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書道を続けてみると

ある美術家がきっかけで感銘を受け、書道を再開して数年経ちました。

といっても仮名書道なので、使うのは小筆。


仮名なので文字の原点になるもの、今では使われない"変体仮名"も多く学びます。

(一つの音に対して、いくつかの漢字があった"ひらがな"ですが、1900年の小学校令施行規則によって一音一字になりました。その使われなくなった字体を変体仮名と言います。)

外国語や古代文字など見るとワクワクする私は、外国語を学んでいるかのような楽しみもあります。


書は芸術という言葉。

リズム、背景、文字の使い方、余白の取りかた、墨の継ぎ方、線の強弱、呼吸、筆のバネ・・

など、ただ文字を書くだけでなく、もっと深い領域のものだと気付き、その奥深さにはまりつつあります。


何て書いてあるか分からん・・

と思う人は、絵を見るのと同じように見てもいいと思います。

微細な線の動きや美しさを感じられるような気がします。


腰を据えて集中することに慣れ、心が静かになる。

そんな変化も自分自身の中にあったりしますね。


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