孤军奋战ーー悲喜こもごも、一人暮らしライフ
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【孤军奋战】
[日:孤軍奮闘(こぐんふんとう)]
ピンイン:gū jūn fèn zhàn
意味:助けてもらえない状態で、一人で必死に戦う様。
『悲喜こもごも、一人暮らしライフ』
実家から出て一人暮らしを始めると、まず感じることが「自由」だ。
他の人の目を一切気にせず、思う存分好き勝手が出来る。
家具は全てお気に入り。
レイアウトも好み通りに仕上げ、自分だけの城が出来る。
寝坊しても、夜遅くまで起きていても怒られない。
食事を自分の好物で揃えても文句を言われることはない。
一人の時間が十分に確保できる、誰にも邪魔されない。
ああ、一人暮らしって良いな!
ただしなんにせよ一人である。
他に人もいないので、何事も頼れるのは自分自身である。
まず、どんなに仕事が忙しくても家事をしなればならない。
放っておいても、洗濯物はきれいにならない。
帰宅すれば台所から自動的に温かいご飯が出てくる訳でもない。
部屋の埃は怠け具合に正比例して積もっていく。
そして風邪を引いたり、熱が出たりしても看病出来るのは自分自身のみ。
ほぼ動けない身体を引きずってクリニックに行き、買い出しをする。
当然空腹しのぎもせねばならないので、お粥も作る。
ただ大人しく布団で寝込むことが出来る、それでさえ贅沢に感じる。
守ってくれる人もいないので、防犯対策も念入りに行う。
火事等の事故にも十分に気を配り、コンロやコンセントの確認をこまめにする。
ひもじい、寂しい。
誰かに会いたい。
ああ、一人暮らしって大変だ。
けど時間が経つに連れて、段々とこのライフスタイルに慣れてくるものだ。
一人でも、色々とやっていけるようになった。
独立心が芽生え、誰かに頼る前にまず自分で解決を試みるようになった。
家賃や生活費を払いながら、お金の大切さが分かった。
節約の意識が身に付き、無駄遣いが減った。
生活がかかっている故、仕事も大事に思えるようになった。
もっと一生懸命働けるようになった。
私一人分の生活の為だけでも、これ程手がかかることを知った。
改めて実家のありがたさ、家族全員を背負ってきた親の偉大さを感じた。
今は実家に帰っても、ダラダラせずにテキパキと手伝いを積極にやっている。
ああ、一人暮らしって、やっぱり最高だ!
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