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新日本FC その72:望月記者らの「電力9社で10兆円黒字」発言をファクトチェック

【新日本ファクトチェックセンター】

さて、前回記事「その71」では、韓国左派の「自称リベラル」の嘘や欺瞞について考察した。

当ブログでこれら韓国左派の政治家や活動家を「エセリベラル」と呼称しているのは、断じて「浅薄なレッテル貼り」などではなく、きちんと根拠や裏付けがあっての(実態を表す)適切な呼称だ、というのは理解してもらえたのではないか。

前回までは原発処理水の流れの記事だったが、今回もそれに関連する、電力会社関連の話である。

今回はあの(ある意味?有名な)東京新聞、望月衣塑子記者の以下の発言のファクトチェックを実施したい。

■東京新聞、望月衣塑子記者「電力9社で10兆円の黒字!!」

「え! 東電ら日本の大手電力会社って、つい最近までずっと赤字ばかりでヒィヒィだった印象がありますが、今回突然急に10兆円の黒字になったのですか?」

翔子君の疑念はもっともである。実際、日本の大手電力会社は今年2月時点でも以下のような状態だった。

電力9社、赤字合計1兆円超え
ロイター 2023年2月3日

それがわずか半年で10兆円の黒字? 本当に?

人並みの知性や判断力のある人なら「え?それは何かの間違いではないのか?」と疑念を抱くくらいの方が「普通」であると考える。

「コレ、望月記者は女性自身(週刊誌)の記事を引用しての主張なのですね」

うむ。で、一応その週刊誌の記事を読むと。

「アレ?記事の中身を読む限り、10兆円の黒字なんて何処にも一切書いてないですよね?」

そこよ。
見出しでは「電力9社で10兆円の黒字!!」と派手な(極度に誇張された)数字が踊っているが、記事の中身の数字を幾ら自分で計算しても合計黒字額は10兆円には遥か遠く及ばない。

頑張ってもせいぜい1兆円程度か。少なくとも10倍程度は違う。これは「誤差」で済むような範囲では全くないのは言うまでもない話で。

「では『10兆円黒字』というのは、いったい何処から出てきた数字なのでしょうか?」

■ネット世論の捏造工作に失敗?した女性自身の恥ずかしさ

真相が不明なので電力会社の決算情報でも漁ろうか、とググったら、以下のアゴラの記事が見つかった。

女性自身「電力9社の10兆円黒字にブチ切れ」に「煽り過ぎ」の声

>東電が1362億円の黒字で、その他の8電力の合計が9405億円。どう計算したら「10兆円黒字」になるんだ。女性誌のライターは業界の最底辺だが、足し算もできないのか。

「なんだ、望月記者や女性自身の該当の主張はやっぱり『ただの真っ赤なウソ・デマ』だったと」

うむ。
本件が「(悪意による)意図的な10倍誇張デマ」なのか「単に足し算もできない真性のお◯カさん達」なのか?はともかく、文字通りの「桁違いの誤報記事・デマ記事」なのは確実と言えそうである。

本件で1次ソースのマスメディアとして、まず責任を問われるべきは「女性自身(週刊誌)」であろう。

何より本件で女性自身が「アイタタタ…」なのは、「金返せ」「10兆円黒字にネットブチ切れ」などとあからさまに扇動工作臭が全開で、マスコミ側が「電力会社批判のネット世論をこの盛大なデマ記事で造り出そう!と画策していた」と思われる点。

「確かに、これはどうみてもそういう意図の工作記事ですよね」

この捏造工作失敗ぶり?にはなんだか既視感があって。

もう10年以上前の話だが、「アタシ、もうアベしちゃおうかな」のフレーズで有名な「アサヒる問題」も、やはり(朝日新聞が)陳腐過ぎる記事でネット世論の捏造工作に失敗していた。本件もそれと同類の匂いがするのだ。

実は「アサヒる問題」の時も、中日新聞(東京新聞)のコラムで中日新聞社論説部員の川北隆雄氏が「失笑物の無理筋強弁」で必死に朝日新聞を盲目擁護していて。

「中日新聞(東京新聞)って昔からそこまでアレ?な新聞だったのですね」

そんな中日新聞(東京新聞)の必死過ぎる「失笑物の無理筋強弁」も虚しく、ネット上では無事に「朝日新聞の陳腐過ぎる捏造工作記事」として大多数の国民に認定され、この「アサヒる」というワードは2007年度の「第一回ネット流行語大賞」で栄えある「年間大賞金賞」を受賞、という栄誉?に輝いた、有名な事件である。

■今回も「疑念だらけ()」の東京新聞記者の底が抜けた無責任さ、卑劣さ

そして冒頭で挙げた望月衣塑子記者のツイートも、「悪質なデマ」の拡散を全力で手伝っていたのであるから、本件では当然責任を負わなければいけないだろう。

特に深刻な問題点は大きく以下の2つである。

①真偽の確認どころか「週刊誌の記事本文」の中身すら読まずに「見出しだけで脊髄反射リツイート」してしまう単細胞の救いがたい軽率さ

前述した通り、そもそも本件は「最低限の知性や判断力・注意力」がある人ならば「デマの拡散に加担」などまずしなくて済んだ案件である。

注意深い人であれば、「女性週刊誌の記事」など内容を安易に鵜呑みにせずに、自分で決算情報などのソースにあたって「事実か否かを確認」してからリツイートするだろう。それがあるべき「ネットリテラシー」というもの。

