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世界遺産「スース旧市街」

■チュニジアの世界遺産「スース旧市街」
チュニジアの首都チュニスから南へ約140km。ビーチリゾートとして知られ、「サヘルの真珠」とも称されるチュニジア第3の都市スース。かつてローマ帝国と地中海の覇を争ったカルタゴ同様、フェニキア人が紀元前9世紀に建設した古い歴史を持つ港町で、イスラムのアグラブ朝によって形成されたメディナ(旧市街)が世界遺産に登録されています。

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■グランド・モスク
スースの沿岸都市にある歴史的なモスクです。建設は、アッバース朝カリフ制の家臣であるアグラビッド王朝の統治時代の851年にさかのぼり、アミール・アブ・アル・アッバス・ムハンマド・アル・アグラビーによって委託されました。モスクは10世紀から17世紀にかけて何度か改装され、改良されました。

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■スース旧市街
リバトの最上部である監視塔に登れば、9世紀から今に続く迷路のような町並みが一望できます。その下には紀元前9世紀のフェニキア人の町が眠っており、カルタゴ、ローマ、ビザンチンと、この町を治めた覇者の歴史が走馬灯のように駆け抜けていくようです。

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■スースの港の街並み
ファルハット・ハシェド広場の西側は城壁に囲まれた旧市街の入口で、広い石畳の道の奥にはグランド・モスクが見えています。

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■海賊船のクルーズ
ファルハット・ハシェド広場の海側には港広場があり、割と大きな港湾が広がっています。観光海賊船も見られ明るい雰囲気です。

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■旧市街の石像
スースは古代フェニキア人によって創建され、イスラム時代には聖都カイルアンの海の玄関口として、国を代表する港になり繁栄しました。その旧市街は海に近くて雰囲気があり、世界遺産に登録されています。現在はチュニジア第三の都市で、海岸地帯は有数のリゾート地となり「サヘルの真珠」と呼ばれる人気の観光スポットになっています。

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■スースの新市街の夕焼け

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