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今年のキャンプと温泉を振り返る後半 -1
前半に続いて、今年後半のキャンプと温泉コラボを綴ってみます。
引き続きのコロナ禍で他県のスーパーの買い出し時には肩身の狭い思いもしました。でもキャンプ場では地元の民からおすそ分けを頂いたり、人の暖かさの際立った後半でした。
7月
*しろ池キャンプ場(新潟)
雨飾山の山裾にある自然豊かなキャンプ場です。
予約もキャンプ料もいらない、キャンパーもまばら、ふらっとやってきてふらっと張れる天国みたいなキャンプ場。
今回は2度目、相変わらずの静けさですが、車道で子熊と遭遇したりもするので、それなりの注意は各自怠りなくです。
しろ池までのハイキングは中々見ごたえがあります。
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姫川温泉や塩の道温泉などR148まで下ってくれば、特徴のある温泉もありますが、今回は山中の一軒宿、日本秘湯を守る会の雨飾山荘のお風呂を頂きます。建物から山道を少し登った所に48℃の源泉があるようで、そこから引いてきたお湯は、加水、加温なしの源泉掛け流し。
泉質は炭酸水素塩泉でやや塩気を感じ、とろみもあっていつまでも入っていたいお湯です。
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*笹ヶ峰キャンプ場(長野)
火打山、妙高山の登山基地となっているキャンプ場です。
今回小谷温泉-山田旅館からから乙見山峠越えの林道を使いましたが、離合絶望の難関林道です。所々道路もえぐれて急がば回れですかね。。。
広大な敷地の中にオートサイトとフリーサイトがあります。オートサイトを利用すれば極楽ですが、そこは節約至上主義、リヤカーで坂道をえっちらおっちらと荷物を運びます。行きはね下り坂なのでいいんだけど、帰りがね途中で力尽きそう。。。
ランしたり(しませんが)川遊びと自然と一体になれるキャンプ場です。
サイト使用料¥1050+大人一人¥420
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温泉はしろ池キャンプ場から移動する途中の小谷温泉 大湯元 山田旅館です。受付をして外湯に向かうと、内風呂と露天に分かれています。
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉ですぐ裏手から自然湧出していて、44℃のやや熱めのお湯はとろりとしてじんわり暖まります。
お湯は薄い昆布茶みたいにおいしい。
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8月
お盆休みを利用して東北を回りました。東北は温泉もキャンプ場も裏切りません。
*焼地台公園(岩手)
西和賀町の湯本商店会が運営してるっぽい。
オートサイトとフリーサイトに分かれているけど、駐車場の隣がフリーサイトなので、わざわざ高額なオートサイトにしなくてもいいかも。
フリーサイトは広々だし、炊事棟もトイレもよく管理されています。
お子様向け遊具もあります。
サイト使用料¥200+大人一人¥200
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ほっとゆだ駅から県道1号、12号を周回するルートは温泉街道といっていいくらい、鄙びた温泉が点在します。
湯元温泉、志賀来温泉、真昼温泉、鶯宿温泉、鉛温泉、大沢温泉などなど温泉好きにはたまらないルートでしょうか。
今回は駅中のほっとゆだ温泉に行ってみます。
手前から温湯、普通、熱湯と3つの湯舟に分かれていて、温泉の中には、汽車の到着を告げる信号機もあって楽しいです。
泉質はナトリウム、カルシウム-硫酸塩、塩化物温泉でとろみのあるいいお湯です。1日2回塩素投入とのことですが、ほぼ感じませんでした。
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翌日は大沢温泉にも入湯、東北を代表する湯治場だけあって雰囲気がすてき。料金の安さで宿泊を決めましたが5回以上入ったので元は取ったとご満悦。アルカリ性単純温泉で熱めのお湯にさっと入って回数を重ねました。
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*鋳釜崎キャンプ場(青森)
大沢温泉から白神に向かったのが、ここでキャンプ場難民になってしまい、この日は野宿。翌朝、黄金崎不老ふ死温泉に立ち寄ってから青森最果ての竜飛岬へ、そしてこの日の泊り場は鋳釜崎キャンプ場に決定。
今別町が管理する無料のキャンプ場です。
生憎の雨の中で北の地の物悲しさがいやがうえにも増してくる辺境。
先客のおじさんグループもいつかしらいなくなってしまった。。。
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温泉は移動途中の黄金崎不老ふ死温泉
