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この間まで馬鹿みたいにはしゃいでいた。 いつまでもこれくらい元気でいられると信じて。 た…
町外れの森には茨の姫がいる。 体は小さく子供のようで、幾つもの棘ある植物がぐるぐると人の…
もう何年入っているだろう。 籠から見える景色は毎日青々としている。 だけど変わり映えもし…
この物語は、惑星テコヘンがありとあらゆる星々を調査するために結成した「惑星調査団」に所属…
誰よりも努力したのに不真面目って言われるのは何回目だろう。 誰よりも泣いてきたのに元気と…
綺麗な色ってなんなだろうと毎日考えていた。 昼の青空、夕日のオレンジ、大自然の緑に街の灰…
退屈と思ってた世界を抜け出し、夢見た世界へ駆ける。 だけど進めば進むほど夢が重くなっていく。 退屈な道は優しかっただろうと別れを告げ、冷たいアスファルトに変わっていく。 望んだものはこんなもんじゃなかったと、文句を空にぶつけてみた。 だけど返ってきたのは余裕な顔してたあの日の馬鹿者だけだった。 俺の草道は既に枯れてしまったのかと、心は全力で泣いている。 俺の草道よ、戻ってもないならこの先でまだ待っているか。 夢を無くした後はただひたすらに前へ進むだけだ。 毎日