大手通信キャリアからシリコンバレースタートアップに転職して6ヶ月たった感想
6ヶ月たって感じていること
とにかく充実している
とにかく仕事が充実していてハッピーに毎日過ごしている。大手通信キャリアでこのままで良いのかって悶々としていた日々に比べたら圧倒的に充実している。充実していることさえ感じず、熱中しながら毎日があっという間に過ぎていく。
付き合う人が変わった
大手通信キャリアにいたときは、大手企業のIT部門のサラリーマンが相手だった。今は大手企業の新規事業やDXを推進する人たちや、スタートアップの経営者や事業責任者と一緒に事業を作る提案をしている。サラリーマン同士の仕事から、イントレプレナーやアントレプレナーと仕事をすることができるようになった。一緒に仕事している人が魅力的で、それに合わせて自分も魅力的にならなければいけないので成長につながっている。
また、スタートアップならではの戦い方もしてて、ベンチャーキャピタル経由で経営者を紹介してもらったりして、ピッチイベントで出会ったスタートアップ経営者と商談に繋がったり、CxOクラスに会社の名前を使わずに、期待値だけで心を掴みにいくって仕事もしている。
会社の名前で仕事をする環境から、会社と自分の未来を売る環境になった。
最初の計画と変わったこと
当初はマネージャーとして1-10を作れる組織を作ろうと思っていた。中に入ってみると0-1をもっと作らなきゃいけないフェーズだと言うことがわかったので、マネージャーを目指すことをやめてリーダーを目指すことにした。マネージャーは部下を動かす人、リーダーは自分で切り開く人って定義。
良くなかった事
転職する前はいろんな困難や辛いことがあるんだろうなって思ってたけど、ほとんど辛いと思ったことはない。ほとんどというか全くないかもしれない。強いて言うと、昨年度比2-3倍の成長を目指しているのでそこを達成するために考えるのが大変かも。まあ、これは普通に仕事してても一緒だからな。
メディアから取材を受けかけた件
大手企業からスタートアップに転職した人に取材しているってメディアから取材を受けかけて、取材対象にするかしないかのインタビューを受けた。その取材のテーマは「大手からスタートアップに転職して困っている人が困難を乗り越える」みたいなものだった。困ってることありませんか?って何度も聞かれたけど、楽しくやりがいを持って仕事してしまっているので、あんまり良い話題を提供できなかった。
多分世の中には私みたいに大手からスタートアップに転職して、天職にありついて毎日充実していて、将来の不安とか特にないよ、だって成功するって確信しているし、会社ダメでも自分の力で生きていける確信を持てるようになったし、って人もたくさんいるんだと思う。が、多分みんなが見たいのって苦労している姿なので、楽しんでいる人はあまり世の中に出てこないで、苦労している人ばかり世の中でクローズアップされる。こうして、スタートアップへの転職=苦労・不安・リスク、大手=安泰・成功、みたいなイメージが固定化していんだと思う。大手で成長とめて市場価値を減らしていくほうがリスクだと思うんだよな。
次の6ヶ月について
ビジネスに責任を持っているので、必ず目標の売り上げを達成する。顧客と新しいビジネスを作る。テクノロジーで世の中を一歩先に進める。
今は自分で一つずつ切り開いているけど、同じくらいに動ける自分のコピーのような部下を作ろうと思う。自分だけでは限界が来るので、n倍にできる組織作りの種まきをしておく。
まとめ
まあとにかく仕事は充実していて、自分の全部を出して戦ってて、成長も実感できて人生が格段に楽しくなった。こんな6ヶ月は社会人人生20年で初めてかもしれない。
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