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モロッコの世界遺産「古都フェズ」

フェズはモロッコの北東部に位置する都市です。モロッコの文化的中心地とも評されており、壁で囲まれた旧市街フェズ エル バリで知られています。この旧市街には中世のマリーン朝の建物や活気に満ちたスークがあり、旧世界の雰囲気が漂っています。旧市街にはまた、14 世紀のブー イナーニーヤ マドラサやアッタリーン マドラサなどの神学校があり、両校とも見事な杉の木工細工と装飾タイルによる内部装飾が施されています。

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■ブー・ジュルード門
旧市街の正門とされる門です。外壁と柱頭は幾何学模様が印象的なズッリージュというコバルトのタイルで装飾されており、馬蹄型のアーチ門です。

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■ブー・イナーニーヤ・マドラサ
1356年、マリーン朝のアブー・イナーン・ファーリス王によって建設されました。ミナレット(小塔)が併設され、非ムスリムも見学することができます。

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■カラウィーン・モスク
カイラワーン地区にあり、859年頃建てられた礼拝堂が元になっています。10世紀に増築され、2万人収容のモスクとなりました。後にマドラサが併設され、これが世界最古のマドラサといわれています。アラブ諸国から多くの留学生を迎え入れ、学問の中心となりました。非ムスリムは入れません。

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■フェズ・エル・バリ
旧市街は、9世紀に建設された部分のフェズ・エル・バリと、13世紀に建設されたフェズ・エル・ジェディドの2つに分けられます。その中でも、フェズ・エル・バリは、チュニジアからの移住者が多く住むカイラワーン地区と、イベリア半島からの移住者が主なアンダルス地区に分かれています。

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■タンネリ
手工業が盛んで、最も有名なものはタンネリという皮をなめして染める産業です。これはモロッコでも最大規模を誇ります。また、フェズブルーという青一色で彩色した陶器も生産されています。

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■フェズの陶器工房
フェズでは「フェズブルー」と呼ばれる青と白の陶器がたくさん売られています。陶器工房に行くと、陶器職人が一つ一つ手作りで仕上げる工程を見る事ができます。

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■フェズに民家

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■古都フェズの街並み

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フェズ・エル・ジェディド
フェズ・エル・ジェディドは「新しいフェズ」という意味。13世紀にマリーン朝が王宮を建てました。現在の王宮はモロッコ国王が滞在の際使用するため、内部見学はできません。

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■メラー(旧ユダヤ人街)
ここには旧ユダヤ人街=メラーがあります。キリスト教徒によるレコンキスタ(領土回復運動)が進むと、イスラム教徒だけでなくユダヤ教徒も南下し、この地にやってきて生活を始めました。

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