【どんな意味かわかりますか?】よく聞くコンサル業界用語5選〜基礎編〜
こんにちは、ZEIN株式会社です!
「このプロジェクトにアサインされる前は、1ヶ月くらいアベっていました」
「君に頼んだA市場のリサーチの件なんだけど、なにかアウトプット出たかな?」
「B社と技術提携することで大きなシナジー効果を得ることができた」
みなさん、これらの言葉の意味がわかりますか?
例文のように、他業界の方には難解なコンサル業界独特の用語や言いまわしがたくさん存在します。
そこで、今回から連載でそんな業界で広く一般に使われる業界用語をご紹介します!
まずは【基礎編】ということで基礎的な用語を5つピックアップいたしましたので、ぜひ最後までご覧ください!
1.アサイン
コンサル業界において、コンサルタントが担当プロジェクトを割り振られることを「アサイン」と呼びます。英語では「割り当て」という意味ですが、コンサル業界においては「配属する」という意味で使用されることが多いです。業界によっては、「参画する」「確保する」などの使われ方もする曖昧な意味の言葉です。面接の中でも使用される頻度の高い専門用語であるため、コンサルティングファームへ応募する際には必ず押さえておきたい用語です。
また、「アサイン」の反対の意味の用語は、「リリース」です。プロジェクトから抜けること(抜けさせられること)をいいます。
2.アベる
Availableの略で、英語では「在庫がある」「利用できる」という意味ですが、コンサル業界においては、次のプロジェクトにアサインされることを待っている状態を指します。通常アベっている間は、社内向けの仕事や自己学習などをして過ごすことが多いです。
3.アウトプット
コンサル業界において、自身が作成する資料などの成果物のことを指します。具体的には、リサーチ結果や仕入れた情報・知識などを基に作成されたものを指します。その時々により、分析レポートであったり、マネジメントへの報告資料であったり、プログラムであったりします。
「コンサルタントはアウトプットが全てだから」とよく言われます。アウトプットのみでコンサルタントとしての資質が判断されるといっても過言ではありません。
4.コミット
「約束」「責任」「関わる」という意味です。コンサル業界においては「約束する」「関わる」の2通りのニュアンスで使われることが多いです。いずれも責任をもって職務を果たすという強い意志を表す際に使用されます。
「約束」というニュアンスでは「目標・目的を必ず達成する」という約諾として、「関わる」というニュアンスでは「目標・目的に対し責任を持って作業を推進する」という決意表明として使用されます。
5.シナジー
「共同作業」といった意味があるものの、コンサル業界では「相乗効果」「共同作用」といった意味で使用されることが大半です。「シナジー効果」と言うこともあり、M&Aや、経営の多角化を行う際に、複数の異なる事業を組み合わせることで、それぞれが元々持っていた以上の価値を生み出す効果を指します。
また、1つの企業の中の別々の事業部門が、業務を共同で行うことで経営効率を高めることもシナジー効果の1つです。
戦略系ファームや会計系ファームへ応募すると、面接の中でM&Aがテーマとなることも多いです。そこでは、「M&Aは何故失敗するのか」などという質問は頻出であり、ディスカッションにおけるキーワードとして「シナジー」は外せません。シナジーとは何で、その獲得がM&Aにおいてどのような意味を持つのかしっかり把握しておく必要があると言えます。
いかがでしたか?聞き慣れない用語や聞いたこともない用語はありましたか?
コンサル業界では、このようにたびたび横文字が使われます。あまり馴染みのない人もいるかと思いますが、この機会に覚えておくと、コンサル業界の方に出会ったときに話が合うかもしれませんね。
今回は基礎的なものを紹介しましたが、次回以降少し難易度の高いものも紹介していきますのでお待ちください!
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