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映画感想『シャザム!~神々の怒り~』

原題「SHAZAM! FURY OF THE GODS」

◆あらすじ◆
古代の魔術師より6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。しかし、見た目は大人でも中身は子ども、ヒーローとしても半人前のシャザムは、大人の事情が理解できずに神々を怒らせてしまい、その結果、最強の神の娘たち「恐怖の3姉妹」がペットのドラゴンを引き連れて地球に襲来。未曽有の危機を前に、シャザムは世界のためではなく、ダメな自分を受け入れてくれた仲間のために立ち上がるが……。




前作ほど気持ちが乗れなかったのは何故かなぁ?って思ってて・・・
う~ん、子供が若干成長しちゃってるからなのか前作の【意識は子供のまま、姿だけ大人のスーパーヒーロー】っつー部分が前作に比べ鳴りを潜めた感じでそのギャップを期待して行った分ちょい気持ち削がれた感あり。

が、神バトル的なスケールはデカくなりつつも主人公が成長したとは言えそこは10代の脳みそ、【人助け】と言うホントにストレートな純粋さや素直さと家族の関係性をより強くする筋書きは後半に行くほど楽しさを増す。

今作はフレディと最強の神アトラスの娘アン(アンテア)とのロマンスもあったりで思春期の男子あれこれが絡んでくる設定。

このアトラスの3姉妹ってのが「えっ?アナタたち姉妹でございますか?」って位姉妹じゃない!(笑)

1人は最悪なほどに極悪非道。そんな神カリプソをルーシー・リューが演じてるんだけど今まで彼女の悪役ってのをあまり観たことが無い気がして凄く新鮮だった。

長女?が「この役でいいの?」なデイム・ヘレン・ミレン!凄く楽しそうだったと思うけど仕事の選び方が大好き!!ワイスピに登場した時はマジびっくりしたけど今作も前情報なかったら相当びっくりだったかもねww

フレディの彼女になる?アンちゃんを演じたのがスピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』の記憶に新しいレイチェル・ゼグラーで彼女が結構キーなのよね。

神の娘って言ってもタイプがこんなに違いますか?って感じで『良い子悪い子普通の子』みたいな・・・いや違うけど!

この3人が封じられてた力を解放されて、やりたい放題己の欲を満たそうとするタイプと初めは乗るけどそれを見かねて気持ちを入れ替えるタイプと初めから目的に忠実にそれをただ全うしようとする真面目タイプっていう人間の心理三原則みたいな感じあって友達にしたくないNO.1の神・カリプソがマジ暴れ放題なの良かった。街は最悪だけどね。


細かなアイテム達やクリーチャーも若干『何かの映画っぽい?』と既視感感じつつも全体を満たす“ご陽気さ”がそんな疑心を吹き飛ばしてくれる。

予定調和も全然OK!ww 
無知から来る軽快さでヒョンヒョン乗り越えちゃうもんねー(笑)

そして、その若さは何かの為に謳歌せよ!ってね。

若い時に何がやれたかは年を重ねた時にホント糧になるから。

続編あるみたいだけど彼等の成長とシャザムと言うキャラにどう折り合いを付けていくのか見届けたい気満々よ。


そうそう、ビッグゲスト来るよ!(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
だーい好き❤︎


1作目忘れちゃってる人は復讐が少し必要かも・・・。
公式ホームページに振り返りコーナーあり。


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