2024.9月日記、後半
9/17(火)
洗濯物を取り込もうとしてベランダに出たら、蛇と鉢合わせしてびっくりしてしまう。30cm程の体長であちらもこんな大物?がぬっと現れたので、さぞや狼狽しただろうと思うと、ちょっと気の毒でもあった。
9/18(水)
日本殺人巡礼 八木澤高明著
ちょっとおどろおどろしいタイトルである。
相方が借りてきたのを暇つぶしに読んでみた。
これを読む前に”忘れられた日本史の現場を歩く”と”色街遺産を歩く”という2冊を先に読んでいて、この街にこんな謂れがあったのかとか、歴史や時代の中にうずもれた、ほんのひと光なあるかないかの霞のような風景にほほを撫でられたような感覚だった。
”日本殺人巡礼”は、さらに突っ込んだ過去における殺人事件の現場や背景をルポルタージュする。
若干こじつけっぽい所もあるけれど、根幹には差別、偏見が殺人事件へと生み出されていく過程が読ませる。(もちろんサイコパスな殺人者や金の為だけな殺人者もいる)
写真週刊誌のカメラマンだった筆者は、その当時、殺人現場にずかずかと踏み込み他社を出し抜きながら容疑者の写真を撮るという生活だった。
その仕事をやめて諸国をさまよい、ふと殺人者たちがそこに至った背景に思いが至った(のだと思う)
殺される側にとってはもちろん理不尽な話で弁解の余地もないけれど、差別、偏見の他にも土地の呪縛の様なものもそこはかとなく感じさせられた。
9/24(火)
8月の間、音沙汰なしだったゴーヤがここにきてやっと実をつけ大きくなってきた。と言っても4個だけなのだけどね。
とりあえず2個だけ料理することにする。
9/27(木)
温いと言う言葉は不思議だ。
温泉に行くと、人肌くらいの不感温浴からせいぜい40度あたりまでを温湯という。
それ位の温度が客観的にそうなのかといえば、
例えば料理では温かいと表現されて、冷たさを感じない温度ということになる。
かと思えば、「この茶は温い」と言えば冷めてしまった温度ということになる。
こんな表現、日本語を習う外国人ならさぞ混乱するだろうなあとも思う。
そこでハタと気づいた。
温という表現を使う場合に、皮膚で感じる体感と口の中で感じる感覚とは、温度を感じるセンサーが違うのだ。
それを知らず知らず使い分けているということだ。
日本人の感覚ってほんと繊細なんだわ。
ちなみに対義語としては
温⇔冷 暖⇔寒
だそうです。
9/29(日)
私はNHKの大河ドラマの大ファンなのだが、ドラマの楽しみ方は無限であり、人それぞれなのだということを痛感する。
私がフォローしているnoterさんで、ドラマに出てくる鳥の声がどの場面で出てくるのかということを観察している人がいて、その場面に合った鳥さんが鳴いていて、おどろおどろしかったり、さわやかだったり、明るかったり、暗かったりとよくぞ使い分けているなあと効果さんの力量にも関心するわけですが、それを気づくnoterさんもすごいなと思うわけです。
ちなみにこの方はイラストもお上手でよく特徴が表れています。
ちなみに光る君へ37話ではヤマガラの鳴き声しか私はわからなかったです。
あと、朝ドラの”ちむどんどん”の時、沖縄のシーンでアカショウビンが鳴いたときには、えらい感動しちゃった。
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