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【レポート】あざらしのひと 刊行記念 浅生鴨×高橋久美子書き起こしイベントレポート:青山ブックセンター

2021年12月3日
東京はすっかり寒くなったと聴くがもう12月だ。
この日の東京都心の最高気温は16.1℃
ちなみにイベント日の1年前、2020年12月3日の東京都心の最高気温は10.6℃
やっぱりイメージの12月より暖かい気がする。

この冬に、楽しみに期待して待っていたイベントが青山ブックセンターで開催されるのでした。
【12/3(金)】『あざらしのひと』刊行記念
「どこにでもいる“ 〇〇 のひと”」
浅生鴨さん × 高橋久美子さん トークイベント

カレンダーにぐるぐる〇を何重にも書き込んで楽しみにしていた12月3日!

作家としても、生き方そのものに憧れるお二人のイベントなのです!!

特に高橋久美子さんのイベントは、色々なオンラインイベントに参加しましたがコロナなどでお会いできるイベントが少なくて、私自身で実際にお会いできるのが初!めっちゃテンションあがります!!!

ということで、ワクワクドキドキなイベントレポートを今回は私で作成してみました。

予定が合わなかったりで参加できなかったみなさん。
このレポートでイベントの雰囲気を楽しんでください。

約1時間30分のイベントの様子を、ほとんどそのまま書き起こしをしたので、お二人の面白さや魅力も伝わりやすいかなと思います。

そして浅生鴨さん、高橋久美子さんのファンになった方は
是非とも書籍も購入してみてくださいね。どれもとても面白いです。
それでは、さっそくいってみましょう。

★目次です。

■プロフィール

浅生鴨さん、高橋久美子さんのお二人のプロフィールを紹介しましょう。

浅生鴨 あそう・かも

1971年、神戸市生まれ。作家、企画者。たいていのことは苦手。
様々な職業を経たあと2013年に『群像』(講談社) で発表した初の短編小説『エビくん』が
高い評価を受けたことで、本格的に執筆を開始。現在は執筆活動を中心に活動している。
主な著書に、『中の人などいない』『アグニオン』『二・二六』(すべて新潮社) 、
『猫たちの色メガネ』(KADOKAWA) 、『どこでもない場所』(左右社) 、
『だから僕は、ググらない』(大和出版) 、さまざまな媒体に書いた原稿を自身でまとめた
『雑文御免』『うっかり失敬』(ネコノス) 、自身が編集長を努める
同人誌『異人と同人』『雨は五分後にやんで』などがある。
テレビドラマ化もされた『伴走者』(講談社)は第35回織田作之助賞候補となった。
座右の銘は「棚からぼた餅」。
公式HP:浅生鴨のホームページ
https://www.asokamo.com/

高橋久美子 たかはし・くみこ

1982年、愛媛県生まれ。バンド活動を経て2012年より作家・詩人・作詞家として創作活動を続ける。
主な著書に、最新刊『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』(ミシマ社) 、
小説集『ぐるり』(筑摩書房) 、エッセイ集『旅を栖とす』(KADOKAWA) 、『いっぴき』(筑摩書房) 、
詩画集『今夜 凶暴だから わたし』(ちいさいミシマ社) 、
絵本『あしたが きらいな うさぎ』(マイクロマガジン社) など。
翻訳を担当した絵本も多数。原田知世、ももいろクローバーZ、大原櫻子など
様々なアーティストに歌詞提供も行っている。
翻訳絵本『おかあさんはね』で第九回ようちえん絵本大賞を受賞。
浅生鴨さんが編集した『異人と同人』『雨は五分後にやんで』にも小説を寄稿。
11月20日~来年5月まで、詩と絵の展覧会「ヒトノユメ」展を長野県上田市で開催。
公式HP:んふふのふ 
http://takahashikumiko.com/


■青山ブックセンターのイベント会場に行こう

この日の東京は、冬の寒さが厳しいなんてこともなく、ほどよい寒さの気候。天候にも恵まれ天気も晴天。

このイベントが楽しみすぎて早起きをしすぎたせいか電車では、ウトウトと降車駅を数駅、乗り過ごすハプニング。

なんとかリカバリーできて19時のイベントには15分ぐらい余裕をもって到着。
あぶないあぶない、本当に焦った。

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青山ブックセンターのイベント会場を案内しましょう。
イベント会場はお店の奥にあるスペースで行われます。
現在だと60名前後での定員でのイベントが多いです。

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入口にイベントがしっかりと告知されていますね。

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⇒を追っていけば・・・。

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はい、イベント会場に到着です。
ここで名前の確認、検温と消毒をして会場へ入場です。

受付横には、沢山本が並んでいました。

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高橋久美子さんの最新刊<その農地、私が買います>のサイン本

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イベント日の当日が全国本屋さんの発売日<あざらしのひと>もありました。

会場は結構、人いましたよ。

そして会場のステージ横には黒糖販売所が!

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■いきなりハプニング

席で、このイベントでの質問時間にどんなことを質問しようかと作成したリストをみて考えます。
朝起きてから、楽しみすぎて10個も質問作っちゃった(笑)

青山ブックセンターの時計の針が19時の時刻を指しました。
さあイベントの開始です。


ここからはイベントの様子を書き起こしてお伝えしますね。
では、楽しんでください。どうぞ~!!


書店員さん:大変お待たせ致しました。この度ネコノスより刊行致しました
<あざらしのひと>を記念致しまして、浅生鴨さんと高橋久美子さんをお呼びしてトークショーをはじめたいと思います。それでは大きな拍手でお迎えください。

(※会場内、大きな拍手とともに浅生鴨さんと高橋久美子さんが登壇)

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浅生鴨さん:こんばんは。こんばんは。浅生鴨です。

高橋久美子さん:こんばんは。高橋久美子です。よろしくお願いします。

(※お二人の自己紹介のあと、会場内からもう一度大きな拍手)

浅生鴨さん:マスクを外して、ラーメン屋のおやじみたいな(笑)

高橋久美子さん:またヒゲ伸びましたよね?

浅生鴨さん:そういま、伸ばしていて。

高橋久美子さん:伸ばしている。Twitterのアイコンがあの結構怖そうな…。

浅生鴨さん:そうこういう。(※注:下記写真参考)

鴨さんアイコン

高橋久美子さん:ため口で話とったらアカンかなみたいな。

浅生鴨さん:あの怖いアイコンにしてから、あんまり意地悪な、リプライがこなくなったんで、みなさんも髭の写真にするといいと思います。

高橋久美子さん:それいいかもね。

浅生鴨さん:全員がこうやってアイコンはね。さあ金曜の夜でございます。

高橋久美子さん:ですね!

浅生鴨さん:みなさん金曜の夜にこんなところに来ていて、いいんですか?
と思うんですけど、わざわざお越しいただいてありがとうございます。

えー建前としては、ここに書いています。
『あざらしのひと』刊行記念「どこにでもいる“ 〇〇 のひと”」
浅生鴨、高橋久美子、というトークイベントということになっております。

高橋久美子さん:もう読みましたか?(「あざらしのひと」の本を手に会場を見廻す)

浅生鴨さん:今日発売です!

高橋久美子さん:今日発売?ごめんなさい。

浅生鴨さん:そう、たてつけとしては今日発売なんですけど。
もう数日前から読める人は読めるという。

高橋久美子さん:この薄さがいいですよね!あまり、ぶ厚すぎない感じが。読みやすい。

浅生鴨さん:そうだから、今日ここに6時前に来て、買っても。
もう読み終えられているはずっていうぐらいの薄さです。

高橋久美子さん:1時間ぐらいで。なにっていう、あざらしの
この(表紙タイトルの)「の」が右側にあるっていう感じが可愛いなって。

浅生鴨さん:これ…いま、共有をね。停止しないと僕が映らないらしいんですけど…。
(※オンラインでもZOOMウェビナーを使いオンライン配信していたのですがPCの設定で、浅生鴨さんのパワーポイントかカメラかのどちらか1つの情報しか表示されない状態になっていたようです。)

浅生鴨さん:これがね、アイコンがいないんだよ(笑)

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:アイコンいなくなっちゃった…。
えいっ!(色々といじる浅生鴨さん)
あ…。なんか消えちゃった(笑)

高橋久美子さん:そういう感じなんですね。

浅生鴨さん:えっと。まあいいや。さっきまで裏(の控え室)にいたんですけど。
まったくトークの打ち合わせをしていないまま、ここに来ちゃったので
トークの流れを説明しましょう!

高橋久美子さん:しましょう!

浅生鴨さん:えーまずは<あざらしのひと>の話をちょっとだけします。

高橋久美子さん:しましょう!

浅生鴨さん:それで、そのあと最近、えー高橋久美子さんが出されたこちらですね
(最新刊を出す)この<その農地、私が買います>の話をして。

高橋久美子さん:ありがとうございます。はい。

浅生鴨さん:それで、あざらし的なところにもどる、のかなみたいな感じで…。

高橋久美子さん:ちゃんと決めてあるんですね。

浅生鴨さん:いや、スライドがそういうことになっているからそうなっているんですけど
(※注:スライドも浅生鴨さん作成)
僕はスライドのいいなりです。押すとどうなるのかな。(クリック。ポチ。)

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あ、なんかでてきた。これがですね。<あざらしのひと>に入ってる…。

高橋久美子さん:えっ、こんなに入ってる…。

浅生鴨さん:そう<あざらしのひと>に入ってる、全部で30入ってるんですよね。

高橋久美子さん:あっ意外とものすごい濃密です。濃縮で。

浅生鴨さん:1個1個がGINZAっていうファッション誌に掲載していたので、すごくちっちゃいコラムコーナーに書いていたもんですから、
気がつくと、結構な数をやってて、毎回毎回○○な人を考えるのが結構大変だったんですけど。

高橋久美子さん:すごいです!こんなに色々な人が…。

(※ここで、書店員さんが鴨さんのPCを触り設定を確認する)

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浅生鴨さん:あれ?音が。音が。音がイマイチ入っていないと。

高橋久美子さん:ZOOMのみなさん、聴こえているのかな?
(ZOOMのみなさんに向かって優しく呼びかける)

浅生鴨さん:あっ、ZOOMのみなさん!

