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毎日アウトプットするために気をつけていたいこと

今回のお話

毎日アウトプットして学んでいくことは大変なことだと思ってはいないでしょうか。

やりたいことや作りたいものがあるものの土日しか時間がなくなかなか疲れて取り組むことができず結局何も進んでいない1年がすぎていくなんていう話はよくあるのではないでしょうか。

今回は毎日アウトプットするための習慣形成について考えていきます。

それは最低限となっているか

習慣化させたいアウトプットにおいて、大抵が続かない理由は「日々の行動目標が高すぎる」ということです。

例えば、エンジニアで1週間で作りたいWEBアプリがあるとします。その時今日は画面設計して、明日は仕様をまとめて明後日はUIを作って・・・
なんていう風に簡単な見積もりをしてしまいがちです。(そんなやつおらんやろと思われるかもしれませんが、往々にして業務より見積が甘いかと思います)

これはエンジニア問わず受験勉強や資格試験の勉強も同じでプライベートな学びの行動目標は、どうしても「最大限リソースを割けた際の最大出力」になりがちです。

仕事をしているとどうしても突発で忙しくなったり、プライベートで重要な用事が入ったりとなかなか時間を割くことができないこともあります。そうして1日やらず、次の日もやらず溜まったのは罪悪感のみというのが、三日坊主のできあがりというわけです。

では、どうすれば良いかというと「1日の最低余剰時間で達成可能な最低出力」に行動目標を設定すればよいのです。詳しくは、以下の記事を読んでいただけると幸いです。

さて、行動目標を最低ラインに設定するその心ですが、それは以下のような効用があるからです。

・罪悪感の排除
・スイッチングコストの削減
・習慣化の形成

大前提としてアウトプットを通して学んでいくには、習慣化して毎日やることが大切だという考えがあります。なぜなら1日がかりですごいことを成し遂げることはほぼ不可能だからです。複利的にインプットやアウトプットは効いてくると考えているため、毎日やることが必要です。

さて、罪悪感の排除ですが、三日坊主になって辛いのは、「やると決めたのに今日もできなかった」という罪悪感です。誰かから強要されたことであればむしろ喜ぶべき時かもしれませんが、自分で課した制約を簡単に投げ出してしまうととても辛い感じがあるかと思います。

それは、行動目標が高ければ高いほど強く苦しいものとなります。したがってそういった不要なストレスを排除するためにも最低限のレベルで達成可能な行動目標に設定する必要があります。

次に、スイッチングコストの削減です。スイッチングコストとは、要するに頭を切り替えるためにかかるコストです。

例えば、数学なんかを勉強していて教科書を進めているとします。そこで毎日やらず3日おきや土日のみというように進めているとどうしても前回やったことの記憶が失われているのです。そうすると次に進むために前回やったことをもう一度繰り返していくしかなく、どんどん進めば進むほど前に戻る時間がかかってしまいます。

これは一例ですが、そういった切り替えのためのコストがかかってしまうとどうしても行動するのが億劫になってきます。そうするとまた罪悪感が発症するというような負の連鎖に入ってしまいます。しかし、行動目標を最低限にしておくことでそれは避けられるという話です。

最後に習慣の形成です。ここまで書いてきたことのまとめ的なものですが、毎日やることでそれをやらないと寝れないような体質になってきます。寝る前に歯磨きをせずに寝れる人は少ないのではないでしょうか。なんとなくやらないと気持ち悪い状態になってはいませんか。

まさに、その状態を目指すことが習慣の形成となります。歯磨きの例の如く歯磨きほどに苦ではないレベルのタスクを毎日の行動目標に据え置くことが重要です。

ここまで行動目標を最低限にして習慣させていくという話でしたが、ある程度定着してくると今度は、その最低限のラインを上げていくという作業に入ります。

しかし、それも一気にレベルをあげるわけではなく少しずつ上げていきます。例えば、毎日問題集を1ページやっていたとするといきなり10ページにするわけではなく、2ページが2週間続けば、3ページと段階的に引き揚げていきます。

ここで上げるペースを仮に2週間とおきましたが、そこはケースバイケースで簡単だと思えば1週間で引き揚げてもよいでしょう。

兎にも角にも、アウトプットを通して毎日の行動目標を最低限にして進捗をさせているという感覚を得ることが一番重要でそれがやっていて楽しいと感じる一番の要因だと思っています。

最後に

アウトプットにはそこまでフォーカスしていなかったですが、プログラミングの勉強というようなものでなくともオススメしたいのは「Githubでの合うトプット」です。

界隈では「草」と呼ばれたりしますが、個人プロフィールの画面でコミット(≒ファイルをアップする)した回数に応じて濃度が変わる色付けをデイリーでなされるものがあります。

カレンダーに今日はやったとチェックをつけるのも良いですが、Githubであれば簡単に見えるかできるのでオススメです。

読んだ本の感想や気づいたこと、調べ物をしていてまとめたことなどをGithubに上げていくことで場合によっては誰かの参考になるケースもあるため、一石三鳥くらいの利得があります。

毎日Githubでアウトプットして学びを習慣にしていきたいですね。
それでは、また。

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