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美しい世界の風景

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今迄に訪問した世界遺産や世界のカメラスポット写真集を掲載しています。
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#チュニジア

穴居住宅の街「マトマタ」

チュニジア南部に位置するマトマタは、ユニークな穴居住宅で知られる町だ。地面に掘りぬいた穴の中につくられた住宅には、先住民族のベルベル人がいまも暮らしている。12~13世紀頃、この地に侵攻してきたアラブ人から身を隠すために地面に掘った穴の中に隠れたのが始まりで、その後、穴と穴をつないだり、中を広げて住みやすくしたりして現在の姿になった。 ■ベルベル人の穴居住居 ■マトマタのホテル ■マトマタの風景 ★美しい世界の風景Top ◆Adobe Stockで写真・動画を販売し

世界遺産「カルタゴ遺跡」

古代フェニキア人の海洋国家カルタゴの名前が残るこの地は、カルタゴの中心地だったところです。カルタゴはローマ帝国によって徹底的に破壊されたため、現在、かっての姿を知ることができるものは、ほとんど残されていません。それでも、この地はフェニキア人と北アフリカ文明の融合によって生まれたというカルタゴの数少ない遺跡が残っています。 ■カルタゴ軍港 港は商港と軍港に分かれており、チュニス湾に面する商港は500m×300mの長方形、その奥(北側)にある軍港は直径300mの円形をなしており

世界遺産「チュニス旧市街」

■チュニジアの首都「世界遺産チュニス旧市街」 世界遺産のチュニスのメディナ。7世紀に建築が始まり、13世紀からはアラブ文化が体験できる街とし、世界の観光客を魅了し続けています。メディナは城壁に囲まれていましたが、今はいくつかの門を残すのみ。城門をくぐると、迷路のような路地の両側に所狭しとお店が並んでいます。 ■フランス門(バブ・エル・バハル)旧市街と新市街の間に立つ門。その奥にはメディナが続き、観光客や普段の買い物のチュニス市民が絶え間なく往来しています。 城門の手前には

エル・カンタウイ港

■チュニジアのリゾート地「ポート・エル・カンタウイ」 おしゃれな港町、チュニジアのポート・エル・カンタウイ。 ここは白人ばかりで、ヨーロッパに来たかと見まがうほどのリゾート地で、ヨットがかなりの数泊めてあります。 地中海のクルージングで入港するようです。 ここはスースの町からも近いところです。 ★美しい世界の風景Top ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

チュニジアの陶器の街「ナブール」

陶器の街として有名で、スーク(市場)を見学しながら買い物を満喫できます。ナブール焼きの工房を見学することもできます。すぐ近くにハマメットという旧市街で買い物を楽しむこともできます。 ■ナブール旧市街 スークの手前には旧市街に入る門があり、この門を入ると歩行者天国になっており安心して散策できます。旧市街は、見て歩くのはとても楽しいもの。陶器類を中心に各種雑貨が所狭しと並んでいます。 民族衣装を着たマネキンが沢山あります。他のイスラム圏のスークに比べると開放的で、自由な雰囲気

チュニジアの「カルタゴ国立博物館」

カルタゴ国立博物館はチュニジアのバーサにある国立博物館です。バルドー国立博物館とともに、この地域の2つの主要な地元の考古学博物館の1つです。建物はカルタゴ市の中心部にあるバーサヒルの上にあります。 1875年に設立され、ポエニ時代やその他の時代の多くの考古学的なアイテムを収容しています。 ■ローマ時代ののモザイク画 ■ギリシャ時代の男性の頭部 ■ギリシャ神話に登場する「戦いの神アテナ」 ■ギリシャ神話のポセイドンのようにも見えます。 ■頭部と両腕が失われた女性像。

世界遺産「アントニヌス浴場」

アントニヌス浴場は、チュニス郊外にある古代ローマ時代のローマ浴場跡。アントニヌス・ピウス浴場と表記されることもある。アフリカ属州のカルタゴに造られたこの公衆浴場は、建物の総面積35,000m²、長辺の長さが200mに達し、属州内で最大規模でローマ帝国内でも第3位の規模の施設です。 ■チュニジアの世界遺産「ローマ遺跡アントニヌス浴場」 浴場への入口通路 遺跡は、海岸に沿って200mの長さにわたって延びています。 当時、建物は2階建てで、更衣室、温浴風呂、水風呂、サウナ、プ