高橋久美子さん:ZOOMのみなさん!

書店員さん:聞こえていないそうです。

高橋久美子さん:音が出ていない。こういうのがドキドキするね。そうなん。

(ZOOM参加者のチャットを確認して読み上げる)私も音声が聴こえていません。

浅生鴨さん:(PCの音量設定を弄り)これで(音が)出るのかな?
(※しかし、設定がうまくいかない状態。)
(うまく設定できずに)戻っちゃいますね。

高橋久美子さん:単純にマイクがつながっていないのかな…。

浅生鴨さん:(うまく設定できずに)なぜ(音量が)戻っちゃう…。
(書店員さんが中腰で作業をされていたので)座ってやってください。

書店員さん:いや、大丈夫です。大丈夫です。

(一生懸命に設定を修正しようとする)

高橋久美子さん:意外と会場にこういうの詳しい人がいたりするんですよね。1回やったんですよ。全然わからんかって。

浅生鴨さん:誰かわかる人います?(会場を見廻す)

高橋久美子さん:ものすごい得意な人が…。

浅生鴨さん:(うまく設定できずに)これはね、こうやって設定しても(うまくいかずに)戻っちゃうんです。

高橋久美子さん:一回切らんとあかんのかな?
こうなった(不具合の)時は一回電源をOFFにする。
するとだいたい解決するんですけど。

(※出演者だけでなく、会場内からもオンライン配信のみなさんに大丈夫かなと心配する空気に)

浅生鴨さん:いまね。僕らが映っている。
(PCをいろいろと触る)

高橋久美子さん:このミュートボタンの…。

書店員さん:こっちのを
(高橋さんのミュート設定を)解除してもらっても良いですか?

高橋久美子さん:私?これで…。解除にならないねぇ。
おりゃ!なんでじゃ。私のZOOMのミュートを解除…。

浅生鴨さん:僕から(フォローして)ミュートを解除してあげることはできないのかな。それはできないんだ。

(※書店員さんが高橋さんのPCを触りミュート設定を解除する)

高橋久美子さん:どうでしょう。聞こえます???(※ZOOM参加者に向かって呼びかける)

浅生鴨さん:チャットで聴いてみようかな。聞こえています???(声に出しながらチャットも書き込む)

(※チャットから『聞こえました』の返信有り。会場から安堵の大きな拍手!!)

高橋久美子さん:ああ、聞こえました!!

書店員さん:本当にすみません。

浅生鴨さん:もう音が鳴るだけで拍手ですよ。すごい素晴らしい。

高橋久美子さん:やったね。うれしいね。

浅生鴨さん:良かったぁ。

高橋久美子さん:もう今日一の感動!!

浅生鴨さん:もう苦難を乗り越えてね。今のこの会場と画面の向こうのみなさんとが一体化した瞬間ですね。

高橋久美子さん:うん、一体化したよー。これが真のライブだ。

浅生鴨さん:これで画面の共有で僕がこれを出すとまた変になるのかな。

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:ここからまた聴こえなくなるね。大丈夫?聴こえるなぁ。いけるわ。

(浅生鴨さんが、さきほどの<あざらしのひと>に入ってる○○な人の一覧のスライドを表示させる)

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浅生鴨さん:いまここでしょ。これだけいますという…。で<あざらしのひと>もいますという話まで。
えっと。今、音が聴こえた人に向けていうと、さっきまで僕らは『とくに打ち合わせをしていませんという話』をして。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:あとは、金曜の夜なのにおまえらこんなところで聴いていて大丈夫なのか?という話をして

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:えっと、その後はなんだっけ???

高橋久美子さん:その後は、えっと。30個も書いたよ。GINZAで連載しとったよ。

浅生鴨さん:その後は、そうね。

■<あざらしのひと>について

高橋久美子さん:原稿用紙何枚ぐらいでした?

浅生鴨さん:2枚です。

高橋久美子さん:あっ800字。

浅生鴨さん:うん、800字。

高橋久美子さん:意外と難しいですよね。800字って。

浅生鴨さん:収めるのがね。800だと…。

高橋久美子さん:1500とかなら書きやすいけど。

浅生鴨さん:そうなんです。800というのは物事を理解してもらったというぐらいで終わっちゃうから。

高橋久美子さん:うんうん。

浅生鴨さん:だからそれを圧縮して早めに物事がわかって(文字)数を落とすということを
やらないといけなかったんで、意外にあの、毎回苦労をした感じですね。

高橋久美子さん:すごいですよ。もう。噴き出しながら読みましたけど。

浅生鴨さん:読んだ人から良くいわれるのは「あっ私、コレだ」っていう。凄い言われるんですよ。

高橋久美子さん:うんうん。思った思った。私は…。(浅生鴨さんが作ったパワーポイントの○○な人の一覧を見る)
私は…えっと<漏れる人>かな(笑)あと、擬音の…<ギオン者>ね。

浅生鴨さん:はい。

高橋久美子さん:あと<ノッてる人>

浅生鴨さん:はいはいはい。

高橋久美子さん:かなりありましたね。これ私やないかなというのが。

浅生鴨さん:<漏れる人>はね。わりと多いですね。

高橋久美子さん:心の声が漏れてしまうんですよね。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:だから買い物とか行ってても「これえーなぁ」とか言うんですよね(笑)

浅生鴨さん:あのー今日、住宅ローンの借り換えに行ったんですけど。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:銀行の相手の担当の人が<漏れる人>で。

(会場内から笑い声)

浅生鴨さん:書類みながら思ってること全部言うんですよ

(会場内、大きな笑い)

浅生鴨さん:これは、審査通りそうだなと思ったから、安心だったんですけど(笑)
「こいつこれ、ヤバいんじゃないのこの収入で」とか、もし漏れてたら

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:ヒヤヒヤもんです。

高橋久美子さん:はい。それ<漏れる人>は仕事できないしょうね。もう<漏れる人>は大変よ。

浅生鴨さん:(笑いながら)銀行の人が漏れて、大丈夫なのかという。
      
高橋久美子さん:でも暗証番号とかまさにそうで<漏れる人>。
うちのお母さんとこの間、お金を降ろしに行ったんですけど
お母さん思いっきり口で「ピピピピ」言いながら打っていたんです
        
浅生鴨さん:(笑)

高橋久美子さん:「お母さんそれは言うたらアカンよ!」と言ってたんですけど。
「あっそう?」と言ってたけどね。漏れちゃうよね。

浅生鴨さん:漏れちゃうよね。そう、そういう人がいっぱい、世の中にはいるよというので
○○の人、○○の人という。毎回考えて…やっておりました。

高橋久美子さん:あと<たんと者>

浅生鴨さん:はい。代理店の人ですね。

高橋久美子さん:そう。こんな…こと。こんな大変なことなんですか、クライアントさんが来た時の大変さ。

浅生鴨さん:はい。本当に大変です。

高橋久美子さん:クライアントさんが来た時に。えっと居酒屋で四人おっても五人分ずつ頼むみたいなことでしたよね。

浅生鴨さん:そう。絶対に残らせてはいけないという…。いや、絶対に余らせないといけない。足りないだろうと。
あとクライアントが、例えばコーヒーを出している時に、一人だけ「ほうじ茶が欲しいな」と言ったら
(すぐに)「ほうじ茶ございます!」と言わないといけないから、ほうじ茶も人数分用意をしておく。
      
高橋久美子さん:そうか。1人のこともあれば、全員のこともあるから…。

浅生鴨さん:そう。全員分用意しておく。

高橋久美子さん:全員が「ほうじ茶」というかもしれない。そんな気の利かせようって…。

浅生鴨さん:だからね。CMって高くなるんですよ。そのぶん全部費用に乗るから。

高橋久美子さん:ほうじ茶代が6倍…。

浅生鴨さん:そう。だってお弁当だってね…お魚がいいとか、中華がいいとか、色々あったら…。

高橋久美子さん:ええええっお弁当も全部、中華とか…。

浅生鴨さん:そう、全種類。でも今は最近は、あのー予算の圧縮もあるから、そういうのなくなりつつありますけど。
昔は、ほんとうに全種類。全員分、クライアントの人数分用意をしておくみたいな。

高橋久美子さん:うわぁ。

浅生鴨さん:ただし。この会社の人の時は、このお茶は駄目!とか色々とあるわけですよ。

高橋久美子さん:ああ。スポンサー的にね。うわぁそれは、なんかわかる気がするな。うんうん。

浅生鴨さん:で、よくある間違いが…。

高橋久美子さん:うんうん。

浅生鴨さん:これ、あんまり配信もやってるから…言えないんだけど(笑)

(会場内から笑い声)

浅生鴨さん:まぁお茶で有名なメーカーがあるとするじゃないですか。ね。

高橋久美子さん:はい。だいたいわかりますけれども。

浅生鴨さん:そう、お茶で有名なメーカーがあって、で一方こっちはお茶を出していないメーカー。
どっちかというとジュースとか健康系で一切、お茶はやってない。

高橋久美子さん:スポーツドリンクとかね。

浅生鴨さん:でまぁ、そう。なんだろう、健康系の野菜の飲み物とかをやっている。
で、クライアントが<野菜のほう>だとするじゃないですか。
あっお茶はやってないから、でもお茶は何か出さないといけないから、
じゃあお茶で有名なこのお茶のメーカーのお茶をご用意したら…。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:なんと!全然、別の商品で(お互いのメーカー同士で)裁判やってるみたいなことがあって(笑)

高橋久美子さん:えええっ!

