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2022夏、北海道旅行[上陸5日目-3]

旭岳温泉-湧駒荘

旭岳の「神々の遊ぶ庭」からいよいよ今日の宿は「人々の遊ぶ湯」とでも名付けたい5種類の源泉を持つ湧駒荘ゆこまんそうにおじゃまする。
山荘をイメージする内装のドアや照明がいい雰囲気!

まずお部屋、窓から旭岳が見え…ないw
ほんとは見えるんだけどあいにくの天気。今回は和室をセレクト。

部屋に入るなり待ちきれず温泉に。女湯は初日20:45まではユコマンの湯が割り当てになる。入口を入ると寝湯と次に露天になっている石膏泉、洗い場をぬけた一つのフロアの中に、石膏泉(元湯)(ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉)、正苦味泉(目薬の湯)(マグネシウム-硫酸塩泉)、炭酸水素塩泉、ぬる湯(硫酸塩泉?)と違う泉質が掛け流されている。なんとこっちだけで湯舟が7つも!
(実際温泉分析表を見るとほぼ同じ泉質ですが、温泉井戸の温度などと成分も微妙な違いがあります。ここでは宿のHPに則りました)

石膏泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉)
ぬる湯
石膏泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉)

男湯は同じく20:45まではシコロの湯が割り当てになっていて、その時間以降には交代になっている。
シロコという名の殺菌力に優れた材木が使われているらしく、初めて聞く樹木でどんな木なのだろう。
そしてやはり一つのフロアに芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩泉)と炭酸水素塩泉が隣り合って別々に掛け流されている。温泉の色の違いが顕著。こちらは4種類の湯舟。

芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩泉)と炭酸水素塩泉

元湯が42℃前後なのに対して、その他の湯は40℃に満たない温度で、ぬる湯に至っては33.4℃という夏場にはこたえられない気持ちよさで、ずっと入っていられる。

源泉から最短でやってくるお湯は、夏場は加温、加水、塩素消毒なしで実に新鮮。(冬場に加温あり)

浴室の床はこれらの温泉からあふれ出したお湯たちが混ざり合って、黒っぽいものやオレンジっぽい色合いに石の床が染まっていておもしろい。

*神々の湯は現在改装工事中とのことです。

ここの魅力は温泉だけじゃありません。湧駒水という湧水が湧き出ていて、いつでもおいしい湧き水を頂くことができる。旅館の入口近くにもあるので、部外者でも頂けそうです。
風呂上がりのこの湧水が美味すぎて喉を鳴らします。

宿泊者専用の喫茶室は、早朝から夜半まで、無料でコーヒー、紅茶、お茶、湧水が頂ける。山深い所でエスプレッソを頂ける至福です。

夕食は某有名料理人がこだわりを持って作られたようで、趣向を凝らされていて、見た目以上に満腹。何より北海道産の野菜や乳製品がふんだんに使われて好印象。

地物メロンのヴィシソワーズ、ヴィシソワーズのジャガイモとメロンが合いすぎてこれだけでお腹いっぱいになっちゃう。

お造りは自家製燻製醤油で
東川産黒米の飯蒸し
美瑛産完熟トマトの白ワイン煮
インカの目覚めコロッケ、ジャガイモの甘さが強い
大好きしゃぶしゃぶ
湧水ゼリー
玉葱とトウモロコシのご飯と味噌汁と漬物
漬物が美味すぎ
白いコーヒープリン

夕食が苦しすぎて、朝食のご飯がおかわり出来なかった。優しいおかずや新鮮卵もあるのだけど、どうも卵掛けご飯が苦手でもったいなかった。
相方は生卵は映画ロッキー方式で、そのまま飲むとか、う〜無理…
いずれも美味しく頂きました。
温泉も何度も入って元は取ったw




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