子育て目線から読み解くヨーガスートラ1.42

こんにちは。

ママ・ヨガインストラクター KIKU です。

私は、6歳、4歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。

ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^^

1.42 熟考のサマーパッティとは、言葉、対象、知識が概念化を通して混ざっているサマーディである。

ここで大事なのは、ある物事に対して、言葉(名称)と、それそのものと、過去にそれを知り自分が『それ』として認識している知識、とは、それぞれ別物、ってことだと思います。

例えば。

自分がこれまで育てて来た息子。うちの場合は、チビプリオって呼んでるんですが、『プリオ』って名前と、プリオ本人と、これまで私がプリオとのかかわりの中で知ってる『プリオってこういう人』みたいのは、全然別物ってことなんですね。

でもこの状態、実は、お母さんという立場の方って、子供に対してこの状態のヒト多いんじゃないでしょうかね?

プリオをよくよく見て、観察し、集中しているからプリオの考えていることが手に取るようにわかるけれど、それでもまだ『へぇ~ここでこんなこと思うんだ』とか発見して、これまでの『プリオってこういう子』っていう概念がまた書き換えられたり、、、とそんな毎日を過ごしてるお母さん達って、多いんじゃないでしょうか 笑

自分の子供は自分が良く知ってるって思ってらっしゃる方は、まさにそうですよねぇ 笑

でも、あくまでそれは、これまでご自身とお子さんとの間で知りえた、お子さんに対する知識(この子はこういう子、っていう考え)であり、お子さんそのものとはまた違う、っていうことなんですね。

だから、時々、こんなに毎日毎日よく見てるのに 笑 予想外のこと、意味不明なことをするわけですよ、子供って 笑

当たり前っちゃ当たり前ですよね、本人そのものと、自分が捉えている相手の人物像なんて全く違うんですもの、ねぇ 笑

冷静に考えればわかることなんですが、やはり親子という近い間柄だと、どうしても『自分』というものが表に出たがって、これまでご自身との間で知りえたお子さんに対する知識(この子はこういう子、みたいな考え)が強くなりがちですよね。。。

そうなると、よかれと思ってお子様に与えたものが的外れだったり、時期があってなかったり、、、とかいう残念なことになる可能性もあるわけです 笑

ちょっと難しいかもしれませんが、あくまで、今自分が見てる世界は全て、自分というフィルターを通して捉えているものだということを、頭の片隅にでも置いておくと、また生き方が変わってくるのではないでしょうか。

皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽しく心地よいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。

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