浅生鴨さん:全然、飲み物と別の分野で裁判をやってたっていう…。

高橋久美子さん:そこまでは、存じません!

浅生鴨さん:でも存じてなきゃ…。

高橋久美子さん:だめなのかぁー。

浅生鴨さん:駄目なんですよ。代理店の人というのは。

高橋久美子さん:それは、みんな胃薬を持ち歩くね。

浅生鴨さん:すごい…すごいですよね。

高橋久美子さん:配信して大丈夫だったかな(笑)

浅生鴨さん:ギリギリですよね。

高橋久美子さん:大丈夫?

浅生鴨さん:でも僕は、あの現場のものを作る部分だけだから。
そんな苦労は全然していないんですけど。

高橋久美子さん:ああ。

浅生鴨さん:みんな苦労をされているんだなぁと思って。

高橋久美子さん:いやあ、ううん。(面白くて)噴き出したり<たんと者>の時はええって思ったり。

浅生鴨さん:そうですね。僕、個人的に凄い好きだったのは<飛ばす人>っていう。

高橋久美子さん:一緒です!私もです。この(本に掲載されている)30人の中で一番好きなのは<飛ばす人>

浅生鴨さん:そう、もうこれ…。あの、そうなんですよ。

高橋久美子さん:面白すぎですよ!

浅生鴨さん:凄い有名なプロデューサーさんで、もしかしたら(高橋さんが)会ったことあるかもしれない。

高橋久美子さん:(炭酸ドリンクを)振る人でしょ!

浅生鴨さん:まんまるのデッカイ人なんですけど。

高橋久美子さん:なんかわかる気がしますよ。うん。

浅生鴨さん:そうなんです。

高橋久美子さん:サイダーを…振ってるよね?

浅生鴨さん:振る人です。

高橋久美子さん:たまにいますよね。振ったらいかんやつなのに。
つぶつぶオレンジとかコーン入ってるのと間違えてるかな
という。

浅生鴨さん:ああ。この<飛ばす人>は新幹線の(トレイ)が入れなくて、「えいっ!」と押し込んで
お弁当を置いたらパーンと飛んでったという人なんですど(笑)

高橋久美子さん:漫画かよ。みたいなね(笑)

浅生鴨さん:この人と同類、同類の人がもう1人いて。その人とは一緒に311のあとに東北に行ったんですよ。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:まだ何にも寝泊りできる場所が無いから。瓦礫だらけの中だったので。えっと寝袋で寝るんですけど。

高橋久美子さん:うんうん。

浅生鴨さん:えっと。その人も、もちろん食いしん坊なわけなんですよ。
      
高橋久美子さん:もちろん食いしん坊なんや。うん。

浅生鴨さん:それで、晩御飯を食べ終わって。えー寝袋に入るんですけど。
お弁当を2つ買ってるんです。さらに、その人は。

高橋久美子さん:うふふ(笑)ううん。

浅生鴨さん:でも寒いから、3月の東北ってまだ雪もちらついてて、本当に寒かったんですけど。
その人は夜中にガサガサって音がするから、何が起きたのかと思ったら
寝袋の中から頭まですっぽりと入っていたんですけど、手が出てきて、お弁当を掴んで(笑)
お弁当が寝袋の中にザァーって引っ張られていったんです

(会場内から笑い声)

浅生鴨さん:それで、しばらくするとお弁当のガラがポイっと吐き出されて、そしてまた次のお弁当がザァーって引き込まれていくんですよ

高橋久美子さん:カオナシですね。それもう。

浅生鴨さん:ものすっごいものを見たと思って(笑)

高橋久美子さん:(笑)早いんでしょ食べるの?

浅生鴨さん:ぶばぁっと入ってババババっと出てくるんです。
デューンっていう映画みました?

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』

(会場内、大爆笑)

浅生鴨さん:あれの砂の虫の、あれみたいな。

高橋久美子さん:デューンね。たしかに。そうですね。

浅生鴨さん:その人は名付けてないんですけど、別に。そういう、なんか人もいますよね。

高橋久美子さん:まだ優しいというか、穏やかなのがいいですよね!これでおこりんぼうなら大変ですけどね。

浅生鴨さん:うん、で基本的にやっぱりあのー。これを書いた時にずっと心がけていたのは。
どの人もみんなあの、面白いなと思うことにして

高橋久美子さん:人間愛がありますね

浅生鴨さん:そう嫌いな人にはならないでおこうというのと、あとなんとかその人に憧れようと思ったんですよ

高橋久美子さん:へぇぇぇ。

浅生鴨さん:自分もこうなったらどうなるかなといつも考えるようにして。
それをやると、あっ、その人はきっとこういう理由で、そうなっているんだなというのがわかってきて。
だから、そういう意味ではいろんな人が出てきて面白かったなと。

高橋久美子さん:へぇぇぇ。

浅生鴨さん:さっきちょっと裏(の控室)で、(高橋さんが)言ってくださったんですけど
この(あざらしの本に出てくる30人の登場人物の)1つ1つを主人公にして短編小説にすればいいんじゃない?っていうね。

高橋久美子さん:そうなんですよ。もったいないと思ったぐらいね。
ぎゅゅって濃縮されてて、もう本当に長編(の小説)を呼んだぐらいの面白さが。

浅生鴨さん:キャラが。

高橋久美子さん:だから、長い小説で読みたいなと思った。

浅生鴨さん:これ(の登場人物)とこれ(の登場人物)が組み合わさったらえらいことになるなと。色々ありそうですけどね(笑)

高橋久美子さん:クセありすぎやろ!登場人物全員クセありすぎやろ!ってなるな。

浅生鴨さん:まあこういう、短いショートエッセイが30ほど入った<あざらしのひと>というタイトル
この<あざらしのひと>が表題なんですけれども、この<あざらしのひと>というのも
ちょっともわけありの人というか。なんでこれだけ<あざらしの>。
<あざらしのひと>ってね、タイトルからして何の人か想像もつかないと思うのですが。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:これもこれで。それで<あざらし>というのがいったい何を指しているのかというのは、実は今も僕もわからないという。

高橋久美子さん:聞かないんですよね?そこで

浅生鴨さん:そう、いまだにわからない

高橋久美子さん:これもうオチをいうたらあれか。

浅生鴨さん:オチをいうと…。

高橋久美子さん:まあ読む人もあれやけん。うんうん。これも面白かったなぁ。

浅生鴨さん:というようなものが入っているので、もし良かったら、お手にとっていただければと思います。
(突然思いついたように)なんか暗い???(雰囲気ですか?※会場に呼びかける)

高橋久美子さん:暗い???(雰囲気ですか?※会場に呼びかける)

(※会場のみなさんは、そんなことないですよの反応

高橋久美子さん:大丈夫?

浅生鴨さん:テンションいま38ぐらいなんですけど。テンションでいうと。

高橋久美子さん:38。MAXは100ですか?

浅生鴨さん:いや、特に決めてないですけど(笑)

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:ううん。い、いいんじゃないかしら。

浅生鴨さん:まぁこれぐらいでいいですよね。

高橋久美子さん:ううん。

浅生鴨さん:じゃあ次、押してみようかな?(明るい声で)
押すと何が出てくるかな?ああ、これだ。
※注:パワーポイントは浅生鴨さんが自分で作成しています

■<その農地、私が買います>について

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浅生鴨さん:これが出ましたね。(画面には高橋久美子さんの新刊<その農地、私が買います>の画像)
<その農地、私が買います>えー高橋久美子さんのこれ先月?

高橋久美子さん:ん?そうですね。10月20日です。

浅生鴨さん:ああ、だから先々月になるのか。(※イベント日は12月3日でした)

高橋久美子さん:はい。あれ10月?そうですよね。

浅生鴨さん:もう11月が終わって…11月度の締め切りがね…

高橋久美子さん:終わったね…。テッテレ~♪
(※突然、謎の音楽を歌いだす高橋さん)

浅生鴨さん:テレッテレッテレッ~♪
(※突然、謎の音楽を歌いだす鴨さん)

高橋久美子さん:トゥルトゥルトゥル~♪
(※突然、謎の音楽を歌いだす高橋さん)

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:11月末の締め切りがね。人にはあるわけで

高橋久美子さん:締め切りがね…

浅生鴨さん:えっと<その農地、私が買います>が…。

高橋久美子さん:はい、10月20日に。

浅生鴨さん:刊行されて凄い話題の1冊となり。
★参考<その農地、私が買います>の読売新聞、朝日新聞で紹介されました


高橋久美子さん:ありがとうございます!

浅生鴨さん:書評もバンバン出て。大事になっているじゃないですか

高橋久美子さん:そうですね。地元の人には知られないように。
父に内緒で出しているので。

これを知っている方たちは黙っといてくださいという。

(※会場から笑い声)
(※注:新刊の<その農地、私が買います>は、高橋久美子さんが、実家の父との大喧嘩からはじまる本なのです)

高橋久美子さん:でもTwitterを親戚の人がみているから
「なんか久美ちゃん農地のことどうのという出しているっぽいよ」というので。

浅生鴨さん:うぁぁ。

高橋久美子さん:なんか父が姉のところに「なんか凄い変なタイトルの本を出しとるけど、どういうことや」って
お姉ちゃんのところにいって、姉ちゃんも「なんかの雑誌で1ページだけ書いていたやつちゃうかな」って

(※会場と浅生鴨さんが爆笑)

浅生鴨さん:(※笑いながら)それ嘘でいいから雑誌の1ページを作って、
コピーしてこれこれって渡しとけば「あっこれかぁ」で済んじゃうから

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:それやっときましょうよ。

高橋久美子さん:それや!

