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戦争を知るために手塚治虫作品を読む

2023年2月に広島市立小学校の平和教材から「はだしのゲン」が削除され話題になりました。

描写が過激とのことで制限を設けたそうです。
「怖くて読めない」という若者の声もあるようで
教育現場から貴重な資料が消えています。

ページをめくれない人の声が大きすぎませんか。
そのページは絶対に閉じてはいけないページだと思います。

人類にとって
人類の歴史上最も重いページが
世界唯一の被爆国から消えようとしています。

でもそれは
どんな理由であれ決して風化させてはならない歴史の1ページです。

日本人なら目をそらさず真正面から受け止め
そして紡いでいくことが日本人としての宿命ではないでしょうか。
むしろ日本人だからこそ後世に伝えていくことに
非常に重要な意味を持っていると思います。

「これだけは断じて殺されても翻せない主義がある。
   それは戦争は御免だということだ」             手塚治虫


「漫画の神様」手塚治虫も多くの作品で戦争の悲惨さを伝えています。
手塚治虫自身が戦争体験者のひとりでもあり、その作品に触れるということは体験者の声を聞くことと同じ意味を持ちます。

戦争を体験していない世代が戦争とはなんだったのかを学ぶ上で
経験者の体験ほど優れた資料はありません。

マンガという語り部を通じて今一度
戦争について考えてみてはいかがでしょうか。

過去に投稿した「手塚治虫と戦争」の関連記事を紹介します。
ぜひ読んでみてください。








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