チュニジアの港町「モナスティール」

チュニジア中部の代表的な港町であるスースの近郊に比較的早くから開発されたリゾート地。ヨーロッパ方面からのチャーター機の発着を主に扱う国際空港を擁している。 1956年にフランスから独立を勝ち取った初代大統領のハビブ・ブルギバの故郷でもあります。この町は近代的でお洒落な町に変貌し、リゾートを十分に堪能できる町で、ここがアラブかと錯覚を起こす町でもあります。 ■モナスティールの要塞リバト 夏には国際フェスティバルが開催され、晩春には民族音楽フェスティバルが開催される。塔上からの

世界遺産「スース旧市街」

■チュニジアの世界遺産「スース旧市街」 チュニジアの首都チュニスから南へ約140km。ビーチリゾートとして知られ、「サヘルの真珠」とも称されるチュニジア第3の都市スース。かつてローマ帝国と地中海の覇を争ったカルタゴ同様、フェニキア人が紀元前9世紀に建設した古い歴史を持つ港町で、イスラムのアグラブ朝によって形成されたメディナ(旧市街)が世界遺産に登録されています。 ■グランド・モスク スースの沿岸都市にある歴史的なモスクです。建設は、アッバース朝カリフ制の家臣であるアグラビッ

世界遺産「ケロアン」

■チュニジアの世界遺産イスラムの古都「ケロアン」 チュニスから160km離れた古都で、北アフリカにおけるイスラム発祥の地。中世以来の古い街並みがよく残っていて町全体が世界遺産になっている。7世紀後半にウマイヤ朝の軍の駐屯地が置かれて以来、アグラブ朝、ファティマ朝、ズィーリ朝と歴代のアラブ王朝の都として栄えた。メッカ、メディナ、エルサレムに続くイスラム第4の聖地ともいわれ、各地から多くの巡礼者を集めている。 ■グランド・モスク 北アフリカ最古のグランド・モスクは、建立者の名に

チュニジアの「ベルベル人の穴居住居」

■ベルベル人と穴居住居 マトマタの住宅は、もともと地層が削られてで出来た山頂を利用した砦状の横穴式集落から始まったようです。集落はやがて水源のある山服に移動し、さらに平原丘陵へ下りて居住。隠れるような横穴式の住居を形成したようです。 7世紀以降にアラブ人に追われて荒涼とした乾燥地帯に移り住みこのような土穴の住居を作り上げたようです。 ■穴居住居の部屋 土をくりぬいてちゃんと寝室、台所など用途に分かれてなかなか立派な部屋が作られていました。 ■ベルベル人の女性 訪問した穴

マトマタの「スターウォーズロケ地」

ルークの家は別名「ラーズ家」と呼ばれており、チュニジアの首都チュニスからクルマで5時間ほどの場所に位置するマトマタの町にある。スターウォーズが好きならば、このルークの家に行って興奮するのは間違いない。何から何まで、あのルークの家なのだ。つまり本当に映画の世界に飛び込んで体感することができるホテルなのである。 ■レベルベレス・ホテル 現在はスターウォーズの聖地として観光スポットおよびカフェとなっています。夜はホテルとしても営業していますが、多くの観光客が始終見学に来るので、宿

チュニジアの「サハラ砂漠」

サハラ砂漠は、アフリカ大陸北部にある砂漠で、氷雪気候の南極を除くと世界最大の砂漠である。南北1,700キロメートルにわたる。面積は約1,000万平方キロメートルであり、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積である。 ■サハラ砂漠の夜明け どこまでも続く広大なサハラ砂漠から昇る朝日は本当にきれいでした。三日月が顔を出す夜明け前から砂漠の夜明けを目指す。大パノラマの夜明け、らくだの編隊、ずっと続く足跡、どれをとっても絵になる砂漠の風景でしばし非日常体験を

塩湖「ショット・エル・ジェリド」

■チュニジアの塩湖「ショット・エル・ジェリド」 日本の千葉県とほぼ同じくらいの広さ、地平線まで続くこの巨大な塩湖は、真ん中に道路が通っていて車で走ることができます。湖が水で満たされることはほとんどなく、干上がった大地のあちこちで塩が析出しています。ショット・エル・ジェリドの“ショット”とは、塩の層に覆われた湖のこです。 ■塩湖の夕日 どこまでも水平な塩湖の水平線に夕日が沈ん営来ました。日本では見たこともない幻想的な風景でした。 ★美しい世界の風景Top ◆Adobe S