浅生鴨さん:偽雑誌の。僕ね最近、偽雑誌を何冊か出しているんで。

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(※会場から笑い声)
(※写真参考:Miss my Stopは上田豪さんが毎月作成された架空の雑誌です。私もこの本の1ページどこかに名前登場するので探してみてください)

浅生鴨さん:そのページ…。

高橋久美子さん:作ってほしい!!(切実)

浅生鴨さん:<Miss my Stop>っていう偽雑誌が最近、刊行されているのがあるんで、その1ページとして。

高橋久美子さん:それ、やろう。やったほうがいいね!

浅生鴨さん:(この状況を乗り切るには)偽雑誌ですよ。

高橋久美子さん:(書評が掲載されているので)新聞とかもなるべく父の手元に届かないように。

浅生鴨さん:それをスクラップ送っておけば、もう安心。

高橋久美子さん:そうなんですよ。まず、父との太陽光パネル…。
うちの農地に太陽光パネルになるっていうことで。
それで私は反対で。父は農地を手放したいから、
(実家の)で、周りもほとんど荒地になってきているから、
もう父も(農業を)辞めたいというので
喧嘩からはじまるのでそこからもうアウトなんですよね、読まれたら。

浅生鴨さん:これね。

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(※浅生鴨さんがパワーポイントをクリックするといくつかのキーワードが)

高橋久美子さん:すごい!大学のレジュメみたい。

浅生鴨さん:面白エッセイのふりをして、スタートするんですけれども。
実は実際の<農耕>のことが書いてあったり、
実は<日本の農業行政>について割と突っ込んで書いてる。
ある種、ジャーナリズムでもあったり。
それから<環境論>だったり<種の問題>だったり…。
     
高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:というような、えーと日本の<農>をとりまく、
まぁ言ってみれば時代が変わってきたことによって、合わなくなってきた。

高橋久美子さん:そうねぇ。

浅生鴨さん:その<制度>とか<法律>とか、
それからいまだに続いている<農業に関するいろんな縛り>との
あと、そこのズレをイライラしながら、おかしいんじゃないか!と突いていくところが
ある種、ジャーナリズム大賞とか、とってもいいんじゃないかなと。

高橋久美子さん:おおぉ。

浅生鴨さん:そんな面白さで。

高橋久美子さん:ありがとうございます!

浅生鴨さん:だって、○○な本だってジャーナリズム大賞になっているんだから。
あれジャーナリズムか?あれこそエッセイじゃんと思ったんですよ。
あれがとれるなら、これもとれるなと思って。まぁ環境の話だったり。
であと、<十勝おいしそう>という。なんかね、途中いきなり十勝の、十勝が凄いっていう

高橋久美子さん:そうそう(笑)

浅生鴨さん:まるまる一章を割いて十勝のすばらしさを…

高橋久美子さん:若干、四国から逃げたんですよ。北海道いいなぁって。

浅生鴨さん:ずっと四国との行政との闘いがあって。あと<種の問題>ね。
<種の問題>は、知ってる人は知っているでしょうけど。F1種という。

高橋久美子さん:知らないかた、まだまだ多いんですよね。

浅生鴨さん:今や日本の野菜のほとんどは、えっと。1回種を撒いて、野菜が採れると、その野菜から次、取れる種だと、芽が出ないんですよ。

高橋久美子さん:出ないんですよ。

浅生鴨さん:1回こっきりでしか売られていないという

高橋久美子さん:種屋さんに行っても99%そういう種になっていますね

浅生鴨さん:わざと一回で死んでしまう種を作っている。

高橋久美子さん:そう、<種のビジネス>と言われてますからね。

浅生鴨さん:昔からずっと野菜を植えて育てていて、きゅうりができました。それで腐ったら
それで腐ったら種が出て、それを撒いて、昔からずっと続けてきた農業が途絶え始めていて。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:そういうような<種の問題>にも切り込んでいるし。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:<種の問題>は去年の国会でも、出ていたというのもあったり。あとえっと、環境では里山の問題というか。

高橋久美子さん:猿とかの、まぁ。

浅生鴨さん:人の暮らす部分と生物の暮らす部分との境目が、人によってその境目が作られていたのが
どんどん作られなくったせいで、まぁ混じり始めちゃったという。

高橋久美子さん:そうなんです。

浅生鴨さん:なんかそういう日本の言ってみれば。
えっと田舎の、山のある田舎のいろいろな問題が、あと人の頑固さの問題とかも。

高橋久美子さん:まあね。うんうん。

浅生鴨さん:なんとなくギッシリと詰まってて、更にこの<十勝おいしそう>も(笑)
ずっと四国の話をしていて、十勝凄い!十勝美味い!十勝おいしい!があって
また四国に戻るという、謎の構成なんですけど(笑)

高橋久美子さん:(爆笑)

浅生鴨さん:十勝はね。たしかに。僕も友達が1人移住しちゃってて、デザイナーが。
十勝に本を売りに行くというバカなこともやっているんですけど

(参考:<鴨さんに誘われて、北海道に本を売りに行く。>)

高橋久美子さん:へぇぇ。美味いでしょ。

浅生鴨さん:美味いしねぇ。広いしねぇ。

高橋久美子さん:広すぎるぐらい。広いよね!うん。

浅生鴨さん:だから十勝は楽しそうですよね。今、IT系のお金をたっぷり持っていらっしゃる方が十勝に
別荘というか、普段はそちらにいらっしゃって…。

高橋久美子さん:へぇぇ。

浅生鴨さん:それで、仕事の時だけ東京に来るというみたいな。

高橋久美子さん:あっそういう、二拠点定住みたいなもの、私もしていますけどね。

浅生鴨さん:帯広ってね。飛行機1時間30分なんですよね。たしか。

高橋久美子さん:そうそう、飛行機いろいろなところに飛んでるもんね。北海道は。

浅生鴨さん:まぁ十勝の素晴らしさっていう。で、この画面ではちょうど隠れているんですけど。<黒糖>です。

高橋久美子さん:<黒糖>すごいんですよ。

浅生鴨さん:これが大変なことになっていまして。

高橋久美子さん:一昨日まで愛媛に一ヶ月ぐらい帰っていたんですけど。
そこでずっと荒地の草刈りをしたりとか、種を撒いたりとか…種まきは終わったか…。
レタスを育てとったやつを植え替えたりとか。たまねぎを植えたりしとったんですけど。
そこでね、愛媛で黒糖を作ってるオジサンたちに出会って。
それで黒糖づくりを私も手伝いに行くようになって。
土曜・日曜・水曜日かな毎週。サトウキビから自分達で植えて。
写真を持ってきたんだけど。写真をこのPCに入れたら…。

浅生鴨さん:(配信が)止まりそうな気配がありますよね。

高橋久美子さん:じゃあ(写真は、見せなくて)いいですね。

浅生鴨さん:これ配信はスマホでは、久美子さんとこのスライドが映っていて、僕は映っていないらしいんですよ

高橋久美子さん:なんで?(笑)

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:(※すごく真面目な声色で)「まぁそういう仕様ですね。仕様です」

(※会場大爆笑)

高橋久美子さん:声だけの出演ですな。

浅生鴨さん:(※すごく真面目な声色で)「そう、声だけの出演です。はい」
(いつもの声に戻る)スライドの画面の共有を停止すると。たぶん、僕が出てくるはずなんですけど。
まぁいいです。僕は出なくても。で、これね。四国の話をしたからこれを出さないといけないなと思って。

(※突然始まるクイズタイム!!!)

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浅生鴨さん:みなさんわかります???四国4県どれがどれか。

(※注:写真を撮り忘れたので地名が入った写真をモザイク加工しました)

高橋久美子さん:わかる?愛媛が。

浅生鴨さん:みなさん、愛媛がどれだかわかります?
これ以外にねぇ知られていないという。わかんない。僕だけが知っていないのかもしれないけど。
これあの、こういうことですね。(※正解のスライドを表示)

画像15

高橋久美子さん:そういうことよ。わかる人20%ぐらいしかいないよ、
きっと関東では。香川と徳島が逆になる人が多い。
高知はだいたいのひとがわかるんだけどれどね。下の方は。

浅生鴨さん:愛媛もなんとなくわかるとは思います。

高橋久美子さん:愛媛はライオンの形なんですよ。

浅生鴨さん:…どこがライオン…。

高橋久美子さん:えっ、ライオンのしっぽでしょ。
あとはガオッってなっている形と小学校で習ったよ。

浅生鴨さん:あぁぁ…。(それでいうと)香川は猪が下を向いている形だね。

高橋久美子さん:うぁぁほんとですね。

浅生鴨さん:左下が鼻かな。高知はなんだろうね。魚??

高橋久美子さん:そうねぇ。ブーメラン?

