体の続きは以下のyoutubeからもぜひご視聴ください!


ZIKU WORKSTYLE LAB次回開催のおしらせ!

第3回は9月15日(火)17:00-18:00で開催します。

次回は、株式会社スペサンのCHO(chief happiness officer)佐藤佳織さんにご登場頂きます。
社内初のCHO(chief happiness officer)を務め、2020年、HAPPY LINK LABという周りの方々をもHAPPYにしていこう!という活動を推進されている佐藤さん。

次回の開催もお楽しみに!

↓次回開催は、以下リンクからお申込み頂けます。
たくさんのみなさまのご参加、お待ちしております!