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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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2020年11月の記事一覧

会津若松市のシンボル「鶴ヶ城」

難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかった。石垣だけを残して取り壊されたのは明治7年のことである。1384年葦名直盛がはじめて館を築き、改修を経て天下の名城となった。 ■鶴ヶ城天守閣からの風景 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

三陸復興国立公園「浄土ヶ浜」

鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストはまさに一見の価値あり。浄土ヶ浜の地名は、天和年間に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。 ■御台場展望台 浄土ヶ浜の岩肌は、5200万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩で、二酸化ケイ素を多く含むため白い色をしていると考えられています。また、マグマが流れた模様「流理構造」やマグマ

潜伏キリシタンの地「天草」

天草とは、天草上島と天草下島を中心に大小158の島々からなる「天草諸島」をさします。天草諸島のなかでも特に大きな天草上島と天草下島があります。宇土半島のすぐ近くに、大矢野島、野牛島、戸馳島、維和島、野釜島、その先の天草上島があり、それらは天草五橋と天草パールラインで結ばれています。 ■千厳山展望所 上天草松島町合津にある絶景展望台。こちらも国の名勝に指定されています。標高は167mです。山頂付近まで車で登ることができます。1637年天草・島原の乱勃発時、総大将である天草四郎

昔の沖縄を体験「琉球村」

琉球村は、沖縄の昔ながらの古民家の観賞や工芸体験、伝統舞踊の迫力あるエイサーを見て踊って楽しむことができます。村内は昔ながらの赤瓦の古民家があり、時間がゆっくりと過ぎているように感じ、どこからか沖縄の楽器である三線や太鼓の音が聞こえてきて、なんとなく昔の沖縄にタイムスリップしたかのようです。 ■村内の道 ■各地から移築された古民家 築約200年、1984年読谷村座喜味より移築。一般的民家。民家に上がってお茶が飲めます。歴史を感じる古民家です。 ■旧玉那覇家(国登録有形文

夫婦岩の「七浦海岸」

七浦海岸は相川地区の鹿伏から二見までの7つの集落をまたぐ10kmの海岸線です。典型的な隆起海岸で、穏やかな風光の中にも珊瑚が散在していて変化に富んでいます。仲むつまじい夫婦が語り合っているかのように二つの岩が並んでいることから、この名がつけられました。岸辺の岩の大きな洞窟は、縄文時代の住居跡です。 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレスからご覧ください。

宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」

宇宙科学展示室では、アメリカ合衆国や旧ソビエト連邦が開発した宇宙船をはじめとする、様々な宇宙機材を間近で見ることができます。この展示室では、ユーリ・ガガーリンによる人類初の宇宙飛行や、アポロ計画による月面着陸で活躍した様々な宇宙船が展示されており、入口から出口にかけて、人類の宇宙開発史を振り返ることができるように設計されています。最大の特長は、“本物”が展示されていることです。 ■レッドストーン・ロケット 屋外に展示されている「レッドストーン・ロケット」は、アメリカ航空宇宙

北欧フィヨルドに匹敵佐渡の「尖閣湾」

ノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから、尖閣湾と名付けられました。30m級の尖塔状の断崖が連なる景観が訪れる人々を圧倒します。一帯は海中公園となっており、揚島遊園の展望台からは全景が一望でき、遊覧船からは違った景色を楽しめます。 ■尖閣湾内を海中透視船(グラスボート) 所要時間は約15分で遊覧はもちろん、海中を手に取るように観ることができます。 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記 ◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。 下記アドレス

温泉に入るサル「地獄谷野猿公苑」

地獄谷野猿公苑は、長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置しています。標高850メートルのこの地は、一年のほぼ三分の一が雪に覆われる厳しい環境です。急峻な崖と、いたるところから立ち上る温泉の湯気、そのような光景を見た太古の人々はこの地を地獄谷と呼びました。しかし、ここはサルたちにとっては楽園。古くからこの地にはニホンザルの群れが自然のままに暮らしています。ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、温泉に入るサルとして、広く世界中の人々