浅生鴨さん:僕は神戸(※神戸市出身)なんで香川徳島の右上なんです。
で、淡路島を渡って徳島に来ることが多かったんで。
だから、愛媛はほとんど行ったことがなくて。

高橋久美子さん:そうなんですよね。愛媛県って意外とあの…。行かれないかもしれない。
九州にこの先っちょからは、もう九州に行けるんですよね。
(※参考:愛媛県からはいくつかのフェリーが九州まで繋いでいて、先っちょ『三崎』からも九州へ繋がっています)


浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:別府行ったりとかはフェリーでよく行くんですけど。
私は香川県との境目ぐらいのところにあって。

浅生鴨さん:あの(地図の形が)ギザギザのところ。

高橋久美子さん:(愛媛県の)東予のあたりですね。このあたりで昔はサトウキビが育てられていたんですよ。
みかんのイメージだとは思うんですけど、戦後しばらくまでは、うちもみかん農家なんですけど
みかん畑が全部、サトウキビ畑でそこでサトウキビを育てていて、県外に出していたんだけど
やっぱ海外のが入るようになって、サトウキビ畑はみかんに変わったんですね。

浅生鴨さん:はいはい。で、この農地を私が買ってやったことは、サトウキビ。

高橋久美子さん:はい。私もサトウキビを育て出すんですよ。
で、黒糖BOYSのところを訪ねて、そのオジサン…

浅生鴨さん:黒糖BOYSのことをいきなり(笑)

高橋久美子さん:(黒糖BOYSは)70代のオジサン達の集団がいて、山の中腹、山の上のほうで何か怪しい集団が怪しい何かを作っているということで、山を登ってオジサンの所を訪ねると黒糖を作っていて…。

浅生鴨さん:サトウキビを煮詰めて。

高橋久美子さん:全部手作業でやっているんですよ。絞ってぐつぐつと煮詰める作業。
そして、最後固まらせて、1日で40キロぐらいしか作れないのかな?
で、そんなオジサン達と出会って、私もサトウキビを育てたいです!ということでサトウキビを200本植えるんだけど…。悲劇が…

浅生鴨さん:その後に悲劇が起こる

高橋久美子さん:(笑)

浅生鴨さん:それで<その農地、私が買います>は、ジャーナリズムだったりエッセイとしても読めるしということで
僕これ読みながら、これもいろんな人達が出てくるなと思って、登場する○○な人達というのを。

高橋久美子さん:そうだね。

浅生鴨さん:ここにこうやって出してくると
(※次のスライドを表示)

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まあ普通に(登場人物の一覧を)書いているだけですけど、まずはお父さん。これは、しょっぱなから出てくる<敵キャラ>

高橋久美子さん:<敵キャラ>、あと(同じ敵キャラは)猪とか。

浅生鴨さん:それで(他の登場人物は)お母さんがいて。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:それで他の重要人物、М子

高橋久美子さん:М子は妹ですねぇ。冷静ですよこの子は。いろんなところで助けてくれますね。

浅生鴨さん:でもМ子は…。僕はМ子派なんですけど。

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:捨てられないもの展をやった時も、私は全然捨てられないんですけどМ子は全部捨てるんですよ。
(※捨てられないもの展 2019年に開催)

浅生鴨さん:僕も全部捨てる派で、だから僕はМ子派なんですけど。
こうМ子は…一緒にえっと、旅をした時は…。

高橋久美子さん:(著書の)<旅を栖とす>でも…

浅生鴨さん:逆転しますよね

高橋久美子さん:そうかも。

浅生鴨さん:雰囲気が。

高橋久美子さん:旅の時は…。そうか。

浅生鴨さん:М子のほうが、なんかちょっと。一歩ひいた感じ。

高橋久美子さん:うん、一歩ひいてる。そうですね。

浅生鴨さん:いいですよね。そしてこのまた、おいちゃんというめんどくさい人が。

高橋久美子さん:おいちゃん、めんどくさい。おいちゃんの奥さんがTwitterしてる…。

(※会場と浅生鴨さんが爆笑)

浅生鴨さん:(笑いながら)ははは、危ない

高橋久美子さん:めちゃめちゃ危ないんですよ

浅生鴨さん:おいちゃんの奥さんが危ないんですね。
おいちゃんにバレると…

高橋久美子さん:もう終わりです。おいちゃんがラスボスやな。

浅生鴨さん:おいちゃんはお父さんのご兄弟。

高橋久美子さん:そうなんですよ。マリオとルイージぐらいの関係ですね。仲いいですね。

浅生鴨さん:でU子さん。ドンのK太さん。Sばぁちゃんですね。

高橋久美子さん:Sばぁちゃんは、も、ちょっと…。もうこれ小説にしたいね!!『Sばぁちゃんの悲劇』(笑)

浅生鴨さん:(笑)Sばぁちゃんという方が出てきます。それでこの奈津美ちゃんとゾエというのが
えー実は遠くから、手伝いにきた2人ですね。

高橋久美子さん:そうですね。2人が手伝いに来てくれたおかげで、畑を一緒にやりましょうということで。
私がコロナで帰れない時も、二人は畑を守ってくれていました。

浅生鴨さん:今も守っているんですか?

高橋久美子さん:守っている。

浅生鴨さん:この2人は付き合っているんですよね?

高橋久美子さん:付き合っているんですよ。

浅生鴨さん:今も付き合っているんですよね?

高橋久美子さん:今も付き合っている。もう別れたらどうしよ
もう絶対に別れたら、畑やってくれへんじゃないかとヒヤヒヤしているけど。

浅生鴨さん:大丈夫ですね。この(オンラインでの)配信は見てくれているんでしょうか。

高橋久美子さん:どうかな。見てるかもしれんなぁ。

浅生鴨さん:(カメラに向かって優しく呼びかける)別れるなよ。

高橋久美子さん:(カメラに向かって優しく呼びかける)別れるなよ。地元におれよ。

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:それでサトウキビのキーパーソンとして、村山さんがいますね。

高橋久美子さん:そうなんです。カサリンチュのボーカルの方なんですよね。
奄美大島で黒糖工場で働いていた経歴があって、最近また復活して黒糖工場で働きはじめたということなんですけど。

浅生鴨さん:元だから、黒糖工場で働いていた、ミュージシャン。

高橋久美子さん:そうなんです。

浅生鴨さん:ああこうやった方が見えるな(※スライド表示倍率を変えて、拡大にする)

高橋久美子さん:見えるね。

浅生鴨さん:これで僕も、もしかしたら映っているんじゃないかな?もしかしたら。

高橋久美子さん:そう?

浅生鴨さん:わかんない。

高橋久美子さん:(オンラインのみなさんからの)チャットをみてみよう。

浅生鴨さん:ああ、映っていないかもしれない。

高橋久美子さん:(オンライン配信のみなさんに呼びかける)鴨さんの姿は見えないでしょうか?見えてないですねぇ。

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浅生鴨さん:それであとこちらですね。重要人物が。<その農地、私が買います>の…。

高橋久美子さん:黒糖ボスОさん。この方が黒糖を作っている謎の集団のリーダーなんですよね。

浅生鴨さん:この人は元々、何をされていた人なんですか?

高橋久美子さん:この方は、何か医療品メーカーの営業してたって言っていたかな…(笑)

浅生鴨さん:(笑いながら)まさかの展開ですね。

高橋久美子さん:そうなんです。

浅生鴨さん:それで裏ボスのご婦人がいて。

高橋久美子さん:裏ボスのご婦人!(スライドを読んでいく)山男さん。

浅生鴨さん:(スライドを読んでいく)お地蔵様。

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高橋久美子さん:お地蔵さんは黒糖作りそうにないんだけど。お地蔵様みたいなんですよ。
冷静沈着な方で。でも黒糖作りだしたら、物凄くカッコいいんですよね!
最後すごい混ぜるのとか重たいんですけど。

浅生鴨さん:作って無い時は、駄目な感じなんですか?

高橋久美子さん:作って無い時は、ほとんどしゃべらないんですよ。
色が白くてですね。お地蔵様みたいなんですね。

浅生鴨さん:で、この重要な敵として猿と猪というのがね。出てくるわけです。

高橋久美子さん:これがね!もういまや猿と猪の人口の方が多いですね。私の町は。

浅生鴨さん:ああ、そうですか。

高橋久美子さん:この間、キンカンを食べられて、オレンジとキンカンを食べられていたんですけど
その時の集団は30匹ぐらいいましたね。それで私が「キャイ!」と言って、やあと石を投げたら
山へガァーって帰って行ったんですけど。

浅生鴨さん:ああ、まだ逃げるからいいですよね。

高橋久美子さん:そう。

浅生鴨さん:そのうち。逃げなくなりますから。

高橋久美子さん:それで2匹は逃げませんでしたね。

浅生鴨さん:「はん」って感じでね

高橋久美子さん:「はん」って感じで。それでたまに柵の上でウンコをされたりしています。
「ここでしちゃうねw」みたいな感じなんだと思います。

浅生鴨さん:うちの実家は猪は出るんですけど、猿はいないなぁ。

高橋久美子さん:猪は柵さえしておけば、鼻でこれ以上入れないなと思ったら、入らないんで大丈夫なんですけど。
猿は頭いいから、どうやってでも。電柵しても最近はやって来るっていってたな。

浅生鴨さん:高校生の時かな?家に帰って。えっと、
外門があって、庭があって、玄関があるんですけど。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:外門を開けたら、入ったところに猪がいて…
 
高橋久美子さん:ええっ!

浅生鴨さん:玄関までの間に猪がいて、
(猪の)子供が遊んでいて…

高橋久美子さん:ウリボウ。

浅生鴨さん:これは、どうしょうもないわと思って、
外門の外で猪がいなくなるのを待っていたことがある。1時間ぐらい

高橋久美子さん:鴨さんちは結構…。

浅生鴨さん:山ん中です。山ん中です。

高橋久美子さん:猪はちょっと怖いかもしれん。

浅生鴨さん:デカいから。

高橋久美子さん:角で突かれたらね…。

浅生鴨さん:いやほんと、死んじゃいますからね。

高橋久美子さん:そうなんだよなぁ。

浅生鴨さん:まぁ犬を飼っていたんですよ。うちは、猪をよけるために、で猪が散々遊んで山の中に消えて行ったあと、犬が出てきて「フン!!フー!」とか吠えていて

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:(猪が)いる間は隠れているんですよ。   

高橋久美子さん:(犬にとっても)怖いよね。勝ち目ないよ。繋がれているもんね。

浅生鴨さん:いや、うちの犬は離しぱなしなんですけど。

高橋久美子さん:外に離しぱなし?

