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ハードル低く継続する方法3選

今回のお話

才能とは一体何なのでしょうか。先天的なものも多少あれど、ある程度後天的なものだと考えます。
そしてここで考える才能とは、ずばり継続することであるとします。

なぜかというと大きな成果を生み出すには積み上げが必要だからである。
羽生善治、イチローなど求道者と称されるプロ達はすべからく圧倒的な量をこなしている。
幼い頃から継続的に行うことによってセンスを磨き、その才を開花させる。

漫画の如くある日突然強くなることは決して異世界でない限り起こり得ないものなのです。
従って現世では、継続することこそが才能なのです。

ただ、何かを継続することは決して簡単なことではありません。そうだとしてもその継続することのハードルを低くさせることはあります。
毎日の歯磨きにハードルを感じるでしょうか。
毎日三食食べることは苦痛でしょうか。
そうではないですよね。

今回は、継続することのハードルを下げる方法について考えていきましょう。

継続させるためのハードルを下げる方法3選

1.タスクを最小化させる

例えば、毎日1冊本を読むことにするとしましょう。ビジネス書であれば、大体200ページ程度でしょうか。
これを一度に読むとなると、個人差はありますが、3〜4時間程はかかるのではないでしょうか。

それって結構大変ですし、そんな時間取れないですよね。
そのために、本を読むというタスクを最小化して細切れに行うことにしましょう。

細切れの時間を振り返ってみると、通勤や電車の待ち時間、仕事中に集中力が切れた時の5分などなど1日の間に様々な細切れの時間があることに気がつきます。

その時間を有効活用して、例えば1節をそこにあてる、20ページ読むなどしていくと、1冊程度は読めるのではないでしょうか

どんなことも最小化して分割化したタスクを細切れの時間に割り当てることで効率的に進めることが可能です。

私も毎日noteを更新することを2020年の目標にしていますが、通勤や電車が来るまでの時間に、タイトルを考える、節のタイトルを考える、1節だけ書くなど最小化したタスクをこなすことで、簡単に記事投稿を続けることができています。

記事投稿如きでと思うかもしれませんが、資格の勉強などであったとしてもそれは同様に分割化した最小のタスクを細切れに行うことで継続させることは可能です。

このタスクを最小化することのメリットは、小さな達成感による継続しなかった時の罪悪感を限りなく低くすることにあります。

継続できない理由の最大な点として、継続できなかったことへの自己への罪悪感があります。
そしてその罪悪感から先延ばしにすることにより、肥大化した罪悪感を正当化しようとして継続をやめてしまいます。

ただ、それは少しのことでも達成することによって今日はこれだけでもやったと継続していることを正当化することができます。

それがタスク最小化の最大のメリットです。

2.制約と誓約

クラピカが旅団にしか能力を使わないという制約と誓約により、エンペラータイムを発動することができるように、我々も何らかの制約と誓約を行うことで継続することが可能となります。

制約は、例えばタイムリミットを設けることです。20分以内にこれをするのようにです。
あるいは、5ページ読むのように量でもいいでしょう。

制約を入れることは、継続することの定義域を設定することになります。
すなわち、継続できないことの理由を縛ることになり、退路を断つことで自分を奮い立たせることも可能となります。

誓約というのは、文字通り約束を誓うことです。
これを継続するのだということを例えば、同僚や恋人、親などの他人に宣言してみましょう。人間というのは承認欲求の塊なので、これができるといいねがもらえるが、できないとできない奴だと思われるという最良の飴と鞭が設定されます。
誓約もまた退路を断つことというメリットがあります。

ただ、制約と誓約はクラピカのようにそこまで強固なものでなくてもよいです。死ぬほどまでに強く念じることも重要ですが、少し余裕を持たせることもモチベーションを担保する意味でも重要です。

自分にとって少しチャレンジングな程度に制約と誓約をかけましょう。

3.ロールモデルを描く

継続することの目的は、一体何なのでしょうか。資格取得であれば、もちろん資格を取ることですが、では資格を取った後どうなるのでしょうか。

大切なことは、継続していった後に成る自分の姿を鮮明に描くことです。
そしてそれをロールモデルとするのです。

例えば資格取得でいうと、資格を取得した後に給料が上がるとすると、給料が上がって少し良いものが食べられるや転職に有利になるなどポジティブなことをいくつも挙げてみましょう。

その継続した後のポジティブな自分を描くことで、それに近づきたいという欲求が出てきます。それが、継続することを支えるモチベーションにもなります。

プロはモチベーションに左右されないと反論が聞こえてきそうですが、感情のない人間がいないのと同じようにプロアマ問わずモチベーションに左右されるものだと私は思っています。

ただ、プロが土壇場に強くモチベーションに左右されないように見えるのは、左右されていないではなく、左右される幅がこれまでの経験=継続してきたことにより小さいが故なのです。

自分の感情を高める上でもロールモデル=継続した後の自分を描くことが大切になってきます。

最後に

何事も継続することは、難しいことです。ただ、簡単でないからこそ他者と差別化され優位になるのであって、楽して得られるもの=レッドオーシャンですよね。

もちろん簡単だが、誰にも知られていない道というのも存在しますが、それを見つけるのは幸運かやはり継続してきたが故の才覚かもしれません。

なにか1つでも毎日継続してみませんか。
1日1時間それに捧げてみませんか。

最後にこの言葉を引用します。

遠回りこそが俺の最短の道だった

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