マガジンのカバー画像

映画感想2023

78
観た映画の羅列場
運営しているクリエイター

#2023

映画感想『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』

原作コミック未読だけど、これ漫画だったらグイグイページめくるわぁ。 あっ、タケミッチと日向のロマンス部分はどーでもイイんだけどね。 で~も~東京卍會の結社内LOVEは気になるっしょ! てか後半の展開に“リベンジャーズ”ってタイトルそっちの流れ~ってなったけど予想は当たっているのか否か⁈ 今作は高杉真宙の千冬が良かったわぁ。 タケミッチと組んで何しでかしてくれるのか⁈ それと半間の清水尋也もイイね。 マイキーの真意は如何に?!な『決戦』バージョン早く観たいよ~。 マジい

映画感想『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』

“死者を一人も出さない”を標榜し、事故や災害現場で人命救助に当たる都知事直轄の救命医療チーム“TOKYO MER”の活躍を描く鈴木亮平主演の人気ドラマ・シリーズ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版。 TVバージョンの緊張感そのままにドラマの振り返りも差し込みながらのチーム描写は映画のみでも楽しめる様に作られている。 もちろん喜多見率いるTOKYO MERチームの活躍ありきだが劇場版は音羽の心情に焦点が強めに当たってて個人的には物凄く楽しめた。 涼香の回想シー

映画感想『search/#サーチ2』

原題「MISSING」 行方不明になった娘の消息を、父親が懸命に探っていくさまをPCやスマホの画面だけで描き出し大ヒットした「サーチ」に続くシリーズ第2弾として贈るサスペンス・ミステリー。今度は行方不明となった母親を、デジタルネイティブ世代の娘が様々なデジタル・ツールを駆使して追跡していくさまを予測不能の展開でスリリングに描き出していく。 前作は父親が娘を探す設定だったがその立場を逆転させ、デジタルネイティブ世代がPCを操る事でより臨場感とスピード感増し増しな演出に圧倒さ

映画感想『パリタクシー』

原題「仏 UNE BELLE COURSE/英 DRIVING MADELEINE」 タクシーの車窓から重厚且つ美しいパリの街並みを映しながら1人の老女と彼女を介護施設へ送り届ける使命を担ったタクシー運転手シャルルとの運命的な出逢い。 92歳のマドレーヌの波乱な人生と彼女の正体が回想と共に明かされていくのだがややサスペンス性を帯びた演出に心掴まれる。 シャルルを巻き込みつつ行先を次々と変えながら彼女は自分史を描く様にパリの街を巡る。 戦争、アメリカ兵との恋愛から始まり

映画感想『AIR/エア』

原題「AIR」 当時バッシューと言えばコンバースだった。 その後、劇中でも説明されるがadidasがヒップホップ界で席巻し台頭し始める。 世界中がこぞってを身に着ける今に思えばナイキの人気が無かったなんてちょっと想像できないだろうが…。 そんな人気低迷のナイキバスケ部門起死回生ストーリーだが80年代真っ只中のNBAを知ってる身としては当時のスター選手の名前の羅列だけでも楽しい! が、MJパッケージの【WHEATIES】を福生基地の知り合いに買って来てもらう程大ファンだ

映画感想『仕掛人・藤枝梅安2』

一作目も見応えのある序章だったが更にパワーとボリュームをアップした続編になってると思う。 相変わらず梅安と彦次郎のコンビ愛は炸裂だがそれを踏まえての今回の大仕掛は彼らの過去と取り巻く人物背景を緻密に計算された時系列や展開で描かれる事で感情移入しまくりだ。 藤枝梅安と言う男の艶めいた魅力が老若男女問わず夢中にさせると言う設定の有無も言わせぬ感がお見事! 豊川悦司以外には無い! 個人的には久々に石橋蓮司の凄味が観られて感激( ✧Д✧) キラーン 加えて、おせきさんと梅安の

映画感想『生きる LIVING』

原題「LIVING」 ※ 黒澤明監督の不朽の名作「生きる」をノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本で、イギリスを舞台にリメイクしたヒューマン・ドラマ。 人が死ぬまでに出来る事なんてほんの些細な事だろうけどそれを自分の意志でやるのか何かに身を任せてしまうのかで大きく違う。 惰性で巻かれてしまった“長い物”は解くのにどれだけの時間を要するのか? いや、気付かなければ一生解けないのかもしれない。 主人公ウィリアムズは迫る死をきっかけに人生の意義を見出すがそのきっかけはもっとも