世界遺産候補の「佐渡金山」

佐渡で最も有名な佐渡金山は、1601年に開山され、江戸時代を通じて徳川幕府の財政を支えてきました。金の産出地としての歴史はさらに古く、11世紀には古今物語集に「佐渡ノ国ニコソ金ノ花栄タル所」と記述される島でした。 ■宗太夫坑「江戸金山絵巻コース」 宗太夫坑は江戸初期に開発された手掘り坑道です。地下深く掘り進んだ坑道跡に、「佐渡金山絵巻」に描かれている採掘作業を忠実に再現しています。 水上輪と呼ばれる坑内水の汲み上げ作業 坑内に新鮮な空気を送り込む風送り作業 坑内の休息

因幡の国のパワースポット「宇部神社」

648年(大化4年)の創建と伝わる因幡国の一宮、宇倍神社。武内宿禰命を祀っています。武内宿禰は第12代景行天皇から5朝に仕え、360歳まで生きたとされる日本初の「大臣」ですが、宇倍神社裏手の墳丘がその終焉の地とされ、その霊跡と伝わる双履石があります。調査によると古墳の石組みの一部とのことです。明治期の5円紙幣に武内宿禰の肖像とこの宇倍神社の拝殿が使われ、お金の縁、商売繁昌のご利益があるとして参拝者が絶えません。 ■五円紙幣の図柄 全国の神社の中で初めて武内宿禰命像と共に宇倍

SEA SPICAで「瀬戸内島旅クルーズ」

新型クルーザーでグランドプリンスホテル広島のホテル前桟橋から出港します。観光型高速クルーザー「SEA SPICA」(シースピカ)の航路は広島港と三原港を約半日かけて走り、瀬戸内の中でも特に風光明媚なエリアで、多島美と島の魅力に出会えます。船内ではマリンガイドによる周辺エリアの見所や歴史・文化のご案内とともに、海上ならではの風景を満喫しました。 ■グランドプリンスホテル広島のホテル前桟橋 広島湾と瀬戸内海国立公園を見下ろす、高層のモダンな高級ホテル。 ■小麗女島 広島県呉市

高松からフェリーで「小豆島へ」

美しい海に囲まれ、年間を通して温暖な気候の小豆島。オリーブ公園やエンジェルロードなど、インスタ映えするスポットが多く女子旅にも人気です。 ■高松駅 日本でも珍しい頭端駅として有名なJR高松駅に降り立つ ■高松東港 備讃瀬戸東部の中央部に位置しており、本州や小豆島、直島諸島などの離島と四国を結ぶ海上交通の要衝です。 ■瀬戸内海のフェリー 高松東港から小豆島土庄港フェリー乗り場までは、約1時間の船旅です。 ■小豆島土庄港 土庄港観光センターは、小豆島の旅に欠かせない色んな

呉港と海上自衛隊呉基地

海上自衛隊呉基地は、かつて「東洋一の軍港」と謳われた、神奈川県横須賀市の横須賀港と並ぶ、海上自衛隊の主要基地です。呉艦船めぐりで観られる艦船は実に多彩。海上自衛隊の潜水艦や護衛艦など盛りだくさん。大迫力の艦船を間近に眺めながらのクルージングは呉ならではの魅力です。 ■小麗女島 広島県呉市、大麗女島の隣にある無人島。太平洋戦争中には海軍所有となり、見張所が置かれた。 ■呉港 呉港は,瀬戸内海のほぼ中央,広島湾の東側入口,西芸予諸島の北部に位置しています。戦前は,海軍工廠が置

ウサギと触れ合う「大久野島」

大久野島は瀬戸内海に浮かぶ周囲4.3kmの小さな島です。多数のうさぎが生息していることから「うさぎの島」と呼ばれ、国内外を問わず多くの観光客が訪れます。「猫島」と呼ばれる島は数多くありますが、「うさぎの島」はこの島しか聞いたことがありません。また、「毒ガスの島」として知られています。 ■ウサギ島 大久野島の桟橋に降り立つと、いきなりうさぎさんチームの大群が。 大久野島にいるうさぎは700匹とも800匹とも言われていますが、この桟橋付近と大久野島ビジターセンター付近、そして島