ブックレビュー 手塚治虫のブラックジャック


今回は誰しもが知っている
名作中の名作

ブラックジャックをレビューします。




手塚治虫作品の中でも
やはりブラックジャックが
好きという人は多いだろう。

それぐらい重みのある漫画だ。



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ブラックジャックを見て思うのは
やはり命の大切さである。

ブラックジャックと言えば
闇医者であり、ぼったくりの
イメージがついているけど。

彼は本当にぼったくりと言えるのだろうか?

確かに金額は高いが
それだけの腕があり、
殆どの病気を治せてしまうわけだからね。

それに患者が払えるように
分割払いにしたり、
相手が子供であれば
後払いにしたり

時には、無料で行うことだってある。

つまり命の価値を
測っているわけだ。

ブラックジャック自身が
死にかけていた経験も大きいのだろう。

ブラックジャックと言えば
数々の名言も生んでいる。

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特に恩師の言葉は重みがある。

医療の進歩により、平均寿命は
伸びたけど。

今では、それによる弊害の方が
大きくなっている。

人間如きが、生き死にを
決めるもんじゃないよね。

自然に生きて、自然に死ぬことが
最もベストと言えるが

現代では最早死ぬことが
オプション化している。


特に延命治療なんて
持ってのほかだ。
死に向かわない生など
生きているとは言えないだろう。


作者自身も命を削って書いていた
わけだからね。

彼が死ぬ間際に言った言葉が
頼むから仕事をさせてくれ だ。

なんという生き様だろうか

彼は命尽きる その直前まで
漫画家であり、 漫画家として
死んだのだ。

これほど、魂が込められた
漫画は他にないだろう。


これこそまさに殿堂入り漫画と言える。








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