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契約交渉で使えるテクニックネタ④

今回のお話は、言いにくいことを相手に伝えるためのテクニックネタとなります。契約交渉に限りません。

言いにくいことを相手に伝えなければならない状況、仕事をしていれば(仕事でなくとも)当然そんな状況に遭遇することもあるでしょう。

そこで今回紹介するのが「サンドイッチ話法(※)」です。言いにくいことはサンドイッチ話法で解決することがままあります。
(※)本来、相手を上手に叱るためのテクニックともいわれています。

ところで、“言いにくいこと”とは、相手が嫌な気分になるのではないか、または警戒するのではないかなど、相手にとってあまり良いものではないと推測できることが“言いにくいこと”といえるでしょう。

そのようなことを相手に伝える場合、サンドイッチ話法は効果的なテクニックとなります。その内容を簡単にいうと、「良いこと→悪いこと→良いこと」の順で“悪いこと”を“良いこと”でサンドイッチをして伝えるテクニックです。

 話の最後を良いことで締めることにより、悪いこと(言いにくいこと)の印象が薄まり、伝える側も相手側もストレスなく胸にストンと話を落とすことができます。

 たとえば、これまで契約書を交わしてなかった相手に対して契約書の話を切り出す場合を一例に挙げると、

「おかげさまでお仕事の依頼が増えてきたこともあり、今後において業務管理の一環として契約書を作成する運びとなりました。これまで通りサービス内容に変わりはないところ、サービス内容の明確化を図ることにより、更なるサービス向上に努めてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。」

上記、太字の部分が“言いにくいこと”だとすれば、その前後に相手にとってポジティブな言葉を並べることにより、ストレスなく相手に伝えられるようになります。上記例文は少々ビジネスライクな文章ですが、よりシンプルに
伝えることもできるでしょう。

「サンドイッチ話法」はお手軽なテクニックですがその効果は絶大です。様々な場面で応用できる優れものでもあります。ネットで簡単にリサーチできますので、ぜひとも活用してみてください😁


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