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和紙と墨とに魅了され。

大人になって書道を再開して、紙の種類がものすごくあると知って興味をそそられた。

教室で勧められる紙や筆や墨もいいけど、勧められるがままにしない私は、こそこそ自分なりに自分の良いものを探している。

漢字用、かな用、手漉き、機械漉き、国産、外国産…などなど。迷うけど楽しい。

でも、ペーパーレスと言われる時代。

書道もホワイトボードのようなものに筆に水を付けて書くような書道セットがあるみたい。

何とも味気ない。

紙の薄さ、触った感触、透け具合、墨のにじみ具合、墨の香りなどは、紙と筆と墨が揃って、自分の五感で確かめるもの。

私の故郷の岐阜県は美濃和紙だったり、美濃焼だったり工芸品も豊かにあります。地元に帰って改めて訪れると、年々良さが解ってくる気がします。

昔から変わらないことの美しさもいいですよね。


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