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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【6月15日㈬~6月21日㈫】

怒涛の『三姉妹』ウィークが始まりました。16日はFilmarks主催で公開前夜祭と銘打ち、ムン・ソリさんの代表作の1本『オアシス』の上映会が、『三姉妹』公開劇場のヒューマントラストシネマ有楽町で行われ、私も入場者プレゼントのふるる冷麺を配る要員として劇場に出向きました。20時半という遅い時間からの上映にもかかわらず、ほぼ満員の盛況。公開された2004年当時はまだ幼かったと思われる若い方がほとんどだったので、「噂に聞いていた『オアシス』を初めて映画館のスクリーンで観る会」という趣。終映には立ち会えなかったので、お客様の反応は見れなかったのですが、やはり疲労感でグッタリ、という感じだったのでしょうか?ご来場の皆様、『三姉妹』も疲労度は高めかもしれませんが(笑)、ぜひご覧ください!

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そして翌17日、ついに初日!我々スタッフ一同は、東京の上映館2館、ヒューマントラストシネマ有楽町新宿武蔵野館の二手に分かれての初回上映立ち合い。両館ともに落ち着いた出足(笑)だったので少し不安になりましたが、回を追うごとに動員も増え、土日は名古屋の伏見ミリオン座も含め、どちらの劇場も30代から50代の女性を中心に、若い方から高年齢層の方まで幅広いお客様がご来場くださり堅調なスタートとなりました。週明け発表のミニシアターランキングでは初登場5位にチャートイン。5位。微妙なランキングに見えるかもしれませんが、公開館3館のみでのランクインは立派なものだと思います(キッパリ)。

トップの画像は18日にヒューマントラストシネマ有楽町で本編の上映後に行われた長女ヒスク役キム・ソニョンさんのオンライン舞台挨拶の様子。元々はムン・ソリさん、チャン・ユンジュさんと3人での登壇を目論んでいたのですが、皆さん当然お忙しい身。ソニョンさんが何とか調整してくださり、代表して登壇してくださいました。こうした登壇は極めて異例。ファンの方々の質問にもお答えくださり、アットホームなイベントとなりました。

有楽町でのイベント終了と同時に私は劇場を後にして、東京駅から新幹線で一路名古屋へ。前日から『三姉妹』を上映してくださっている伏見ミリオン座さんに寄って、支配人やスタッフの皆さんにご挨拶してまいりました。長年お世話になっているにも関わらずお伺いするのは実は初めて(名古屋で下車するのも、人生4度目)。現在の場所にリニューアルオープンして3年も経っているのに、今までお伺い出来ず申し訳ございませんでした。いやぁ、明るくて素敵な映画館!館内の要所要所には上映中の作品を丁寧に紹介するコーナーも設けられ、これから映画を観る気分を高めてくれそうです。無理を言って撮らせて頂いた、スタッフの皆さんの集合写真はこちら。

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そして、ミリオン座さんへのご挨拶を終えて、今度は名古屋市公会堂へ。原田知世さんの40周年アニバーサリーライブに参戦しました。うちの営業スタッフが電話で「そちらに伺ったあと、原田知世さんのコンサートに行くらしいんですけど…」とバラしていたようなので、伏見ミリオン座さんには「開演が迫っているのでは?」といらぬご心配をかけてしまったかもしれませんが、おかげさまで開演20分前には席に着くことが出来ました(物販は長蛇の列が出来ていたので諦めました。笑)。

先週も触れた通り、1500人以上収容の大ホールで、私の座席は最前列のど真ん中。直線5メートル先に知世さんが立つ感じの位置で、もう(私の)心臓の鼓動が(知世さんに)聴こえてしまうのでは、というほどの近さだったのですが(聴こえません)、緞帳が上がり、ご本人が登場して気づきました。あまりに距離が近過ぎて、ステージ上から見て私は真下。視線が真下の私に下りてくることはほぼ無かったのでした。視線を合わせるには、おそらく5列目から7列目ぐらいがベストポジションだったようです…。

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…などと、ザジフィルムズ公式noteで、私はいったい何を書いているのでしょうか?週明け、21日の渋谷オーチャードホールのツアーファイナルについても書こうと思いましたが、それはやめておきましょう。ちなみ席は左ブロックの3列目。2度は目が合ったと思います(笑)。

さてさて『三姉妹』。上映中の新宿武蔵野館では、22日には渡辺真起子さん、中村優子さん、大島葉子さんをお招きしてのトークショー、25日にはイ・スンウォン監督オンライン登壇によるQ&Aも行われます。関西地区でもいよいよ24日からシネ・リーブル梅田京都シネマで上映が始まります。引き続き、どうぞよろしくご注目ください!

texte de Daisuke SHIMURA

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