熟能生巧ーー覚えにくい知識は、うんざりする程目を通せ
(752字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
【熟能生巧】
ピンイン:shú néng shēng qiǎo
意味:「熟」は中国語で「慣れる」という意味。
即ち、慣れれば巧みになるということ。「習うより慣れよ」とニュアンスが似ている。
『覚えにくい知識は、うんざりする程目を通せ』
何度も勉強しても覚えられない!
つかみどころが無さ過ぎて学んでもすぐ忘れてしまう、そんなタイプの知識は、多からず少なからずどんな分野の学問にも存在する。
歴史の年号、専門用語、母語と異なる外国語の文法……
語呂合わせ等といったコツを使えば理解しやすくなるものであればまだ良いが、中には所謂「ただ覚えるしかない」手強いやつもいる。
ようやく覚えても、一晩寝ると忘れてしまったりする。
嗚呼!
「自分の記憶力に問題があるのでは」とでさえ疑うようになる程だ。
一方、不思議なことに、意識して覚えたこともないのに何故が記憶に残っているものがある。
例えば、何となく口ずさむ歌。
特に頑張ってメロディーや歌詞を学んだ訳ではないが、ふとした瞬間にポロっと出て来る。
「こんなのいつ覚えたっけ……?」と考えつつ思い返してみると、実は行きつけのカフェで流れていた曲だったりする。
繰り返し繰り返し聞いていたせいで、それが知らず知らずのうちに身に付いてしまったのだ。
この現象は、勉強にも使えるのではないか。
どんなに覚えにくい内容でも、うんざりする程目にすれば、嫌でも記憶に残るはずだ。
数え切れないぐらい書く。
スキマ時間を利用して、スマートフォンのアプリで復習する。
定期的に読み返す。
そうしていくうちに、「あ、なんかすんなり出てくる!」となる日がきっと来る。
ちょっぴり効率は悪いようだが、学習においてはやはりとにかく「慣らす」のが一番だ。
「熟能生巧」という四字熟語の通り、一度でも知識やスキルを身体に染み込んでしまえば、二度と忘れることはないだろう。
📚詰まった時は、とにかく数をこなそう!!!
記事は気に入っていただけましたでしょうか? もしよろしかったら、サポートお願いします!(◡‿◡✿) 不求多,真心便知足~!(量より真心!) よろしくお願いします~请多指教!✿