X-GEAR7章「輝き、反撃」
【第7章】
7章:輝き、反撃
【サブタイトル】
106話「荒廃した100日」
【本文】
GEAR106:荒廃した100日
・赤羽美咲はバケツを運んでいた。両手に1つずつ、ともに満タンにまで水が入っている。元々空手で鍛えた体や三船機関で調整された肉体のために本来ならば彼女ほどの年齢の少女では耐えられない重労働を彼女は難なくと言うほどではないがいい運動レベルで毎日行なっている。現在の状況では当然ながら空手も三船での調整もどちらも行なえる状況ではないからちょうどいい。
「戻り