池田エライザ(ELAIZA)の歌手デビューは菅田将暉のデビューを彷彿させる>追記有り
まずはそのデビュー曲を聴いて欲しい
2021年9月6日リリース
ELAIZA
「Close to you」 1stシングル
心地よいミドルテンポでマイナー調のどこか儚いメロディーのダンスナンバー♪
ダンスフルな曲調ですが、エライザさんは踊らず、それらしい振りもなく、ダンサーもいません。この曲調にしては少し期待したいポイントなので、今後ステージで披露する時はダンサーを従えるかもしれませんね。イメージとしては椎名林檎がダンサーの真ん中で堂々と歌唱しながらもブレずにシンメトリーの中心にいる感じです。やはりこれまでのイメージから池田エライザさん自身が森羅万象のごとく舞うことはないと思うのですが、もし踊るならばそれはそれはポジティブサプライズでしょう。
またNHS BSプレミアムで放送していた「The Covers」等、これまでもメディアで歌ってきた池田エライザの歌唱スタイルがとても凛としている印象から踊ることは正直全く想像できない、といったところでしょうか。
そんな池田エライザの歌声が広く世に響いた曲は薬師丸ひろ子さんのカバーで、今年のFNS歌謡祭でも披露され絶賛されたこの曲をどうぞ。
池田エライザ「Woman”Wの悲劇“より」
話をデビュー曲の「Close to you 」に戻します。あなたの近くにというタイトルと、「知ってしまえば最後手にしたくなるでしょう?」という思わせぶりな歌詞。全体的に強く具体的なメッセージがある訳ではないが、逆にそれが明確なメッセージに繋がるような印象を受けました。
それはこれから発売されるアルバムのリード曲である為と思われます。そしてそのアルバムのタイトルは「失楽園」。あなたの近くにいるとわかっているのに手に取ることが出来ない。そんな現実と理想の乖離を想像させるアルバルのタイトルですね。
ちなみにカーペンターズもClose to youというタイトルの曲を発表していますが、その邦題は「遥かなる影」と訳されています。こちらも何だか思わせぶり。
そんなモデル・女優として活躍していたエライザさんの魅力を際立たせ、聞き手の想像を掻き立て、情緒を揺らす素晴らしい歌詞を提供したのは新進気鋭のシンガーソングライター麦野優衣さん。今後間違いなく注目したいアーティストです。
2013年には全世界から1万6千人以上がエントリーした某大手芸能事務所の25周年オーディションにて特別賞を受賞し、ブラックミュージックの殿堂として世界的に名高いNYアポロシアターアマチュアナイト月間チャンピオン大会に唯一のアジア人として出場する。パフォーマンスの最中ブーイングの嵐にステージを追われた出場者もいた中、最後まで歌い切り大健闘した。
※Official HP 引用
次は作曲です。正直言って最初この歌が流れた時は池田エライザさんという事を気づかずスルーしておりました。その後サブスクミュージックから流れてくる繰り返されるサビの「ドーンドーンドーンストップ♪」のメロディーが切なくて懐かしくもあるサビが気に止まり、アーティストを確認したところELAIZA??ん、、ん、池田エライザやん!!と気づいた次第。
全体的に懐かしいメロディーは、歌謡曲的な儚さを感じたのですが、これは狙ったものなのかどうか?その答え合わせは作曲者だ!ということで調べてみると、、、スウェーデンのアーティスト「MARIA MARCUS(マリア・マーカス)」でした。
????????????すみません。。。お恥ずかしながら全然知らないアーティストの方でした。そこで上記プレイリストの曲を中心に拝聴してみると、とても美しいメロディーを紡ぐアーティストだということはわかりますが、調べてみてもエライザさん側とどう繋がって、今回の楽曲を提供したのかまだよくわからないままです。。
とはいえ、作詞の麦野優衣さん、作曲のマリア・マーカスさん、そして池田エライザさんを含めこの楽曲に関わっている登場人物達が中心となって、この愛しさとせつなさと儚さが聴くたびに増すような中毒性を併せ持つ楽曲を作ったとなると、今後のELAIZA音楽チームがとても楽しみであります。
個人的には俳優の菅田将暉さんが「見たこともない景色」でデビューした時に
匹敵するぐらいのインパクトが後からジワジワ来まくりやがってます。
そんな菅田将暉さんは、石崎ひゅーいさん、米津玄師さん等の才能があり親交もあるアーティストから楽曲提供を受けたり、裏方の若くて有能なクリエイティブディレクターの存在が、彼の突出した表現力を歌に導いて磨きを更にかけてくれましたが、ELAIZAにもきっとそういったチームや人物が存在していることがひしひしと伝わってくるデビュー曲なのではないでしょうか。
この摩訶不思議な魅力の愛聴ループを繰り返し生み出す根底にある、せつない昭和の歌謡曲感、儚い平成のJPOP感、双方の良いところを凝縮して令和という新しい時代のエッセンスも取り入れながら拡散していく令和grooveの先駆けとなる一曲になるのではないか。
そして演技も歌もハイクオリティーなまま世に出し続けることができる平成最後のスーパースターが菅田将暉ならば、池田エライザは歌も演技も出来る令和が生む最初のスーパースターになる可能性を秘めている一曲だと感じました。
池田エライザの深みと淀みのない発声と凛とした歌声と令和grooveの象徴ともいえる打ち込み中心のデジタルサウンドは、誰がどこまで意図的に演出したものなのか、つまり音楽プロデューサーは誰なのか?これを書いている9/17現時点では発表されていません。令和の歌姫誕生の裏テーマとしてとても気になるところです。
当初この曲が含まれたELAIZAのデビューアルバムのタイトルは「失楽園」と発表されるもリリース日は明かされていなかったのですが、サブスク上では解禁となったようです。
※Apple Music参照
2021年11月8日とクレジットされている。ということは恐らくリリース日ということだろう。とても楽しみだ。アルバムの曲名も全て明かされているが、4曲目の「夢街」はSOILとのセッションということも判明し、期待は高まるばかりだ。
SOIL&"PIMP"SESSIONS feat.Yojiro Noda /「ユメマカセ
ELAIZAのデビュー曲「Close to you」、そしてアルバム「失楽園」に込められた彼女の想いとはなんなのか?彼女がアーティストとして表現して訴えたいことに早くふれたいという想いは募るばかり。
尚、私自身池田エライザのファンではあるが熱狂的ファンではない為、ファンクラブ等には入っていなくインナーサークルによる内部情報は持ち合わせていないので、ここに書いてあることは全てオフィシャルな情報とネットメディアと私個人の想像と妄想と憶測と独断と偏見による個人の感想によるものなので、耳を貸さずともいいのだが、ELAIZAのデビューアルバム「失楽園」は耳の穴かっぽじって是非耳を貸すべき!
「AYAYAY」 2ndシングル (10月5日追記)
作詞 ELAIZA(本人) 作曲 Yaffle ※10月4日リリース
作曲者「Yaffle」のワーク作品で特に好きな3曲
♪ 藤井風 「優しさ」♪
♪ 小袋成彬 feat. 宇多田ヒカル 「Lonely One」♪
♪ iri 「rhythm」 ♪
益々めちゃくちゃより一層アルバムのリリースが待ち遠しくなるELAIZAの2ndシングルを最後にもう一度どうぞ!「AYAYAY」をなんて読むかも合わせて聴いてみて下さい!!
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