見出し画像

秋の日に日光戦場ヶ原、板室温泉で遊ぶ

11月文化の日の連休に日光を目指す。
例年のこの時期なら、戦場ヶ原は原野と化して寒風吹きすさび、少し物悲しいような風景が広がる。。。と思いきや、まだまだいろは坂は紅葉も見頃で思いのほか暖かで、暖冬をひしひしと感じる訳でして。

帰路、いろは坂入口あたり

赤沼茶屋の無料駐車場には8時前に到着したけど、まずまずな入れ込みでトイレを済ませてすぐに戦場ヶ原に向かう。
目的は日頃の運動不足解消のために歩くこと、そして特に目的の鳥さんがいるわけではないけど、冬鳥がぼちぼちなので鳥さんに会えればなあという期待。
最初の分岐を右に入ると、なにやら三脚で狙っている人が。
聞けばまだマユミの実が残っているのでマミチャジナイ狙いだそう。
おまじないみたいな名前がかっこいいよね。
極東ロシアから秋に旅鳥として日本を通過し東南アジアまで飛んで越冬します。前の週には戦場ヶ原にもいたそうだけど結局姿は観ず。

川面が美しい

もう少し歩くと、マヒワの大群があちこち飛び回っていて大賑わい。
マヒワを見ると冬が来たなあとしみじみ感じる。

黄色っぽくて尾が魚の尾の形です

散策路は外国人観光客の姿がとても目立つ。登山道での習慣でついつい挨拶してしまうけど、きょとんとする人、にわかに覚えて挨拶を返してくれる人、むりくり外国人に山の習慣を押し付けちゃったみたいだけど、何気ない挨拶ってやっぱりいいよね。

アオゲラも見つけた、頭が赤いのでこちらはオス
右から男体山、女峰山、太郎山だと思う
日光白根山方面

折り返しの分岐から小田代原方面に向かう。
で、そろそろ足がウルトラマンピポンピポンとなってきて辛い。
限界来るの早すぎだろだけど、痛いものはしかたない。
小田代原展望台の方には向かわず戦場ヶ原西展望台へ直接向かうルートにショートカット。
ただただ笹原の道をうつむき加減で歩くのだけど、途中ちょっと開けたところで猛禽発見!俄然元気が出てくる。
めちゃくちゃ遠くて100mは優にある。最大限トリミングしてこの子はノスリのよう。基本小鳥が好きだけど、猛禽も惹かれるものがあるよね。

あとはただただ修行のように駐車場に戻った。一周6.5km程の行程で、キャンプ前のひと運動になったけど結構きつかった。

この日のキャンプは那須方面に行くとお世話になる鳥野目公園キャンプ場。
フリーテントサイトは広々していて快適だし、今年からお湯の出る水道も完備されて至れり尽くせり。これで1泊¥2000はかなり良心的なお値段。
のんびりしたかったので今回は2泊で予約。

初日、2日目ともに自宅から仕込んできたビーフシチュー、これに那須で買い込んだフランスパンやらチーズやらと合わせた。

自宅で作ったお惣菜

朝は焼きおにぎり、初日に自宅から作って持ってきた余りだけど、この時期なら傷まないのでおにぎり便利!

2日目は那須平成の森へ
元々は御用邸の敷地だったものが、国民にも広く自然に触れ合えるようにと、宮内庁から環境省に移管されて、H23年より一般に開園されました。
まだまだ紅葉も楽しめたしゆるゆると散策するのに丁度いいです。

帰りには那須湯本の小鹿の湯(¥500)へ
鹿の湯とは目と鼻の先で多分同じ硫黄泉の源泉かな。
鹿の湯のイモ洗い状態に比べて、空いているしゆっくり浸かれます。
駐車場が道路側と建物の裏手にありますが、ほんの数台分です。
運が良ければ入れるのです。
内湯は43度と41度位の2か所ともう少しぬるい露天があります。
こちらの洗い場は石鹸、シャンプー類が使えるのでありがたいです。
持参もしくは受付で販売しています。
白濁の中々強烈な硫黄泉ですが、相方硫黄泉大好物なので大喜びです。

硫黄の香りをぷんぷんさせながら、2日目も初日の残りのビーフシチューの夕食です。アルコールの酔いと温泉の心地よさで、あっという間に夢の中でした。

3日目につづく



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?