イタリアと映画とコミュニケーション
近況報告
・ボンジョルノ ア トゥッティー!
夏休み最初のイベントはイタリア旅行です。昔からイタリアの食、町並み、国民性に憧れてきました。少ない貯金をはたいて約一週間の海外旅行へ行きました。
イタリアのメストレはベネツィアの隣町で、観光地ではないけどイタリアのリアルな雰囲気が感じられて散歩するだけでもワクワクしました。あとなぜか旅行中にちいかわにハマりましたw
最近の作品
・ウルトラマンが怪獣の子供を育てる話。ボクと飼い猫を見ているかのようで、見た日の夜に泣きました。手が掛かるけど、いとおしい存在。これが愛なんだなぁって凄く感動しました。次回作もあるみたいなので楽しみ!
片道16時間の飛行機で見た映画感想
カンフーパンタ4
・知らない間にやっていた4作目、無印には敵わないけど2も3もポーの面白かっこいいカンフーアクションは4でも健在。タイランは世界一イケメンのユキヒョウ。
ミッションインポッシブルデッドレコニングパート1
・めっちゃ面白かった。イーサンもすっかりベテランになった感じで世代交代が見えてきた。ペギーの女優さんかな?
ゴジラ×コング新たなる帝国
・トカゲ猿ゴリラ猿な大迫力映画。とにかく言葉とかいいから感じろ!
北極百貨店のコンシェルジュさん
・全く存じてなかったけど、アニメーションもストーリーも面白すぎて、絶命した生物のお客様もキャラデザがみんな可愛くて
楽しめました。
ミッチェル家とマシンの反乱
・現代のネット依存が原因で家族の関係が離れている問題をコメディ強めに描いています。昔なら親に聞いていたことを、今は検索して解決する現代、親子関係の変化はボクも考えさせられました。
ザスイッチ
・入れ替わっちゃった!的なコメディかと思ったらホラーだった。
ホーホケキョとなりの山田くん
・ネトフリでジブリが見られるようになったみたいで、これからは円盤を買わずに見れる!線がアナログタッチで優しく、どこにでもありそうな昭和の一般家庭を描いた作品。もっとのの子ちゃんの活躍見たかった。
ウォンカ
・チャリチョコはボクのNO.1映画なので、今さらリメイクは抵抗あったけど、新ウォンカのビジュアルかっこいいし、ミュージカルも楽しくて若き日のウォンカが成功するまでを描いている。ファンタジーな前作より現実的な印象で、前作とは世界線を分けて考えてもいいかな。
ET
・イタリアのボクは旗から見ればET並みの言語力しかなかったけど、流石はスピルバーグ。月のシーンしか知らなかったけど、個人的面白い映画の3大条件、
1:物語の分かりやすさ
2:それでいて驚かせる展開
3:キャラが魅力的か
が、全て入っていました。
シング2
・吹き替えだったんですが、前作の内村さんが正直、棒っぽくてミュージカルシーンだけが魅力だと思ってましたが、前作より格段に内村さんのアフレコが上手でビックリしました。スキマスイッチにMISIA、B'zの稲葉さんも出てる凄い映画です。
イタリア旅行で学んだこと↓
伝える難しさ
・空港で外国人と話すとき、何を言っているか分からない、バス停でも何て書いてあるか分からない。イタリア語は簡単に勉強してきましたが、単語を並べるくらいしか出来ないので早口で話されると全く分かりません。でも、レストランならメニューの写真を指差したり、機内食も「ME TO」と言っての隣の人と同じものにしたり出来るし、グーグルマップにグーグル翻訳を使えばかなり楽に伝えることが出来ます。実際、マルコ・ポーロ空港で怪しまれて取り調べを受けた時もグーグル翻訳でやり取りして無事に入国しました。話しが通じないなら他の方法を探す、コミュニケーションは伝える意志が強ければちゃんと伝わるし、こっちが聞く方でも、相手の理解できます。滞在中も「ボンジョルノ(こんにちは)」「ペルファボーレ(お願いします)」「スクージ(すいません)」「グラッツェ(ありがとう)」の4つだけでホテルのチェックイン、買い物や注文をして成功しました。
自立の意味
・24歳のボクは一人暮らし3年目。でも、改めて大人になるってどういうことか考えると、何でも一人でやれることじゃなくて、素直に助けてって言えることだと思います。自分に出来ることは自分でやって、難しい時や困った時は強がらないで人に頼ることが出来る。つまり、周りと積極的に繋がることが自立なんだと思います。
人は悩んだときに、自分の知識と他人の知識の2つを判断材料にします。ネットも他人の知識の集まりです。
空港では周りに質問しないと分からないことだらけ、ドーハやイタリアでは言葉が通じませんから、さらにハードルが上がる。でも、一人で出来ることは小さいもの、ルフィも仲間がいなければ冒険できません。
今回のイタリア旅行で、人に頼る勇気の大切さに気が付きました。
イタリア人と日本人
・後ろの人に一言もなしに座席を最大まで倒したり、字が汚くてホテルの部屋番号が分からなかったり、バスで勝手に音楽をかけて騒いだり、日本人に比べるとひたすらに自分勝手なところもあります。でも、積極的に他人に質問したり、初対面の人ともすぐに笑い会うくらいフレンドリーな国民性。座席のことも後からちゃんと気が付いて謝っていたし、何だか嫌いになれない魅力がありました。子どもは世界のどこにいっても同じです。無邪気で元気一杯。
日本人は礼儀正しいし、他人を気遣える良い人が多い、しかしそれが行きすぎて嫌なことを我慢したり、言いたいことを言わなかったりしてしまう。イタリア人の純粋な明るさ、わがままだけど素直でもある明るい国民性、やっぱりボクはイタリアが好きです。
日本の朝8時、イタリアでは深夜3時。
時間の感覚が違うのも新体験、最終日にはお味噌汁の味が恋しくなりました。
飛行機の長旅は大変だけど、またイタリア旅行したいなぁ~