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2023.7~8月東北旅行22日目

20日、21日目はこちら

仙峡閣

長かった夏旅行もいよいよ最終日になりました。レポが遅々として進まずそれでも辛抱強く読み続けてくださった皆様には本当にありがたいことです。

古竜湖キャンプ場を後に一路R13を南下していきます。
米沢にてソバ処弥平という所で昼食。お目当ての店が混雑で駐車場もよくわからなかったので、道すがら目にしていたこちらへ。
キャンプばかりだとお昼にはキャンプ場に入っていることが多いので、意外と外食少ないんです。

ざるそばが¥780、思ったより美味しくてここは当たり!

米沢からは大好きR121に入ります。
会津若松で最後のガソリンを入れていよいよ宿は目前となりました。
とその前に、猫好きとしてはここは外せない。
そう芦ノ牧温泉駅でにゃんに会うんですよ。

そしたらなんと今日はにゃん諸君はお休みだって。そんなあ~
パネルの2代目ラブ駅長はお亡くなりになって、今はアテンダントだったさくらが駅長さんだそうです。ちなみににゃん諸君の写真撮影は禁止です。
傷心な気持ちを引きずって芦ノ牧温泉、仙峡閣に向かいます。

いつもこのルートを走るとき、阿賀川東の木々の中に見える古風な佇まいの日本旅館が気になっていました。念願叶ってわくわくします。
国道を左折して狭い道に入っていくと冬は下るの怖そうな急坂で途中一旦切り返しします。日本秘湯を守る会会員のお宿です。

りっぱな建物は、福島の板倉神社にあった武徳殿を移築改造したそうで、入母屋風の玄関が一層威厳を放ちます。国の登録有形文化財に指定されています。と、にゃん様脱力のお出迎えw

全13室のこじんまりした宿は、この日は我家ともう1家族で2組の宿泊です。
宿の配慮で2階のはじっこ同士の部屋を割り当てられます。
少ない宿泊客でも隣同士の部屋を割り当てられることも宿によってはあって、まあ文句は全然ないですが、こちらみたいに配慮されているのはとてもありがたいなと思うわけです。

我家は一番奥の部屋、廊下がピカピカ

2方面が開いている角部屋で川の方が見えます。
お布団は事前に敷いておいてもらいました。このスタイルに慣れちゃうと、グダグダできるし宿の方の入室もないので気楽ですよね。
初めはなんというか艶めかしい感じがしたんですが(じじとばばのくせにw)ベットの部屋だと思えばだんだん違和感もなくなってきます。
お布団ふっかふかで気持ちいい~

早速お風呂に向かいます。もう一部屋の家族とバッティングしないように見計らっていくので終始独泉です。この日も一番風呂ゲットです。
時間帯で男女の浴室が変わります。こっちは広い方。
芦ノ牧温泉で唯一自噴の源泉を持っていて、一段低くなっているところから温泉が出てきます。この深さからくる圧がいい刺激です。
Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉で結構熱めでいい香り。

ドアを開けた所に露天風呂があります。こちらのが少しぬるめでアブもいなくて快適です。木の湯舟大好きなので極楽~

お楽しみの夕食です。食欲のない日が続いたので、やっとまともな食事にありつけますw

前景
赤べこの箸置きがかわいい!

おちょこも赤べこで、廊下など随所に赤べこの意匠があってとてもかわいらしい。

食後も早朝もお風呂を堪能して、朝風呂って温度とかいろいろ夜入るのとなんというかうまく言えないけど「あれ、同じ温泉?」って思うことありませんか?

朝食も会津産の白飯がおいしくておかわりします。

鮭厚め!

至福の時間はあっという間です。
冬の寒いときにまた訪れたいけど、あの坂が怖いな。坂の上に停めるとこあるのかな。会津西山温泉旅館 中の湯の雪の坂も何度かの挑戦でやっと上がったし、そこよりも急なのでどうだろう。あ、除雪してあるか。
次に向けてもいろいろと思いは募る。

会計時に日本温泉文化を守る会のスタンプ帳入れを頂いた。
赤べこでめっちゃかわいいの。

さあ、帰りの時間です。
あれ、にゃん様お見送りです。今日は振り返ってごあいさつ。

道の駅たじまで野菜を買って帰りました。

やっと長かった夏旅も締めくくりとなりました。
温泉は数こそ多くないですが、よい泉質、豊富な湯量のすばらしい温泉を巡ることができたし、暑さ、アブに悩まされながらもその土地土地のすばらしいキャンプ場を巡ることもできました。
残念なことがあったとすれば、青森のねぶた祭り、秋田の竿灯、山形の花笠まつりなどを楽しめるチャンスもあったのだけど、しいてルートには加えなかった。というよりリサーチ不足だった。
貪欲に旅することも一興だし、のんびりもまたよし。
まだまだ旅への欲は尽きないのです。

8月7日(月) 晴れ


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