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インスリンと、恐怖の活性酸素

健康であり続けることは、
意外とシンプルな生活習慣
実践なのかも知れない。

そう言うことで、まずは食事! 健康の源!!

なんちゃって医学博士の私ですが、
実に「インスリン」って
不思議なホルモンだと思う。

バックアップが無いのよ。

血糖値を上げるホルモンは5つも6つもあるのに
血糖値を下げるホルモンはインスリンのみ。

不思議だ・・・、何で?

きっとそれは「人類の歴史」が
飢餓との戦いだったことから来ているのだろう。

インスリン(追加インスリン)が
日に何度も出るような食事が
できるようになったのは、
日本ではここ70年ぐらいの話だ。

元々、数万年におよぶ狩猟時代には、
インスリンで血糖値を
下げなければならないような食事は、
1年間に数回しかなかっただろう。
それは運よく森の中でクリやイモ、
果物などを見つけた時ぐらいだったろう。

そんな飢餓状態に人間の体は適応している。

しかし今はどうだい!
ほとんどの人が、
日に何度も、
インスリンが出まくる食事している。

身体はまだ、
そんなインスリン出まくり生活
対応できていない!

インスリンが出過ぎると、
猛毒&炎症物質の「活性酸素」が大量に出る。
これが日に何度も出るとなると、
人間にはそんな大量の活性酸素を
処理する能力がないから、
体中の至る所で炎症が起きてしまう。

血管の中では、炎症が起きて傷ついた内皮細胞を
コレステロールが集まってきて、
細胞の内側に入り込んでまで修理しているが、
修理が追い付かない・・・。

しかも活性酸素は、
せっかく修理のために集まった
コレステロールを酸化して、
役に立たない「酸化コレステロール
にしてしまう・・・。

酸化コレステロールは「異物」だから、
処理するために、
貪食細胞(マクロファージ)が
内皮細胞の内側に入り込んで、
体内に取り込んで処理しようとする。

泡沫細胞」の出来上がりだ!!

それが血管の壁に溜まりに溜まって、
動脈硬化(※1)となって、
脳梗塞や心筋梗塞の原因となる・・・。

加えて、60歳を超えると動脈硬化(※2)
どんどん進むから、
病気になる確率はガツーんと上がる・・・。

60歳を過ぎたら、
インスリンの出し過ぎには注意、注意!

※1:粥状動脈硬化
※2:メンケベルク型動脈硬化(中膜硬化)


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