纸上谈兵ーー「勉強しか出来ない人」はなぜ使えないのか
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【纸上谈兵】
[日:紙上談兵(しじょうだんぺい)]
「紙上(しじょう)に兵(へい)を談(だん)ず」とも
ピンイン:zhǐ shàng tán bīng
意味:直訳すると「紙の上で用兵を論じる」。
理屈ばかりで、現実に合わない、役に立たない議論。机上の空論。
『「勉強しか出来ない人」はなぜ使えないのか』
中国も日本も、今は「学歴社会」だ。
履歴書に書かれてある長々とした自己PRそっちのけで、出身校の項目一つで面接可否が決まるらしい。
甚だしくは学歴の低さの故説明会にでさえ参加出来ないこともあるのだとか。
諸説あって、実際は本当にそうなのかどうかは分からないが、それ程学歴を重視する時代になったということだ。
けどそれとは逆に、「名門大学の卒業生はとりません」と、正反対の行動をとる企業があるらしい。
理由は、勉強力と仕事力は違うから。
「実際に戦力となれる人材が欲しいから」なのだそう。
これもネット情報なので真偽は定かでないが、少し考えさせられるところがある。
「勉強が出来る」という学生時代にチヤホヤされる一大要素を持っている人でも、それだけになってしまうと社会では「使えない」と思われてしまう。
「勉強しか出来ない人」といった皮肉がある程だ。
色々調べてみると、「勉強しか出来ない人」はこれらの特徴があるそうな:
1.自分の考えが無い
2.柔軟性が無い
3.プライドが高く人の話を聞かない
4.受け身で主体性が無い
私なりにまとめると、即ち「知識を生かす力が無い」ことなのではと思う。
戦場に一回も行ったことの無い人が、実際の状況と合わない、机上の空論を延々と学び続けているのと同じ。
つまり「纸上谈兵」なのである。
勉強が出来るのは素晴らしい能力だ。
けど、目標が無い学習はただの知識の無駄遣いでしかない。
誰かの為になれるか。
何かの役にも立てそうか。
社会の貢献出来るか。
「勉強しか出来ない人」は、これらのことを考えられない。
勉学に励んでも、自己満足で終えてしまう。だから世間から「使えない」と思われるのだ。
「自分はこれ程頑張っているのになぜ認められないんだろう……」と悩んでいる人がいるなら、その「頑張り」の動機をまず見直してみてはいかがだろうか。
📚行動しよう。知識を生かそう
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