オープン一番に本館大浴場「黄金の湯」へ、内湯と露天に入れますが、相方だけ露天へ、内湯は小さな熱湯と広いぬる湯に分かれ、加水ありのかけ流しです。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で鉄分強めでしょっぱい。
赤茶色に変化したお湯は成分多めなので効きそう。
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*青少年野外活動基地 親子キャンプ場(秋田)
間に1泊の温泉旅館をはさんで津軽半島から十和田湖経由で、一気に秋田まで南下します。予定していた岩手の妻の神広場キャンプ場が直前に閉場。
「予約いれておけばよかった」と後悔しきりですが、どうしようもありません。ここを根城に八幡平の温泉をしらみつぶし。。。ともくろんでいたのでガッカリ感が半端ないですが、またも野宿もつらいので、以前利用したことのある青少年野外活動基地 親子キャンプ場に電話。
あっけなく予約取れました。
ここは森吉山麓にあるめちゃくうちゃ人里離れたキャンプ場で、はっきり言って、熊がうようよいる所です。
さすがにキャンプ場には熊は現れませんが、森吉山野生鳥獣センター界隈を散策しようとすれば、センターで熊鈴貸してくれます。
以前、桃洞滝までハイキングしたことがありますが、ホコホコ熊糞におののいたものです。
今回はトイレの入口のいつも同じ場所にアライグマがうんちをしに来るんですね。毎日のようで、管理人さんも困っているみたいで、毎朝掃除していました。
キャンプ場は高規格、車乗り入れOKの広々ハイスペックなのに無料です。
ありがたやありがたやと利用させていただきました。
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津軽から十和田湖に南下した最中、谷地温泉に寄り道、蔦温泉に宿泊しました。谷地温泉は2つの湯舟で、上の湯は42℃の単純温泉、下の湯は38℃の単純硫黄温泉です。
いかにも湯治場といった風情の建物で木のお風呂場がなんともいいです。硫黄臭が漂い、オーバーフロー下お湯はやさし気でいいお湯です。
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蔦温泉は言わずと知れた名湯です。大きな湯玉が足元からぷっくり沸き上がるお湯は至福。背後に蔦七沼を配してその神秘感もいいです。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で熱湯ですが、どこまでも優しいお湯でした。
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*荒雄湖畔公園キャンプ場(宮城)
旅は秋田からいよいよ宮城へと入ります。大崎市から委託を受けた民間業者が管理しているキャンプ場で、予約なしでふらっと寄れるのがありがたいです。鳴子温泉から近いので、日帰り温泉アクセスに便利です。
ただやはりコロナ禍で旅館での日帰り温泉はことごとく断られました。
(まあ、時期的に当然ですね)
キャンプ場には車が乗り入れできるのでありがたいです。炊事場とトイレの設備で、芝生の心地よいフリーサイトです。利用料1泊¥530格安です。
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温泉街の旅館ではコロナ禍で日帰り温泉は不可でした。
なんとか日帰り温泉施設の中山平温泉 しんとろの湯に入湯できました。
裏手をのぞくと長い木の管をつたってお湯を冷ましてから源泉100%かけ流しになっています。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物·炭酸水素塩泉で
高アルカリでメタケイ酸の含有量がけたはずれに多くて、ツルツルトロロの美容液みたいです。めっちゃお勧め!
*日山キャンプ場(福島)
いよいよ福島まで南下ってきました。展望の山、日山の中腹にあります。
なんでも山頂から富士山まで見えるそうですが、実際キャンプ場からは安達太良山、磐梯山が見渡せます。
二本松市の公設キャンプ場で、さほど広くはありませんが芝生のこじんまりとしたいいキャンプ場です。夕日が美しいです。
管理人さんがとても気さくな方ですよ。
車の乗り入れができるフリーサイトで1泊¥620です。
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このキャンプ場の下流域に名目津温泉があります。
泉質はラドンを含む単純弱放射能冷鉱泉で加温のかけ流しです。(飲泉可)
さらりとしたお湯でした。
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ラストは郡山市にある月光温泉です。
大変に襤褸(ほめてる)で激熱(46℃)のお湯がドバドバ出ている人を入れたくないんじゃないかと訝りたくなる温泉です。
先客のおばあちゃんから「熱いよ」と事前のご指示が。。。構えて入っても激熱でした。20秒、最短の入浴となりました。
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長くなったので、続きは後半-2にて
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