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物理の勉強法ルート軽くメモ①(導入編)

お世話になります。ドリームラーナーズの石原です。鳥取県倉吉市で進路指導と学習法指導の塾を運営しています。学習指導は中学生・高校生・大人、英語の指導は小学生から対応しています。LINEなどを活用して、遠隔地でも進路指導・学習指導に対応しています。

今日も、下書きレベルの話をタラタラと書き殴っていきます。あとでまとめて1科目ずつ記事にするつもりなのですが、文字にしていないとまとまらないので、垂れ流していきます。

物理のできない原因

めちゃくちゃ簡単です。

超基本的な、ほとんどワンパターンの計算しかしないような問題ばかり解いていて、(理屈を問われるような)問題を解いてない

本当にこれだけです。その証拠に、できるようになった人たちに話を聞くと、みなさん口を揃えて「問題を通じて、習っていることを確認しながらやったらできるようになった」と言ってきます。

物理の入試問題を目の前にして行うこと=状況把握

数学以上に、「問題で説明されている状況がどういう状況なのか」を丁寧に分析することが、入試の現場では必要です。

ところが、物理ができないみなさんのほとんどは、「公式をどう使うか」しか考えていません。見たことのない状況で、どのように力が働いているか、どのように回路が構成されているか、どのような現象が起きているのか(と問題文に記載されているか)を読み取らなければ、公式の使いようがないはずです。

物理ができないできないと言っている人は、このことを理解しておらず、

公式が直接問われているような、何が問われているかわかりやすい問題しか解いていない

ので、いつまでも入試レベルの問題が解けるようになりません。

もちろん、目指している大学によって、最終的にできなければいけない問題のレベルは変わりますが、物理の場合には「使う公式は一緒」なので、理屈や公式の理解を、自分がわかるレベルの参考書や教科書で済ませてから、どんどん実際の問題に当たっていくのをお勧めします。

問題解決力を高めるために行うこと

また、当然ながら、実際に問題を解くときには、以下の点が実際にできているかをチェックしながら進めてください。

①参考書や教科書で学んだ「基本のルール=どういう状況でそれぞれの公式が適用できるのか」にしたがって解けるかどうか(初見で何も見ずにそれができれば尚良いが、無理しない)

②「答えを出すだけの復習=一問一答式」はやめて、問題だけを見て、問題文のどこに注目し、そこに対応して何をしていいのかを考えて、わからなければ解答を参照する。

③最終的に問題だけを見て、自力で解説し解答にたどり着けるかどうか。

このプロセスを踏むためには、ある程度には設定が複雑でないと話になりません。簡単すぎる問題は、適当にやっても解けてしまうため、こうした思考を再現することができません。

しかしながら、基本問題・応用問題に限らず、問題を解く際には常に、

必ず問題を熟読し、
問題で提示されている状況を示す方程式を立て、
要求されている解答を導く。

このことを必ず守ることが大切です。決して、結論だけを覚えてはいけません。できない人ができないまま留まる最大の原因です。

いつも言っていることなのですが、改めて強調しておきます。


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