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:へぇ~。

浅生鴨さん:うちねぇ、実家の庭がそのまま国立公園に繋がってて…。

高橋久美子さん:えっ?

浅生鴨さん:だからね、柵とかないんですよ。

高橋久美子さん:どんなところに住んでいるんですか?

浅生鴨さん:だから、山ん中なんですよ。

高橋久美子さん:えええ。

浅生鴨さん:ずっと山ん中なんですけど。

高橋久美子さん:それは、猪も出入りできるね。

浅生鴨さん:うん、自由。自由なんです。

高橋久美子さん:自由。

浅生鴨さん:犬が、せっかく犬を飼っているのに。何の役にも立たない。
猪きたっ!と思ったら隠れて。

高橋久美子さん:(笑)でもそれはしょうがない。犬と猪では、やっぱ違うよ。

浅生鴨さん:あと猿はやっぱり怖いですよね。

高橋久美子さん:怖い。

浅生鴨さん:この(<その農地、私が買います>の)お話を読んでも。

高橋久美子さん:そう。やっぱり子供とか、(力の弱い)お爺さん、お婆さんとかだと
キッーとやってくるんですよね。危ないよ猿も。

浅生鴨さん:まあ。猿も猪も、さっきちょっと言っていた環境の問題。

高橋久美子さん:そうですねぇ。

浅生鴨さん:環境の問題があって、こう人里にやってくるようになったわけですから。

高橋久美子さん:そうなんです。やっぱり、そしてマタギの猟師さんとかも猪は食べるから…。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:で、小っちゃい時も私も食べていましたけど。

浅生鴨さん:うんうん。

高橋久美子さん:猿ってなると、やっぱり撃ちたがらないし…。でもすごいわかるんですよね。

浅生鴨さん:形がね…。

高橋久美子さん:やっぱりねぇ。うん、わかる。

浅生鴨さん:この辺の猿、猪との戦いの一抹もあり、そしてここから千葉奈津絵さんが登場し…。

高橋久美子さん:そうですね、お菓子屋さんの千葉奈津絵さんとのみかんの開発とかを。

浅生鴨さん:それで、ここから始まって…。

高橋久美子さん:十勝だ

浅生鴨さん:(スライドに書いてある重要キーワードの)ここから下は十勝なんです。基本全部、十勝の話です

高橋久美子さん:中村さんは猟師の方でね。十勝で猟師をしている。
猟期にいさせてもらって、体験させてもらう話だったり。

浅生鴨さん:そうファームで乳牛の体験をしたりという、
なんか十勝観光案内みたいなものが紛れ込んで(笑)

高橋久美子さん:(笑)

浅生鴨さん:再びここに(四国の話に)戻ってくるんですけど(笑)
ていう、一箇所だけ、不思議な構成になってるっていう

高橋久美子さん:それをね。ちょっと(十勝編は)ほっとするでしょ。
ずっと四国のウァーってなるとね、うん、十勝行こうよ

浅生鴨さん:うん、十勝行きたいわ。

高橋久美子さん:十勝良かったなぁ!!十勝良かった!

浅生鴨さん:っていうような本が出ていますので、まだこのあのこの本を手に取っていない人は是非!
すごく面白いというか、日本の農業ってそうなんだというのが、わかるというか

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:自分たちが普段農業って僕らが食べている物じゃないですか。
1次産業が無いと生きていけないのに

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:1次産業のことをあまりにも知らないなということを、ちょっと感じた

高橋久美子さん:ビックリなことに、私は農家で育っているから、
あたりまえのことをあたりまえに書いただけなんですよ。
だけど鴨さんのように、みんなが驚いて、全然知らなかったと言ってくれる方が多かったから
そうか、こんなにもみんな知らなかったんだというのが逆にビックリでした。

浅生鴨さん:そうですね。農地法とかはねある程度、
知っている人は知っているけど。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:でも役所で…。役所に行って、
あのM子さんが農家なら買えるじゃないですかみたいな。

高橋久美子さん:そう。そうなんです。

浅生鴨さん:そういう、いろんな話がこんなかには紛れ込んでて、ちょっと面白いかなと。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:まぁお父さんがこれ(<その農地、私が買います>の本)を読んだ時に、
最終的にどんな反応をされるのかは…。

高橋久美子さん:そうなんよ。

浅生鴨さん:楽しみっちゃ、たのしみですけど(笑)

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:そうです。黒糖BOYSの方々が凄い本を広めてくれてて。私の町で
図書館にもこの本を持っていって図書館に入れてもらおうとか言っていたから。
いやもうほんと、やめてください、やめてくださいダメダメっていうて。

(※会場大爆笑)

高橋久美子さん:いや、なんで?って言うから「こんなに僕たちのこと書いてくれているんだから」って
いやいやイカンイカン、やめて、やめてって。
それで(地元の本屋さんとかの)店頭とかにも大きく置いてくれていて
いやいや、もうダメダメっていうて

(※会場、割れんばかりの大爆笑)

高橋久美子さん:誰にも言ったらだめですよって。

浅生鴨さん:(笑)すごい、地元のお店としては、地元出身の著者が出した本だから
全面応援したいわけじゃないですか

高橋久美子さん:そうなん。いっつも応援してくれとるから

浅生鴨さん:なのに、著者がやってきて「置かないでください。止めてください」

(※会場大爆笑)

高橋久美子さん:新聞とか、地元の新聞は全部駄目なんで。

浅生鴨さん:それはお店からしても、なかなか困っちゃうんじゃないですかね(笑)

高橋久美子さん:そうですね。売りたくないんかっていう(笑)

浅生鴨さん:○○な人ってつけられちゃいそうですよね。

高橋久美子さん:わははは。

浅生鴨さん:売りたくない人みたいな。

高橋久美子さん:売りたくない人(笑)。本当ですね。


■あなたの考えた○○な人


浅生鴨さん:ちょっとだけね。画面に(スライドを切って、オンライン配信の画面に登場してみよう)。
今、映っていまぁす!これさっきまで映っていなかったはずなんですよ。

高橋久美子さん:今、映るようになったんですか?

浅生鴨さん:いや、今、この(表示されている)スライドを止めると、スマホの人に僕が映るらしいです

高橋久美子さん:えええ。

浅生鴨さん:まぁでもこんなラーメン屋の大将みたいなのが映ってもね。
そんなしょうがないですからね。
で、そう今日このイベントをやるにあたって、あなたの考えた○○な人を募集します!
ってTwitterでハッシュタグ<あざらしなひと>で送ってください!ってツイートで2週前くらいからやったんですけど、今のところ0で(笑)

(※会場と浅生鴨さんも高橋久美子さんも大爆笑)

浅生鴨さん:ふはははは(笑)

高橋久美子さん:あはははは(笑)

浅生鴨さん:1件も無かったんで、自分で考えてきました
しょうがないんで。
(※スライドに浅生鴨さんが考えた○○な人を表示)

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高橋久美子さん:いっぱいある!

浅生鴨さん:そうね。これね、もともと、書こうとしていたものもボツにしたものとかも入っていて
<おシャレさん>は、要するにシャレを言う人ですよね。
      
高橋久美子さん:ほう。はいはい。

浅生鴨さん:<見た人>っていうのはね…。

高橋久美子さん:これまた、ネーミングがいいんですよね

浅生鴨さん:<見た人>はね、「あれは、○○とみた!」って言う人いるじゃないですか。

高橋久美子さん:(笑)おるおる。います、今、現代に?

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:21世紀におります。「これは、○○とみた」という人。

浅生鴨さん:うん。あと<テープレコーダー>というのは、昼間に聴いたスーパーのメロディとかを夜になってから急に歌い始める人(笑)

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:うぁあそれ私や、おさかな天国もう絶対にやってまうな

浅生鴨さん:これね。影響されるんだけど、すぐ影響される場合と、
あとになってなぜか口ずさんで、ああ、これ昼間聴いていたなっていう。

高橋久美子さん:そうそうそう。あるある。

浅生鴨さん:というのとかね。あとは<たたき上げ>っていうすぐに叩く人、いるじゃないですか。

高橋久美子さん:えっ、もうやだぁ~とかいって叩く人?

浅生鴨さん:そういう。

高橋久美子さん:ああ、これな。おるなぁ。これも。

浅生鴨さん:あと<あたらない人>っていうのは、えっとあれですね。
ああ<あたらない人>は、ゴトウマサフミさんからヒントをちょっともらったんですけど。
「まぁ宝くじも買わないと当たらないからね」って例えてすぐに言う人いるじゃないですか。

高橋久美子さん:おる(笑)

浅生鴨さん:あれですね。<あたらない人>は。

高橋久美子さん:めっちゃピンポイント。

浅生鴨さん:あとですね<向こうもの>っていうのは
「向こうも商売だからさあ」っていう人。

(※会場から笑い声)

高橋久美子さん:なになに。

浅生鴨さん:「向こうも商売だからさあ」っていう人いるじゃないですか。

高橋久美子さん:うわぁぁ。

浅生鴨さん:なんか相手を許してあげるみたいな。

高橋久美子さん:たしかに、おるな。「むこうも悪気があったわけじゃないからね」

浅生鴨さん:そう、すぐに向こうの立場にたっちゃう。何でこっちの話をしているのに。
なんで向こう側にあなたいくんですかっていう感じの。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:これ、あの選挙とかでもそうなんですよね。自分の日々の暮らしのことを
もうちょっとなんか良くしていきたいと思っているだけなのに。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:いや、でもすぐに「国の財政が…さぁ」みたな国側に回らなくてもいいよねっていう。
ほんと相手側の立場にすぐ立っちゃうという人ですね。

高橋久美子さん:うんうん。元も子もなくなっちゃうね。

浅生鴨さん:<ロッカーな人>はね…。これは溜めこむタイプの人

高橋久美子さん:私のような

浅生鴨さん:うん、久美子さんタイプの

高橋久美子さん:ロッカーでしょうね。私は。

浅生鴨さん:うん、完全にロッカーですよね。

高橋久美子さん:パンパンですね。えっと<ころしや>はなんですか?

