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不正行為は適切な対応を❗の話

<おじさんDX Vol 166>

残念な話ですが、リアル店舗の負の側面として不正があります。会社内では監査等を行っていますが、不正防止の為にやることが増えてしまうのは、必要な事とは言え、複雑な気持ちになるのです。

✅現金や商品を取り扱う=信用

売上金の直接の横領は、レジ過不足等で判明しますので間違い以外は、当日に判明します。

業務上横領の手口
✅商品を盗む。
✅数量の不正精算。
✅不正に返品処理を行う。
✅経費の水増し請求。
✅格安で販売し差額を横領。
✅伝票の不正処理。
✅サンプル品の横流し。
✅棚卸時の不正処理。

POSシステムで管理していますので、売上数等のデーターから棚卸等で数量等の誤差は判明するのですが、不正をした人は、社内システムを理解している人に多かったのです。

現金や商品を取り扱う仕事ですから、全ての取引について都度チェックする事は非現実的です。本来こうした会社の財産を任せているのですから、社員を信用して仕事が成り立っているのです。

🍀業務上横領などの不正は、信用を裏切る行為です。


✅不正が出来ないシステム

不正が発生すると不正防止策が強化されます。不正をした本人が、その面倒な強化策を行う訳ではなく、周囲の真っ当な人が迷惑を被るのです。

不正防止策や監査を強化する事で不正を未然に防ぐという考え方はありますが、そうしたマインドで社員を見たくないのが私の本音です。

調査を依頼されたこともありますが、人を疑った視点で見るのは気分の良いモノではありません。

本来は、社員を信用し、不正が出来ない社風を作る事が先と思うのですが、なかなか現実では難しいようです。


職場が監視カメラだらけになったら、なんだか嫌ですね💦


✅不正には適切な対応を❗

とある会社での経験ですが

🟥ある日突然、幹部クラスの社員が、居ない。

社内発表は、個人情報の観点からも特定出来る発表を避ける組織もありますが、そのとある会社では、一切発表がありませんでした。こうした会社では、情報が洩れて来ますので後々になって、社員が知る事になります。

その事を知った社員が、どう思うでしょうか。

処分内容も何を不正したのかもわからない状況で、注意喚起や新たに不正防止策が行われたとしても、それは社員を信用していないと受け取られる可能性も充分にあるのです。

適切な対応を行う事は、その後の不正防止にもなります


金銭や商品が絡むことですので、労使双方に信頼関係が必要なのは言うまでもないのです。


そんな、おじさんの話でした。



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