ヤバイ!手塚プロ公式の「火の鳥解説」が最高に面白い!
今回は「公式の火の鳥解説動画」がめっちゃ面白いをご紹介します。
タイトル通り手塚プロダクション公式からめっちゃ面白い「火の鳥解説動画」が公開されました。
何が面白いってチープ感が最高なのであります。
トーク内容、テンポ、掴み、動画の長さどれも完璧。
マジでこの動画見たとき震えました。
いよいよ公式も本気出してきたな。と。
公式がこういうやつ出して来たらもう誰も勝てませんぜ、マジで。
冒頭に、手塚ファンをちょっといじる件があるんですが
この辺りの保険のかけ方とか、いや上手いなぁと思いました。
ボクも常々これを感じているんでこのテンポ感は最高です。
それでいて「火の鳥」という作品を初めて手に取る初心者にとって
ちょっと敷居が高いところがあると思うんですけどそこをギャグを交えて分かりやすく紹介していて見事!
見やすく流れもいいし、言葉の選び方も秀逸。
実際コメント欄でも「一言コメントがいい」と触れられているので
しっかり視聴者にその狙いが届いている証拠です。
これは、初心者ならずとも往年の手塚ファンもぜひ見て欲しい。
こんな素晴らしい動画が一つでも多く配信されてくれることは
ファにとって本当に嬉しいことであります。
ただあまり再生数が回っていないいようで(笑)
好評だったらまた次もやると言っておられるのでぜひこのままボツになってしまわないためにも皆さんで覗いてみてください。
純粋に面白い動画なので一度は見る価値あると思いますよ。
今では手塚治虫と言う名前は知っていても作品は知らない、読んだこともないという人が増えているので放っておくと本当に手の届かない漫画になってしまいます。マンガとは神棚に飾っておくものではなく、こすり倒してなんぼの娯楽です。ぜひぜひ、ご覧になってみてください。
そしてもうひとつ最近の面白い動画をご紹介します。
それは「夜ふかしの読み明かし【読書・哲学】」と言うチャンネル。
これがまた面白い。秀逸に面白い。
色んな本の解説、読書感想会を配信されているチャンネルなんですが、
なんと火の鳥の全話対談やってます、
全話ですよ(笑)
正確にはこれから全編、配信されるようで
2023年11月今現在では「黎明編」から始まり連載順の「鳳凰編」まで公開されています。
出演は文化放送のアナウンサー西川あやのさんと哲学研究者の永井玲衣さん
そして芸人の大島育宙(やすおき)さんの3名で
作品内容の感想はもちろん、火の鳥って一体なんなの?とか
三名が気になったキャラクターとか「やばいコマ選手権」など結構マニアックな会話が炸裂していて火の鳥ファンにとっては非常に面白い内容になっています。
内容も面白いですけど
シンプルに頭のいい人たちの火の鳥談義が聞いていて耳心地がいい。
語彙力も高く刺激に満ちた人たちの会話って永遠に聞いていられますよね。
それでいてその話題の中心が「火の鳥」ですから、
この動画を見つけたとき「マジで!」って叫びましたよ。
シタリ顔が止まりませんでした。
哲学、読書って括りの中に「火の鳥」があるのも嬉しいし
とにかく最高ですこのチャンネル。大好きです、うん。
元々ポッドキャストで配信されているものをyoutubeで配信されているのだと思うんですけど音声も聞きやすくて、ラジオ感覚で聴けるのでぜひ聞いてみてください。
今後、太陽編まで随時公開されていくまでめっちゃ楽しみにしております。
前回の「火の鳥エデンの花」の感想配信の時にも思ったんですけど
火の鳥談義ってやりだすともうみんな止まらなくなるんですよね。
「火の鳥」みたいな受け手側の感性を揺さぶって誤読の余地を残す作品って
明確な答えがないので永遠に語り散らし続けられます。
もうこの際、学校の読書感想文の課題図書にしたらいいんじゃないかなとすら思います(マジで)
特に今って学生の感想文が描けない問題とか
正解がないと何もできない病ともいわれているそうなので
マンガがその問題の解消になれば活用してみてはいかがと思うんですが…。
関係者の皆様がもし見ておりましたら
検討してみてください。
余談になりますけど、なんでもかんでも人の意見に過剰に反応して攻撃する社会が自分の意見を言えない環境にしてしまっている側面もあるのかなと思います。
人と違う意見を言うのってやっぱり怖いです。
叩かれるという感情が邪魔をして自分の意見を言えなくなるということは現代社会では普通に起こり得ていると思います。
もちろん誹謗中傷、批判はダメですけど、
それと反対意見とは全く別物ですから。
人それぞれ感受性も違うし、感じ方も違う、受け取り方も違う
だから反対意見もあってしかるべきだし、むしろなきゃいけない。
でないと、皆同じ方向に向いちゃったらそりゃあ
どっかの独裁国家見たいになっちゃうんで。ええ、、
はい、話、話逸れたので戻しますが、、、
そもそもマンガの感想に正解も不正解もないわけですから
自由に感じて自由に語る場があるっていいことです…。
この「夜ふかしの読み明かし」チャンネル
ぜひご覧になってみてください。オススメです。
そして最後に以前にお伝えしておりました
AIの力を使ってブラックジャックの新作を作り出そうという「ブラックジャックAI企画」その公開日が発表されました。
11/22発売の週刊少年チャンピオン52号にて掲載決定。
いや~楽しみです。
結果はどうあれめちゃくちゃ楽しみです。
おそらく納得のいく仕上がりにはならないと思いますけど(笑)
そういう事ではなく、ワクワクできる楽しみがあるっていいですよね。
何年ぶりでしょうか、こういう週刊連載の発売日を待つ気分って。
マジで久しくなかったと思います、
まさに期待と不安が入り混じる気分であります。
そして11月20日にも「ブラックジャクミッシングピース」なる未収録原画集の発売ということで今年は手塚治虫廻りが本当に賑やかでファンにとって嬉しい限りであります。
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