そこまでせずとも、「見出しだけで脊髄反射」などをせず、最低限「週刊誌の記事本文」をきちんと読んでいれば、本件で「10兆円の黒字」なんて話がおかしいことにはすぐ気付けるレベルの案件。義務教育レベルの知性があるならば。

ところが本件では「記事本文」すらロクに読まずに「見出しだけで脊髄反射リツイート」してしまう真性のお◯カさん達が大量に湧いていた。誠に残念ながら。

「そのお◯カさんの代表例が望月記者だったと」

②「マスメディアの新聞記者」としての最低限の事実確認すら一切全くしていない超絶ド素人っぷりの酷さ

望月記者は上記①だけでもかなりお粗末で残念な人であるのは間違いない。もし彼女が素人の一般人だったとしてもかなりお粗末。

その上、彼女は東京新聞という(アレなことで有名だが)マスメディアの新聞記者なのである。一応は。
ツイッター(X)のアカウントとは言え彼女が「新聞記者という身分をプロフィールに書いて発言している」以上、世間では「新聞記者の人の発言」として認識され受け取られる。

「プロの新聞記者がこう言っているのだから当然、ある程度事実確認した上での(信憑性の高い)ツイートなのだろう」と読者が想定してしまうのは無理からぬことであって。

つまり「ただの一般人」よりも「デマ情報を拡散させてしまう悪質性」は遥かに高いと言える。

つまりプロの新聞記者が新聞社の看板を背負ってツイートする以上、「最低限以上の事実確認」は当然しなければいけない責任である。

ところがこの望月記者は今までも散々に「やらかし」まくっており、自身では「最低限の事実確認」すら一切せずに、他の週刊誌などの記事やただの思い込みを「脊髄反射で」発言してひたすらデマをばら撒く、という悪行を嫌というほど積み重ねてきた「悪名高い(質悪の)記者」であって。

今回も「記事の中身を最低限きちんとチェックしていれば」普通の知性なら当然気づけたはずの事実。そして勿論、新聞記者としての最低限の「裏取り」をしていれば間違いなく気づけたはずの事実。

そうした「最低限の事実確認」すら一切していないから望月記者は今回もこんな小っ恥ずかしいデマツイートを盛大にやらかしているわけで。

「この人、新聞記者とかでなくてやっぱりただの極左活動家・煽動家が正体なのでしょうね」

望月記者の能力・知性レベルは誇張抜きで「日本の平均的な一般人未満の超絶ド素人レベル」だと断言できる。それくらい本当に酷い真性の底辺記者である。

更に言えば。
百歩譲れば、望月記者の能力や知性が低いのは「仕方がない」のかもしれない。週刊誌記事の中身を読んでも中身がまるで理解できない知性の人。残念だが世にそういう人が実在するのは事実。そういう人になんとか仕事を振るのも今の世では会社の役割の一つなのかもしれん。

「あるいは障害者の雇用とか活用?みたいな?」

そうであるにしても、彼女がせめてきちんと謝罪・訂正ツイート等をするような「記者としての誠実さ・潔さ」があるならば、「まだマシ」とは言えたのかもしれない。

しかし望月記者は今回、自身の「ツイートのデマ・誤り」を周囲に指摘されても、一向に謝罪も反省も訂正も一切せず説明責任もまるで果たさない模様。
謝罪すらせずコッソリ削除か、削除すらせずそのままデマ発言を放置か、みたいな。これは今回だけでなく彼女の場合ほぼ「毎回いつものこと」である。

「遺族を嘘つき呼ばわりした挙げ句に『持ち逃げ遺書子、悲鳴を上げて逃げる』なんて話もありましたね」

今回ももしそうなのであれば。

「訂正して真実を広めることよりもデマを拡散することを優先」する確信犯のデマ煽動家なのか。
それとも「単に彼女の虚栄心が異常に高くて謝罪や訂正を認められないだけ」なのか。

いずれにせよ望月記者は、知性の低さだけでなく「記者としての誠実さ・潔さ」も絶望的な底辺だということになるのではないか。

そして自身の「説明責任放棄」の超絶無責任ぶりや「恥ずかしいダンマリ逃亡全開」は全部棚に上げて、一方で他者に対してだけは「週刊誌の記事にコメントしないのは官房長官として無責任!」などとドヤ顔の上から目線で噛みつく極左活動家っぷり全開。

そして自分や身内にだけはひたすら甘く他者にだけ厳しい超絶自己中。厚顔無恥というか厚顔無知というか。

「自分で裏取りとか毎回ほぼ一切しないし、やっぱり望月記者にジャーナリストという要素はほぼ皆無ですよね?」

彼女は、まさに現代日本の酷く低レベルな左派マスコミの「反知性主義()」を代表するかの如き「絶望記者」だとワイは考えている。今回の件でも改めてその点が可視化されたと考える。

■ファクト判定

「電力9社で10兆円の黒字!!」というデマ情報は、女性自身の記事であれ東京新聞望月記者の発言であれ、明らかに「フェイクニュース」だと断言できるだろう。

【結論:東京新聞望月記者らの冒頭の発言は「フェイクニュース」である!(ドン)】

尚、当記事は以下リンク先の個人ブログが本家である


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