子育て目線から読み解く　ヨーガスートラ3.37

こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。
私は、8歳、6歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。
ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え　ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^_^

3.37　これらすべては心のはたらきのための力であるが、サマーディには障害となる。

超自然力というものが、最も高次元の真実（自分の存在そのもの）を認識するための障害となるらしいですよ　笑

・・・ちんぷんかんぷん　笑

ちょっと次元の低い話になりますが・・・笑

我が家の小3男児プリオは、小1の頃から空手を習い始め、今もZOOMで習い続けています。

彼の目的は、先生みたいに強くなること。

それって素晴らしい目的で、母である私もそれはもう応援しているのですよね♬

ただ。

彼の本当の目標が、『先生みたいに強くなる』であるはずが無いと私は思っています。当たり前ですけれど　笑

じゃぁ何のために頑張ってるの？？？

それは、自分自身が心身ともによりよく成長し、より素敵な人生を送るため。

自分自身が良い状態になると、周りにも良い影響を与えられる。

彼にとって『素敵な人生』がどんな人生なのか、私にもまだわかりませんから、はっきりとは言えませんが、要するにそこなんです。

私が横から眺めている分には、空手はあくまで手段であり、それ自体が目的ではなくて、そこにいずれ彼自身でも気づくと思うのですよね。

ま、気づいた時にどう選択するのか、わかりませんけれど　笑

今日のスートラは、なんとなくそんな話なのですよ　笑

自分とは何ぞや？の問いを追及して追及していく道すがら、超自然力なんて魅力的な（？）ものを垣間見てしまった瞬間。

今度はそっちに執着し、もう一回あれを味わいたい、もう一回見たい、、、と追い回すあまり、自分とは何ぞや？という本来の問い自体を忘れてしまう可能性もありまっせ～ってことですよ　笑

現代の凡人である私たち的に解釈すると。

自分って何が楽しいんだろう、何に興味があって、何が嬉しくて、どんなところにワクワクするんだろう？？？って、自分のやりたいこと、興味のあることを、片っ端からやってみると。

それぞれに楽しいところがあったり、魅力的なところがあります。

もっとワクワクしたくて、楽しく過ごしたくて、目標に近づきたくて。

ただその一心で目の前のことに没頭してる時間は、とてもとても幸せな時間です。

でも、結局それにとらわれ過ぎて、本来の目的そっちのけで執着しちゃうことって無いですか？？？

もちろん、一時的には忘れてしまって良いのですよ？うちのプリオみたいに　笑

一生懸命、目の前の課題をやってのける。必死に。

これはとても大切なこと。

これが無いと、人生に一生懸命になれないから。

でも。

どこか、冷静に、『自分は本当はどうなりたいの？』と問うことも大切。

問わなくなってしまうと、本来の目的からかけ離れた道をまい進していても気づかないまま、どこまでも突っ走ってしまうもの。

まぁ途中で目的が変わることもあるのかもしれないですけれど　笑

それはそれで、ガラッとまた、人生設計を変えれば済む話ですしね　笑

その辺も含めて、常に、自分とは？？と問いづづけることは、とても大切だなと思っています＾＾

ヨガには、子育てのヒントがいっぱい！
ヨガの考え方を少し知るだけで、子どもたちとの毎日が、ワクワク、楽しく、子供がより可愛く感じられるようになるよ♡

皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽こしく心地のいいよいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。
Om, shanti, shanti, shanti...