高岡、猪に追いかけられ、山へ逃走
こんにちは、ゼロベースランニングラボラトリーの高岡です。
いやー、こないだの土曜日のことですよ。
僕が今住んでる、神奈川県平塚市には、湘南平っていう里山があるんですけど、ここ、頂上まで車で行けるんですね。
一番下から頂上までだいたい1.5kmくらいかな。KOUMI100マイルのトレーニングとしてよく活用してるんですね。
で、こないだの土曜日。時刻はだいたい18時くらい。もうあたりは真っ暗になってきてました。
この日はKOUMI前の最終トレーニングとして、ここを5往復するトレーニングを組んでたんですね。
そしたらなんと、途中1kmくらいのところに、猪の群れがいるではありませんか。
・・・
まじか・・・まじでたくさんいる・・・。5匹は、いる。
これまで3ヶ月くらいの間に数回、夜の時間帯にこのルートを使ってトレーニングしてきましたけど、そこまで出会うこともなかったんですよね。猪。
ただ、ここ1週間くらいは、ほぼほぼ遭遇します。朝だと大丈夫なんですけど、夕方以降はだいたい毎回遭遇します。
しかも、毎回同じポイント。猪ポイント。
ちょうどここに「猪注意」の看板が立ってるんですけど、あの看板って、ただ単に注意喚起してるわけではなく、まじでそのポイントが、ピンポイントに危ないのよ!って言ってくれてるので、みなさんもどこぞの山に行かれた時は、くれぐれも注意してくださいね。
で、こないだの木曜日にも遭遇して、その時は完全に道をふさいでくれてたので、僕もその先に進むことができず、やむなく引き返したんですけど、土曜日は、光で照らしたら逃げてくれたので、「あーよかった」と、少しダッシュしてその猪ポイントを通過したんですね。
けど・・・
帰りがよ・・・
帰りに、そのあたりを通過しようとしたら、もう、少し遠めから「ブヒブヒ」言ってんのが聞こえるんですよ・・・
あー、なんか怒ってらっしゃるのかしら・・・
あたりをダッシュしてる音とかも聞こえてきて・・・「こ、これは完全にこの道から帰れなくない?」ですよ、はい。
だもんで、さっき折り返した頂上にまた戻り、もう一度あのポイントをアタックしてみるか、それとも少し遠回りになるけど、トレイルに入って、夜の山の中を経由して麓まで降りるか?
どうしようか考えたんですが、もう、あのポイントを無傷で通過できるイメージが1ミリも湧かなかったので、ヘッデンもしてるし、もう夜の山の中から帰る決断をしました。
とはいえ、夜のトレイルだって、安全な場所ではありません。いろんな生き物がいるし、さっきの猪たちが山の中にいるかもしれないし。
そんな不安を抱えながら走ってたら、前からライトが見えました。人間です。ただ・・・
こんばんはー、と声をかけたその二人は、局所をタオルで隠しただけのほぼ丸裸の親子。
もう、ヤバすぎるだろ湘南平。一体どーなってんだ?
そんなこんなで19時くらのトレイルを進んでたら、少し遠めの左側から何やらガサゴソと音がする。しかも、なんかブヒブヒ言ってるっぽい。
なんだ猪!!!もしかしてオレを追いかけてんのか???
やべえ、これはいよいよ全面対決か?覚悟を決めたほうがいいのか?
なんか、ドラクエをリアルでやってる感覚だぞ。
しかもレベル1の無防備な状態で敵に出くわして、必死に逃げるボタン押してる時の精神状態だぞ。
そんなことが頭をよぎりつつ、心拍数爆上がりで逃げまくりました。
しばらくすると、ガサゴソという音が聞こえなくなりました。
やった、逃げ切った!
それからしばらくして、大磯の方に降り、無事に帰ることができました。
いやいやしかし。
もう、夕方はダメだわ。完全にいる!間違いなく出没する。
で、実は土日連チャンで20kmくらいを走ろうと計画してたので、次の日の朝、もう一度例のルートから湘南平に登ってみたところ・・・
朝だと大丈夫でしたねー。
この辺りは高齢の方も朝からお散歩してる方がそこそこいるんですけど、みなさん、朝だと猪は大丈夫、ってご存知なんでしょうね。
もう、夕方以降は絶対アソコには行かない!
少なくとも、一人では絶対行かない!
というわけで、今日は「高岡、猪に追いかけられ山へ逃走?」ということで、恐怖の逃走劇をお話してきました。
KOUMI100マイルまで1週間を切ってきましたが、あとは体調を崩さないように、準備を整えるだけっす。がんばります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員