皇帝のお誕生日会はデリバリー?
千年前の宋王朝創立者「趙匡胤」が皇帝となってから初めての誕生日、元々宴会を行うつもりがなかった。新王朝創立したばかりで、できる限り節約しようと思っていました。しかし、夜になって臣下達が祝いにきて、祝辞を受けた皇帝はテンションが上がり、突然宴会しようと発表した。
宮廷の料理長がこんないきなり大人数の宴会が対応できず、皇帝に難色を示し、ではデリバリーを呼ぼうとまさかの答えが皇帝の口から出てきました。
当時のデリバリーの仕組みは本当に今と似ています、専門の業者が注文を受け、食べたいものを教えてくれれば専門業者がオーダーを対応できる店に注文し、料理出来次第に、注文者に配達します。ただ、配達者が店の従業員でした。
配達用の箱も仕掛けがあり、一番下に炭火がついていてどんな寒い日でも暖かい料理が届けるそうです。
デリバリーの宴会が多少料理が遅れたり、トラブルがありましたが、皇帝が大変満足しました。それからの誕生日宴会全てデリバリーにしました、宮廷料理より節約になるし、民間の食事文化もわかると。
太祖(創立者)が誕生日会をずっとデリバリーにしていたため、後継者達も自然にこの伝統を引き継いました。宋王朝の皇帝のなかに「徽宗」(北宋を滅びた者)以外基本非常に勤倹していました。