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サーフィンを続ける人、一回で終わる人。その違いは何だろう。

サーフィンを長くやっている人に会うといつも聞くことがあります。初めてサーフィンをやった時に「これはっ!!」と何かが目覚めサーフィンを続ける(やめられないとまらない)人と、「次はいっかな~」となる人の違いは何か。先日、全国を旅する年季の入ったサーファーに聞いてみたところなるほどな、と思ったのでここに書いておこうと思いました。それは、

サーフィンに魅了され、サーフィンを続ける人は、とんでもなくナルシストな人。


予期せぬ回答でした。どういうことか嚙み砕くと、サーフィンほど上達に時間がかかり、自分ではコントロールできない波にもみくちゃにされ、惨めな失敗を繰り返すスポーツはない。それに耐えうる精神≒つまり、そんな惨めな自分でも愛せちゃうくらいナルシスト、ということらしいです。なるほどな。

これまで数人の友人にサーフィンをすすめ、実際に試した人の多くは「とても楽しかった!」と言うのです。しかし続けないんですね。彼らを見て、どこかハマりきってないな、と思ってました。サーフィンを続けるには、楽しさだけではダメなんだろうなと薄々思っていた。サーフィンの虜になる精神状態って、楽しさや興奮以外に何かその人が本来持ってる性格か個性みたいなものが掛け合わさって生み出される感情かもとは思っていたが。それがまさか究極のナルシスト性とは思ってもみなかった。事実、自分は自分のことが好きだし、制御不可な中で予期せぬ失敗を繰り返す自分を面白いと思うし愛おしくもある。マゾと言ってしまえばそうかもしれないが、そのもう一歩深い潜在意識に自分愛があり、それをナルシストと呼ぶならば、自分もその一人である。納得。今日もよく波にもまれたなぁ、ヨシッ◎

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