浅生鴨さん:えっと…なんだっけかなぁ。なんだと思います<ころしや>って。

高橋久美子さん:あっTwitterのタグに<ころしや>って書いていたら怖いみたいな

浅生鴨さん:でもなんだろうな。忘れちゃったなぁ。

高橋久美子さん:そういうことですな。

浅生鴨さん:そうですね。

高橋久美子さん:浅生さんは、どんどん捨てられる人だからね。
さっきも(裏の控室で)デスクトップがぐちゃぐちゃだぁとか言っていて
私なんて(デスクトップにファイルを入れすぎて表示できずに)
2周目がきとったりするんですよ。ファイルが。

浅生鴨さん:(笑いながら)2周目

高橋久美子さん:捨てられないんで、ファイルも駄目なんですよ。
鴨さんは、全部捨てるんだもんね。

浅生鴨さん:鴨さんも映してくれと(オンライン配信のコメント書き込みから)言われたので
今、映りました。大丈夫ですか。映っていますか?(オンライン配信に呼びかける)

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:聴こえない。向こうの声は、これ聴こえないんですよね、これね(笑)
ZOOMだから。映ってないですって。ああ映っていますと。

画像16

高橋久美子さん:映ってないですと映っていますと。
鴨さーーーん!(と書いていたコメントを読み上げる)

浅生鴨さん:あっ、映ったっぽいですね。
あのスライドを映すと僕が映らなくなるので、2つに1つなんですよ。

高橋久美子さん:そういうことよね。
でもこういうの、うまくやったら全員映るんやけどね。

浅生鴨さん:まぁむつかしいんですよ。配信は。

高橋久美子さん:あんまり(設定を)触らん方がええかな。

浅生鴨さん:で、えっと、○○な人、
○○な人というのはまだまだたっぷりあって、久美子さん考えてきたんですよね?


■高橋久美子さんが紹介する<GOGOGOの人>


高橋久美子さん:ありますね。GOGOGOの人

浅生鴨さん:GOGOGOの人

高橋久美子さん:でもちょっと2分以内で、しゃべりますね。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:おとつい、愛媛から帰ってくる時に母とうちの近くのバス停にまず行って。
家から歩いて、3分、4分ぐらいかな。歩いて
で、そこのバス停からちょっと大きい駅に出て(最寄りが)無人駅なので。
で松山に行って、松山から空港に行って東京に帰るという8時間ぐらいかかるんですよね。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:でバス停で私、11月の頭に、いっとったから寒いんですね。
トレーナー1丁でいっとってしまったから帰りもトレーナー1丁で

浅生鴨さん:4週間、行っていたんですよね。4週間。

高橋久美子さん:そう4週間。それで(バス停で)寒いーってなって
もうあと5分でバスが来るのに母が
「ほんならお母さん着るもんとってくるわー」って(笑)

浅生鴨さん:ふふふ(笑)

高橋久美子さん:「いやいやいや。もう帰っとったら間に合わんけん、バスに乗ったらぬくいけん、いいよいいよ」
って言っていたんだけど。そしたらGOGOGOの人がやってきてですね(笑)

浅生鴨さん:(笑いながら)いや、ちょっと待って。
そこでGOGOGOの人がやってきて
、と言うのは唐突すぎるんですけど

(※会場から大きな笑い声)
        
高橋久美子さん:そしたらね。ワゴン車に乗ったおばちゃんがね、
ウウウってやってきて、キィーって止まるんですよ。
それがお母さんの友達のGOGOGOの人で。ふふふ。(高橋久美子さんが笑いながら話す)

高橋久美子さん:それでおばちゃんが来たから私はずっと姪っ子と話をしてて
母はおばちゃんと話しだしてから、もう服のことは忘れたんやなと思ってたんですよね
それで、もうあと2分でバスが来るって…なる、までに(高橋久美子さんが懸命に笑いながら話す)

高橋久美子さん:おばさんと母は話をし尽くしたんですね

浅生鴨さん:はい。

高橋久美子さん:そしたら(母の方に)振り返ったら、母がワゴン車に乗ってる…ふふふ(話しながら笑いが止まらない)

浅生鴨さん:乗っちゃってるの?(爆笑)

高橋久美子さん:の、乗ってて、ふふふ。(笑いが止まらない状態)アカンもう…。

(※会場内爆笑)

高橋久美子さん:で、おばちゃんは(走りだそうと)ウインカーをつけているんですよ。
「待って待って待って、もうバスくるよもう」って言ったら
「うーん、でも、行っちゃう」って行ったんですよ。

浅生鴨さん:えええ、ちょっと待って(爆笑)

(※会場内爆笑)

浅生鴨さん:(笑いながら)整理が僕、ちょっと追いついてなくて

高橋久美子さん:私もなんですよね(爆笑)

浅生鴨さん:おばちゃんは、なぜGOGOGOなのか

高橋久美子さん:ああ、そうか、おばちゃんはね。なんでもGOGOな方
例えば、えっと南国でしか育たないグァバってありますよね。

浅生鴨さん:はい。

高橋久美子さん:そのグァバを育てはじめて…

浅生鴨さん:ふははは!(大爆笑)むり、無理がある、ははは!

(※会場内大爆笑)
        
高橋久美子さん:それで苗と種を植え取ったら、出てきて芽が10個ぐらい
それで苗を「久美ちゃんも東京に持って帰るといいよ」って

浅生鴨さん:(笑いながら)無理があるわ。ははは。東京でグァバ

高橋久美子さん:それで、わたしんち、グァバの木、こんなんでかくなってて。
大きくなってるんですけど。おばちゃんがグァバの木を育てあげてて実がいっぱいできてるっていう。

浅生鴨さん:おおおお。

高橋久美子さん:そんなGOGOGOな人なんですけども。それでね。ワゴン車で来て母を半ば拉致のように
ブーンって連れていって、あっ行ってもうたってなって

それで姪っ子がまだ小2なんですけど。姪と私だけになって。
「なぁ1人で帰れる?」聴いたら「えっ」ってなって夕暮れなんですよ

浅生鴨さん:それはそうですよね。バスが来たら久美子さんは空港に行くわけですから。

高橋久美子さん:そうなんです。それで姪っ子が慌てだして、「うん。道はおぼえとる」って

浅生鴨さん:(笑いながら)いやいやいや。

(※会場内爆笑)

高橋久美子さん:もう5時前ですよね。じゃあ姪っ子に「1人で帰りなよ」って言って
そしたらですね……もう…1分半ぐらいでですね。ふ、2人……ふふふ(爆笑して続きが話せない)

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浅生鴨さん:戻ってきた。

(※会場内大爆笑)

浅生鴨さん:姪っ子、忘れていることに気づいて。

高橋久美子さん:いや、ちゃんと…こ、コートを…持って戻って来たんですよ

浅生鴨さん:えっ。じゃあもの凄いスピードで家に帰って、コートを取って戻って来たの?

高橋久美子さん:そう。しかも、そのコートが、もう母がずっと着てるやつで。農家っていうのはですね。普段着がボロくなったら、作業着にするんですが、もう着古して汚れた作業着を…。(爆笑)

(※会場内大爆笑)

高橋久美子さん:ジャケットで…。
「久美子、もうこれ持っていっていいけんな」とか言ってくれるんですけど。

浅生鴨さん:捨てられない人にそれを渡すんだ(笑)
ずっとそれ、残るじゃないですか

高橋久美子さん:残るんですよ。すっげぇ、東京に帰るのに、
汚れた上着みたいなのを着てて帰ってきたっていう話ですね(笑)

浅生鴨さん:それでも、お母さんは、GOGOGOのワゴンに乗る時には
「家に帰ってコートを取りに行きたいんや」って話をしたってことですよね?

