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【考え方】何と戦っているのでしょうか❓の話

<おじさんDX Vol 349>

競合他社との競争に関して、私なりの見解がありますので記事にしてみました。(いつも通りのトンデモ論です😁)


✅競合を叩き潰す❓

『自社が生き残るためには、競合を叩き潰す必要がある...』
『競合店は敵であるから滅ぼさなければ』

などと思っていた若い頃でしたが、実際はどうなのかを考えると、全くの頓珍漢な考えでした😅


利用者からしてみれば、適切なサービスや価格で商品が購入出来れば、どの店舗でも不足はないのです。


「つくづく鼻息が荒かったな...💦」と思う次第です。


仮に競合を叩き潰した事に成功したとしても、そこに市場があれば、別な競合がやって来るのは至極当然の話なのです。

✅「競争に終わりがない」
✅「さらに強い競合がやってくる可能性もあります」

もちろん会社は、利益を確保しなければいけませんから、競合に対して優勢であることは必要と思いますが、地域シェアを全て獲得したとしたら、一時的に収益は向上するでしょうが、その後は対応出来ますか?


対応しようと事業を大きくしたとして、新手の競合がやって来たら...一気に企業体力が削がれていきます。一度拡大した路線を維持するのも、方向転換するのも、なかなか大変ですよ。



✅競合他社がある事のメリット

小売業で広く言えば競合他社というのは「世界中」ですが、ここはあえて狭い範囲での競合他社にて話をします。

競合他社というのは、自社と同様の業態だけを指していた時期もありますが、今や業界の垣根もなくなりどの業種も競合他社なのです。


その昔は、専門店が多かったのです。

分かりやすいところでは、「肉は肉屋」「野菜は八百屋」「魚は魚屋」のように、一定のジャンルしか扱わない店舗。

かなり少なくなりましたよね。


小売業では、同じような業態で同じような商品やサービスを扱っている反面、特化していない業種ですと、なかなか差別化が難しいのです。


それでも同じような業態が近くにあるメリットはあるのです。

✅競合他社があるメリットは、地域での想起率向上なのです。
✅お客様が、買い物をしようと思った際に自店舗が浮かび上がるか。
✅1社よりも2社、2社よりも3社とあった方が、想起率が向上する。

これが自店舗だけだとどうでしょうか。

こんな事例があります。

たまたま競合他社が行っていた拡販施策ですが、問い合わせが多くなるのです。相手は広告宣伝などの経費をかけていますが、こちらとしては特に経費をかけていない状況。

✅いやぁ~ありがたい😁

その地域で盛り上がらないと「別な業界の店舗」にお客様の財布の紐は緩むかもしれません。


その昔は、同業界の競合他社を見ていたのですが、地域での覇権争いの為に値引き合戦をしていたと思います。もしくは、競合他社よりも何らかのメリットを添付しまくっていました。


結果的に収益は圧迫💦


特に2社間の価格競争なんて同質の競争ですから、どちらかの体力が無くなるまで競争し出すのです。気づけば双方ボロボロになって、第3勢力が台頭なんて笑えない話もあります。


✅生かさず殺さず

くらいのつもりで、競合他社はあった方がメリットがあるのですが、その根底には、「戦わずして勝つ」が、密かな戦略だったりするのです。



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