拝啓、妻へ ぼくらが目指すのは資源が循環する暮らし。
拝啓、妻へ
移住地探しも早2カ月。自分達が求める暮らしもより具体的になってきました。
どうやらぼくらが求める家は、農園にあるような家。コンクリートで覆われてなくて、周りの環境にも人にも開かれていて循環する家、そして手仕事にあふれている家。
今回はこの辺のキーワードをもう少し具体的に(抽象的に?)できたらと思います。
一大テーマは循環
ぼくらの”暮らし”を考えたとき、一番わかりやすいテーマはきっと ”循環” 。イメージしやすいのは食べること。
家の前に畑があって、野菜を収穫して、料理して、それを食べて、余ったものは鶏のエサにして、卵や肥料をもらって、理想をいえば自分達のうんこも肥料になって、それでできたものをまたいただいて…のぐるぐるまわり。
このぐるぐるまわりを、エネルギーとか水の利用だとかもやっていきたいし、それができる家をつくりたい!っていうのが2人の共通した思いだとおもう。
この 循環=ぐるぐるまわり とはどういうことなのかをもう少し考えていきたい。
資源の”循環”の反対は?
今ここでいっている循環は、”資源の循環”だとおもう。じゃぁこの循環の反対になっているのはどんな状態だろう?つまりぐるぐるまわっていない状態。わかりやすいのは今のエネルギー。
化石燃料を掘って、燃やして、電気にして、エアコンとか冷蔵庫のエネルギーにする。おしまい。
まったくぐるぐるまわってない。これをみると、ここでいう循環の反対は、”搾取” とか ”盗む” って言葉が当てはまるのかも。
ゴミが出るというわかりやすい資源の搾取
ごみがでるってのももちろん循環してない。どこかで資源をとって製品に加工してごみになっておしまい。だから、循環する暮らしはごみが出ない暮らしともいえそう。
人が森に生きてたような時代 。言葉があったとしたら、”ごみ” を意味する言葉もそんな概念すらなかったはず。ごみが出るってことそれ自体がうまく回ってないっていうわかりやすい指針なんだろうな。
循環とはいうけれど…
太陽はただただ毎日登ってくるし、当然のように風が吹き、そして踏みしめる大地がある。昔となんら変わらず今も、循環から外れたところから、圧倒的にただただ一方的に恵みを与えてくれる存在がある。
めちゃくちゃ豊かなことだなぁと思う。今よりもっともっとうまく生きていく方法があるはず。
ここまでで、つまりぼくらの目指す暮らしとは?
ここまでをまとめると、ぼくらの目指す暮らしは、”自然環境や地球から資源を盗まず、循環の中にある暮らし”といえそう。自分達がそこに暮らし、生活し、活動すること。それ自体が循環の和の中に入り込んでいるようなイメージなのかな。その感覚はきっと、"豊かさ"にもつながると思う。それができる知恵は今のぼくらには乏しいけれど、そういったことを少しずつ身につけていきたい。
そしてできることなら、産業革命以降、人がものすごいスピードで資源を搾取し続けたことを考えると、ただ循環するだけでなく、より資源が豊かになるようにしたいなと思う。
もし薪にするために木を1本切るのであれば、こどもたちのために木を2本植えるように。
おわりに
妻へ
今回まとめたのはきっと2人でもう共有できているところ。こんなところに住みたい、家を作りたいといった2人のわかりやすい動機が”資源の循環”だとおもう。次からはいまいちまだ共有できていない、他の循環、ぐるぐる回りについて書けたらと思います。もしなんかしっくりこないってところがあったら教えてね。
ここまで読んでくれてありがとう。
妻以外の人へ
読んでくれて本当にありがとうございます。
私たちは今移住地探しの真っ最中。今回は、これから私たち家族が移住してこれからやっていきたい暮らしについてまとめました。
もしこれを見てこれからの私たちを楽しみに見てくれる人がいるのであればとってもうれしいです。
読んでいただきまして本当にありがとうございました。
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