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旅先で「チャイナ!」と言われて不快に思う前に

こんにちは!
趣味が海外旅行の社会人です。

旅先で「ニーハオ!」「チャイナ!」と言われて、バカにされてると感じる人がいるようで
「えええー!?」とビックリした。

チャイナと言われて不快になる理由は
・国民感情
・アジア人差別
などが挙げられると思う。

ちなみに僕は不快に思ったことは一度もない。
中国好きだし、中国への留学経験もあるし。
まず不快と思う時点で、無意識のうちに人種差別になっていると思う。

ただ世界的にも、国民感情として中国をあまり好意的に見ていない国があるのは事実。

僕もスリランカ旅の最後の最後で
リキシャーを降りた瞬間、近くにいた小中学生に

"CHINA PIG!!!"

と言われて悲しくなった。

スリランカは中国に梯子を外されたからね…。
確かにバカにしてくる人もいる。

でも、不快だと思う前に考えてみてほしい。


そもそも本当にバカにしているのか?

例えば我々日本人が西洋人を見た時に、「この人は◯◯人だ!」と見た目で判断できているか?
「アメリカ人っぽいなーと思ったら、イスラエル人だった!」
…なんてこともある。(予想を遥かに超える笑)

つまり相手も同じように、東洋人を見ても、日本人と中国人の違いは分かっていない。

中国は人口が多いし、中国資本の影響を受けている国も多く、母数が多い。
何より存在感が圧倒的に違う。
だから、東洋人を見れば「チャイナ」「ニーハオ!」と言えば当たる確率が高い。

東アジアの人口は約16億人で、
そのうち14億人が中国人だから
そりゃ「ニーハオ」と言うさ!と思う(笑)

ちなみにウズベキスタンでは、韓国人観光客や韓国企業が多いことから、「コリア?」とか「アンニョンハセヨ〜」とよく言われた。
日本人が少なければ、東洋人を見ても日本人とすぐには認識されないのである。

だから彼らなりの挨拶なのだと思った方が気持ちが楽だと思う。


日本人と伝えると✨新世界✨が開けるかも

しかし、外国人を見たら「ハロー」と言うように、
我々東洋人を見ても「ハロー」と言えば済む話だろ!と思うかもしれない。

確かにそれで解決する!(笑)

でも相手は「東洋人=チャイニーズ」と思っているから、英語で「ハロー」と言うよりも、「チャイナ!」と言った方が都合がいいのかもしれない。
その言葉の裏には、何か別の目的があるのかもしれないから。

ただ一つ言えることとしては、
「ニーハオ!」と言われたら「こんにちは!」と返し、
「チャイナ!」と言われたら「ジャパン!」と返せば済む話。

僕は日常会話程度であれば中国語が話せる。
だから、「ニーハオ!」と言われたら、「你好!」と反射的に返してしまうし、他の国でもそうしてきた。

しかし、先日エジプトに行った際に、ピラミッドの入場口に並んでいたら、現地の子供達が
「ハロー!チャイナ!」
「チャイナ!チャイナ!」
とニコニコ(ニヤニヤ?)しながら言ってくるので、
「こんにちは!」「ジャパン!」
と返してみた。

そうすると

"Oh! I love Japan!"
"Welcome!"
"I love Tokyo!"
"I love Hiroshima!”
“I love Mitoma!”
(サッカーの三笘選手)
などなど、いっぱい歓迎の言葉をくれた。

なんか知らないけど、日本から遠く離れた国の子どもに母国を褒められるのがすごく嬉しかった。
大人よりも知識が少ない中で、遠い異国の日本を知ってくれていたのが嬉しかったのかな。

▼詳しくはこちら


海外で日本人はレアキャラ?

ちなみに、中国でも日本人は珍しがられた。

北京や上海などの超大都市は分からないが、大連などの大都市でさえ、タクシーの運ちゃんに
「日本人なの!?」と驚かれたり、
「日本人は真面目だし、技術力もあるし、衛生観念もしっかりしているよね。中国は日本に学ばなきゃいけないことがいっぱいある」
なんて話をしてくれたこともある。

ちなみに中国に住んでいて、日本人だからという理由で嫌な思いをしたことは一度もない。

だからある意味「チャイナ!」と呼ばれたら、日本人としてのアイデンティティを示すチャンス!
日本人は珍しがられるから、現地の人とちょっとした楽しい交流につながると思う。

そしてこれもまた旅の思い出の一つになる!

これを読んで、今後の旅を楽しむ捉え方の一つとして参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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