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『人生はシネマティック!』

原題「Their Finest」

◆あらすじ◆
第2次大戦下のロンドン。戦禍に苦しむ国民を鼓舞するべく、政府はプロパガンダ映画を作っていた。そんな中、あるきっかけでライターの秘書が脚本家に抜擢される。彼女は数々の苦難と戦いながら、制作に尽力する。

激しい盛り上がりがあるわけでは無い、戦時下と言う設定も決して珍しいモノでもない。でも【どう描くか?】と言う点に於いてはとっても見応えがあり面白かった。
映画制作の裏側とその完成品に釘付けになる民衆。
何故人々は映画に魅せられてしまうのか?

そしてもう一つ、
この戦時下に於いての女性地位向上と言う視点と驚くべきもう一つの女性の視点、女性賛歌としての描き方も素晴らしい。

原題「THEIR FINEST」に在る様に【彼らの最良(の時間)】がココには映し出されていると思う。

挿し込まれるコミカルな表現も秀逸!


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