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Iの悲劇

いつもお読み頂きありがとうございます。
全力教室 古川でございます。

ゆっくりと過疎化が進み活気を失う美しい龍間へ、子育て世代のご夫婦が喫茶店を営むような、商業施設の誘致が地域復興となる。
その為にnoteを用い反響を取り、大阪府大東市龍間に移転して成功したモデルケースとなる。
これが私の使命だと考えております。
どうか皆さま、一度体験にお越し下さい。


久しぶりに本を読み終えました。
2週続けてたつま夏祭り&リモートLIVEを敢行した結果、私の全精力はスッカラカン
車で片道30分の道のりを、赤信号2回飛ばしかける自体。
とてもマズい。

LIVE終了後実務以外を全て睡眠にあて、時間を体力回復に費やしました。
甲斐もありHP(ヒットポイント=体力)はある程度回復しましたが、MP(マジックポイント=魔力)はいまいち。
魔力とは要するに人間界でいうところの知力です。

MPが欠乏している時の回復法は、読書が一番。
脳内が精査され、思考が深淵に沈み、心の奥に充足感が戻ります。


以前私がnote記事作成時に色々と勉強させていただいている、みねのもみぢばさんがご紹介されていた、数学専門の国語教師オニギリさんの記事。

こーれーは凄い。
そもそも書き出しにあるように、一記事作成に半年掛けたとのこと。

この時点で私とは勝負になっていませんね。
今年の創作大賞応募作品でさえ合計20時間ほどですから、記事の完成度が私とは10倍以上違うなと感じました。


記事作成時の理念がそもそも私とは違うと思いますが、それでも同じことをやれと言われたら、果たしてできるものか。
全文に言えることですが、読んでくださる人のことを考えた心遣いがとてつもないです。

私などはYouTubeの動画を貼り付けすぎたら、重さで全然読めないなどを今さら知っている状況ですが、パソコンでもタブレットでもスマートフォンでも読み易いよう、熟慮構成されています。


その上で、記事の内容がミステリー仕立て。
こりゃあかん、読書はミステリー小説一択の私にとって、ジャンルでも引き込まれます。
読み物としても、次は次はと気になるばかり。
見るだけではない、読み進めるとはこのことだ。

読み物としても一流なのに、読者を配慮した記事の構成、装飾技術。
半年を掛けて書き上げる情熱。

数学専門の国語教師オニギリさんがnote創作大賞受賞なら、誰が読んでも納得の一記事だと思われます。


あまりの記事の素晴らしさに、僭越 せんえつながらコメントさせていただきました。
面識なくこちらが勝手にコメントしていますので、返信なくても当たり前だと思っていましたが、丁寧で気さくな返信をいただきました。

また、まさかの私のnote創作大賞応募作品も読んでくださり、コメントいただけました。
ありがとうございます。

私の記事👇

そのコメント内に、数学専門の国語教師オニギリさんから本のお勧めをいただきました。


一応読書好きを謳っているのですが、何故かあまりお勧めされない私。
不思議だ。
他者へ不必要なプレッシャーを与えないのも、今後の課題です。


過疎化する村が舞台の話をお勧めする時点で、私の記事をちゃんと読んでくれている証。
とても嬉しいです。
今日日地方ではどこにでもある問題を舞台に、何だかとても不思議な展開を繰り広げます。
そもそも私は過疎化の進行する土地で暮らしていますから、我が事として重なるシーンが多々ありました。
共感点の多さだけでも私には非常に刺さる作品です。

また、主人公を筆頭に、役所の人物設計がとても上手に描けてしました。
というか、普通の市役所員でこないな人おるかな?(失礼!)と思えるほどの濃さ。
そして、何だか肩甲骨辺りにねっとりと絡みつくような悪寒。

読了後こちらの小説を調べてみましたが、ミステリー&ホラー小説なる評価がされていました。
なるほど!言い得て妙なり!
私の心象と重なりました。
ありそうでなさそうな謎を解き明かしながらも、身近で起こればゾクッとするような現実的な内容。
ワクワクとゾクゾクが同時進行します。


オチは素晴らしいものでしたが、どんでん返し系のミステリーを読み漁っている自分には、犯人役はここしかないだろうと、検討は付いておりました。
しかし、であろうとも本人たちの口から事情説明を聞きたくなるほど、登場人物の魅力が素晴らしかったです。

短編小説をまとめた作品なので、毎度犯人と事件内容は違います。
むしろ、その方が私にとって現実的な問題と重なりましたので、龍間で発生した場合の対処法などを妄想し考えるキッカケとなりました。


最後はリアリズムに満ちた内容で終わります。
決してハッピーエンドではありません。
告白を書いた湊かなえさんを筆頭とする、これぞイヤミス。

イヤミスとは、読んだ後に「嫌な気分」になるミステリー小説の一種


しかし、リアルが常にハッピーエンドなら、誰も苦労せんってね。
過疎化地域のリアルな現状(まあ実際に住んでいるから知らないわけではない)、過疎化地域の国との関係を勉強させてもらいました。

では、私に何ができるのか。
ここが本質ですよね。
客観的に見ても、非常に特殊なポジションに居ると思います。

だからこそ、私だけの取り組みがあるとも考えれますので、やります・やれます・やってみせます、ですね!
誰にも出来ないと思われるような、変なこと考えよ~そして実行しよ~うふふ。


Google様いわく、米澤穂信さんの最高傑作は折れた竜骨だそうです。
こちらも読んでみよう、そうしよう。
あぁ…また購入済で読めていない作品があるにも関わらず、素晴らしい作家を知ってしまった。


数学専門の国語教師オニギリさん。
お勧めしていただいたIの悲劇は、一晩で一気読みできるほど面白かったです。

ワクワクドキドキ

…ゾワッ!


新感覚でした。

出会った時から愛し、お世話になった方が何人もいる龍間に何かできないかと、今年のnote創作大賞は龍間に対しての記事を書きました。

事業の目的は社会意義だと考えておりますので、世の為人の為事業の為、日々足りぬ頭を用いて試行錯誤しております。


ミステリー小説自体が大好物にも関わらず、過疎化地域にたいして勉強にもなる小説をご紹介いただき、誠にありがとうございました!
小説はハッピーエンドじゃなかったけど、私はとってもハッピー!!!


最後までお読み頂きありがとうございました。

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