映画感想『シン・仮面ライダー』

◆あらすじ◆ SHOCKERによってバッタオーグに改造されてしまった本郷猛は、緑川弘博士と緑川ルリ子とともに組織を裏切って抜け出す。最初はプラーナによって得た力で人を殺してしまったことに戸惑う本郷だが、クモオーグに緑川弘が殺され、死に際にルリ子を託される。本郷は覚悟を決め、「仮面ライダー」を名乗りながらルリ子と協力してSHOCKERと戦うことに。自分と同じように深い絶望を経験し「オーグメンテーション(強化手術)」を施されたオーグ達と戦うが・・・。 ◆悪の秘密結社「ショッカー

映画感想『零落』

◆あらすじ◆ 8年間、ひたすら走り続けてきた連載が終了を迎えた元人気漫画家の深澤薫。新たな漫画が描けなくなり、鬱屈した日々を過ごすうち、多忙な漫画編集者の妻との間に大きな溝が生じてしまう。そんな中、“猫のような目をした”風俗嬢のちふゆに出会い、彼女に惹かれていく深澤だったが…。 これは観る側の立場で感情がハッキリ別れる作品じゃないかなぁ。 自分が至高であり他人を侮り人間の中に住む陰鬱を露わにする落ち目の漫画家主人公。 若い頃に離れていく彼女から指摘された一言が

映画感想『シャザム!~神々の怒り~』

原題「SHAZAM! FURY OF THE GODS」 ◆あらすじ◆ 古代の魔術師より6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。しかし、見た目は大人でも中身は子ども、ヒーローとしても半人前のシャザムは、大人の事情が理解できずに神々を怒ら

映画感想『Winny』

※本作は、ファイル共有ソフト「Winny」の開発者が逮捕され、著作権法違反ほう助の罪に問われた裁判で無罪を勝ち取った一連の事件を題材に、金子氏と彼の裁判を支えた弁護士・壇俊光氏の無罪を勝ち取るまでの7年の道のりを描いた社会派ドラマ。 ◆あらすじ◆ 2002年、データのやりとりが簡単にできるファイル共有ソフト「Winny」を開発した金子勇は、その試用版をインターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」に公開する。公開後、瞬く間にシェアを伸ばすが、その裏では大量の映画やゲーム、音楽な

映画感想『フェイブルマンズ』

原題「THE FABELMANS」 ◆あらすじ◆ 1952年、両親に連れられ初めて映画館を訪れたサミー・フェイブルマン少年は、そこで観た「地上最大のショウ」の列車脱線シーンに大きな衝撃を受ける。その後、列車の模型でそのシーンを再現しようとするサミーに、母親は8mmカメラを買い与える。以来、カメラで撮影することに夢中になっていくサミー。次第に彼のつくる映像作品は周囲を驚かせるまでになっていくが、まじめな科学者の父は、あまり趣味にばかり情熱を注いでほしくないと思っていた。そんな

映画感想『マジック・マイク ラストダンス』

原題「MAGIC MIKE'S LAST DANCE」 ◆あらすじ◆ 元ストリップダンサーのマイクは破産して全てを失い、現在はバーテンとして働いていた。そんなある日、彼は資産家の女性マックスと出会い、ある依頼を受ける。依頼内容は、ロンドンの歴史ある劇場で一夜限りのストリップステージを成功させることだった。人生の再起をかけてロンドンへ向かったマイクは、さまざまな思惑を抱える人々から反発を受けながらも、世界中から集まったダンサーたちとともに人生最後のショーを成功せさるべく奮闘す

映画感想『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

原題「EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE」 ◆あらすじ◆ アメリカで頼りない夫とコインランドリーを営む中国移民のエヴリン。仕事ではただでさえ経営が厳しいのに、国税局から納税申告の不備を指摘され、家では頑固な父親の介護に追われる中、反抗的な一人娘ジョイが女性の恋人というやっかいな問題を持ち込もうとしていて、すっかり疲れ果てていた。そんな中、突然夫に“別の宇宙の夫”が乗り移り、強大な悪の存在によって危機に直面した全宇宙を救ってほしいと語り、いきな