やっぱり大好き強羅温泉
箱根は私の住んでいる場所からはとてもアクセスがよくて、
温泉に行きたいな~という時、比較的気楽に向かえるのがうれしい。
箱根全体では銭湯もありますが、駐車場も少ないし、銭湯は地元の方優先かなとも感じるし、やはり日本有数のリゾート地なので、ちょっとくらい奮発しても、日帰り入浴をやっている旅館やホテルの温泉がお勧めです。
ちなみに私のちょっとくらいの奮発は¥1000あたりですw
箱根の中でも強羅は特に好きな所
強羅公園や箱根美術館界隈もいいですが、車で仙石原や芦ノ湖から県道733や734を使って強羅に向かう原生林の中の道が、特に箱根らしくていい。
強羅温泉は早雲地獄からの引き湯で始まり、明治時代よりリゾート開発が行われました。
早雲地獄とは、大涌谷と尾根を1本はさんだ南東に位置していて、箱根ロープウェイからは見えるかはちょっと微妙かな。
強羅温泉は大涌谷からの引き湯した乳白色の温泉(酸性-硫酸塩泉)早雲山から引き湯した温泉(単純硫黄泉)を中心に、各宿独自の源泉も含めて、
・単純温泉
・ナトリウムー塩化物泉
・ナトリウムー硫酸塩泉
・カルシウムー硫酸塩泉
・酸性硫酸塩泉
とその湯の色から五色の温泉と言われているように、豊富な泉質を誇ります。
火山(大涌谷)に近いので、湯温は熱めです。
ちなみに早雲山には大雄山最乗寺 箱根別院があって、かつてはお寺の中に温泉があったんですよ。
大涌谷からの引き湯と、早雲地獄からの自家源泉は足元から湧いているというもので、今は閉館になってしまったのがほんとに惜しまれます。
強羅にある宿は、高級旅館、ホテルが目白押しですが、日帰り入浴を行っている宿も何件かあります。
箱根太陽山荘もそんな1軒です。強羅駅からメインストリートを登って右手に入っていきます。車で行くと、建物を繋ぐ渡り廊下の下をくぐっていった先に駐車場があります。
こちらは国民宿舎でリーズナブルな料金で宿泊することができます。
そして赤い欄干のある3階建ての建物が国の登録有形文化財になっています。
建物右手で受付をして貸出タオルを持って、道を挟んだ蔵造りの建物が浴室です。源泉は大涌谷温泉で、酸性ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩・塩化物泉でPH2.2で、硫黄の成分も含まれているので、笹濁りの濁り湯です。
しっとりとしていて、とろみ感もあって、もちろん源泉掛流し。
浴室は岩風呂と木風呂に分かれていて、日帰り入浴では女性用は木風呂になります。
ここでちょっと湯船の奥を見てください。
湯口から桶のようになっていて、上段とと中段に分かれていて、夏の今の時期は上段の湯口からお湯が出てきています。
ここを通過することによって、源泉56.3℃のお湯を適温にさせています。
素晴らしいアイデアですね。
木肌と窓から降り注ぐ光とそれぞれがやさしくて、洗い場の奥はステンドグラスからの光が雰囲気があり、本当に極楽です。
14時に入ったのですが、貸切状態で独泉です。
途中おばあさんが入ってきますが、ささっと体を流して、ちょっと浸かってすぐに出てしまします。
ちなみにお連れの男性は、隅々洗ってじっくり浸かっていたとのこと、
おばあさんは随分玄関で待っていたのではないかしらん。
男性は岩風呂です。
こちらは天井が高くて、岩の隙間からお湯が出てくるようです。
いいなあ、こっちにも入りたい。
次回はお泊りで、両方のお風呂を堪能したいです。
脱衣所も清潔でドライヤーもありました。
温泉:★★★★★
入浴時間:11時~15時
料金:タオルつき¥1100
*画像は旅館のHPよりお借りしました
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