高橋久美子さん:したんでしょうね。

浅生鴨さん:それまで、ずっとしゃっべっていたんでしょ。

高橋久美子さん:そう!それまで、3分半かな。4分ぐらい、しゃっべっているかな。

浅生鴨さん:しゃっべる前に、まず行って戻ってきてしゃべればいいのに

高橋久美子さん:ほんまわね。なんでなん?なんでなん?これって。
これって○○な人になりそうじゃない?
ずっとしゃべる人。最後に思い出す人ってよくいますよね。

浅生鴨さん:順番がね。逆の人ね。

高橋久美子さん:そうそう。あと2分で行くというのは、本当にビックリしましたね

浅生鴨さん:最後の最後になって本題に入るタイプ…。
      
高橋久美子さん:そうそう。

浅生鴨さん:会議なんかでよくありますよね。

高橋久美子さん:あるかも。雑談の人。

浅生鴨さん:ずっと雑談していて、最後の最後に本題にようやく入るんだけど
もう時間切れみたいな。

高橋久美子さん:そうそうそう。

浅生鴨さん:しょうがなく…。

高橋久美子さん:じゃあまた今度でっ!ってなりますもん。
なるね。私もそのタイプかなぁ。

浅生鴨さん:お母さん、凄いですね。お母さんも凄いけどGOGOGOの人

高橋久美子さん:GOGOGOの人(笑)実はすごいんですよ
銀杏なんかも拾いにいくんだけど。
バケツ一杯ぐらいでいいじゃないですか。
そして次の週も行きましょうって誘いに来るんですよね。

浅生鴨さん:なんでも、極端なんですね。その人は。

高橋久美子さん:そうです。はい。面白かったですね。はい。

浅生鴨さん:そういう人が愛媛には、いると

高橋久美子さん:結構いますね

浅生鴨さん:結構いる(笑)気風として愛媛は、
えっと南側は徳島は、少し荒っぽいところがあるじゃないですか。

高橋久美子さん:うん。愛媛はわりと、ぽやーんとしつつ、
割とうーん。ハッキリと言う人はハッキリと。

浅生鴨さん:東京の人はね、みんな割とハッキリと言わない人が多い…。

高橋久美子さん:そうかな。

浅生鴨さん:ハッキリと言うとビックリされちゃうというか。

高橋久美子さん:そうですね。5分ぐらい経ってしまったGOGOGOの人。

浅生鴨さん:いや全然いいじゃないですか、特に何を言うとか決めていないし。


■浅生鴨さん×高橋久美子さん セッションタイム


浅生鴨さん:それで、今日は…。

高橋久美子さん:楽器を持ってきて無かったですか?

浅生鴨さん:持ってきていますよ。ここに。

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高橋久美子さん:そうか、これずっと赤ちゃん、抱えとるぐらいの楽器で
ギターを膝にのせていたんですね。

浅生鴨さん:ちょっとね。スライドだけ、見ておかないとね。この後に何があるかを。

(※会場から笑い声)

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浅生鴨さん:同じ人でも、見方で変わる。他人から自分を見ると、
どんな○○な人なのだろう?(※自分で作成したスライドの文章を読む)
あああ。僕はなんだろうっていうことですよね。
なんか、もっともらしいことを書いていますけど、もう最後の方だから、
もっともらしいことを書いているだけで、別にどうでもいいんですけど。
でも、人から自分を見る時に、どういう風に見られているのかなという。

高橋久美子さん:はぁぁ。

浅生鴨さん:ということですね。わかんないよね。

高橋久美子さん:こればっかりは、わかんないんですよね。

浅生鴨さん:他人の言うことですからね。まぁ他人がいうことだから、ほっとけばいい。

高橋久美子さん:ほっとけばいい。

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:誰だ、こんなスライド作ったの。
(※注:浅生鴨さんが自分で作成しています)

高橋久美子さん:鴨さんじゃないんですか?

浅生鴨さん:いや、僕が書いたんですけど(笑)

(※会場から爆笑)

高橋久美子さん:それで、答えはまだ見つけていないんですか?

浅生鴨さん:見つけていないですね。

高橋久美子さん:ふううん。

浅生鴨さん:スライドが出ると鴨さんが消える(※オンライン配信の書き込みコメントを読み上げる)
ほらね。やっぱり!ほらね。言ったでしょう。

高橋久美子さん:ならスライドを一瞬だけにしよ。

浅生鴨さん:じゃあもうスライドは、いいんじゃない。

高橋久美子さん:そういえば、なんか<消える人>ってなんかなかったっけ?

浅生鴨さん:そうそう、あのー。<忍者の人>

高橋久美子さん:<忍者の人>面白かった。

浅生鴨さん:ねぇ酷いんですよね。うわぁって言って画面から消えていきましたからね。

高橋久美子さん:コーヒーをね。そうね。

浅生鴨さん:で、今日、別に(笑いながら)演奏するっていうのは出版トークイベントとは
全く関係が無いんですけど。前にあのB&Bで、なんかやってちょっと面白かったから、
なんかやろうかなと思ってなんか無いかなと思って変わった楽器を。
(肩にかけていた楽器を見せる)

高橋久美子さん:これねぇ。

浅生鴨さん:これ変わっていますよね。

高橋久美子さん:おたまじゃくしのうにゅーんと似てるなぁと思ったんです。

浅生鴨さん:ああ、ああ。オタマトーンと。

高橋久美子さん:オタマトーンと。

(※浅生鴨さんが楽器を鳴らしはじめる)

高橋久美子さん:みんなに楽器は見せないんですか?

浅生鴨さん:ああ、こういう、これはなんと、インスタコードという楽器

高橋久美子さん:インスタコード?

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:インスタ、インスタ

浅生鴨さん:インスタと何か関係があるのかわからないけど。
それで、これが難しくて、えっとボタンにいわゆるコードが割り当てられているんですけど。
ギターを弾くつもりで、こう持つと。例えば、次Gと思ったら、指が次Gの形になっちゃうんですよ。
それでGというのは、この真ん中のボタン1個なんですね。

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:なのにギターを持つ格好でこれをやってしまうとぐちゃぐちゃになってしまう。
なのであえて置いてGはこのボタンとかAマイナーは、
これAとマイナーとか思いながら、やんないと…。

高橋久美子さん:これギターの形じゃなくて、鍋の形とかがいいんじゃないの?

浅生鴨さん:そう普通の、四角でも良かったかもしれない。

高橋久美子さん:ギターと思わんで、良かったよね。

浅生鴨さん:そう、うっかりギターのしているから、ギターの持ち方しちゃってで、とりあえずCからいくかと思って、Cというボタン、真ん中のボタンを押すだけだから。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:でも、すでに指がCになっちゃているから。変なものが押されるという…。

高橋久美子さん:そうかもしれない。

浅生鴨さん:だから、ギターじゃないって…。

高橋久美子さん:そう、概念をぶち壊せっていうテーマがあるね。この楽器にはきっと。

浅生鴨さん:そうなんですよ

高橋久美子さん:こんな形だけど、違うんだぞ

浅生鴨さん:まぁコードがね…。(※実際に楽器を鳴らしてみる)鳴るんですよ。

高橋久美子さん:じゃあ私、モロッコで買ってきた楽器を。(※皮が貼られた打楽器を取り出す)

浅生鴨さん:(※ずっと楽器を鳴らして音を確かめている)定番の循環コードですけどね。

高橋久美子さん:不思議な感じになるだろうね。これにこれを合わせたら。

浅生鴨さん:じゃあ音色をちょっと変えてみようかな?
ピアノっぽい音にした方がいいのかな?
(笑いながら)もう完全に別の。別のイベントになりつつあるけど…。

(※会場内爆笑)

高橋久美子さん:もう、これおかしい。これ(笑)

浅生鴨さん:(楽器の設定を変えて色々な音を出す)これ、聴こえる?

高橋久美子さん:聴こえます。

浅生鴨さん:(楽器の設定を変えてピアノっぽい音に合わせる)これさぁちょっと(楽器を)置いて。
こうやってマイクに…。(※癖でギターの持ち方に)ああ駄目だギターの持ち方したら。
もうその時点で、いま、指がコードの持ち方に(笑)

(※会場内爆笑)

浅生鴨さん:コードの持ち方になってたから、それは駄目なんだな。
だから置いてやらないと駄目なんだ。むつかしいね。
(楽器の音を鳴らす)聴こえるかな?これ今。

高橋久美子さん:聴こえる。私は聴こえています。

浅生鴨さん:聴こえますか?(※オンライン配信のみなさんに呼びかける)

高橋久美子さん:聴こえますかぁ?(※オンライン配信のみなさんに呼びかける)
(コメントを確認して読み上げる)聴こえています。

浅生鴨さん:おお!別に何をやるわけじゃないんですけど。

高橋久美子さん:(持ってきた様々な楽器から小さなマラカスのような楽器を鳴らしはじめる)

浅生鴨さん:(楽器のコードを鳴らしはじめる)しかも、コードしか弾けない楽器だから。

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:さぁじゃあなんか適当に。

高橋久美子さん:いろいろとやってみますか。

浅生鴨さん:1625とか弾いておこうかな。

(鴨さんが楽器のコードを演奏はじめる)
(高橋久美子さんが合わせて笛を吹きセッションを始める)
(高橋久美子さんが次に木が鳴る楽器を合わせてセッションする)

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※写真で雰囲気をお楽しみください

浅生鴨さん:あっ、変なところを押しちゃった。むずかしい。

高橋久美子さん:もう1回やってください。
(高橋久美子さんが、ひゅんひゅん風が鳴る違う楽器を鳴らし始める)
浅生鴨さん:それ(笑)じゃあそこからいこうかな。

(※会場から笑い声)

浅生鴨さん:じゃあそこからまず。

(高橋久美子さんが、ひゅんひゅん風が鳴る楽器を鳴らし始める)
(浅生鴨さんが、音に合わせて楽器のセッションをはじめる)
(高橋久美子さんが合わせて笛を吹きセッションを始める)
(※高橋さんが持っている色々な楽器を演奏して忙しい)
(※ついには笛を吹きながら、同時に木が鳴る楽器を演奏しだす)

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※写真で雰囲気をお楽しみください

浅生鴨さん:謎の。

高橋久美子さん:これが全然活躍せぇへんかったな。
(※最初に取り出した皮が貼られた打楽器を見て)

(※会場から爆笑)

浅生鴨さん:わかりました。じゃあ。

高橋久美子さん:ラテンヴァージョンで

浅生鴨さん:ラテンぽいやつね。ちょっと待ってて。

高橋久美子さんは、皮の楽器を鳴らしはじめて気合満点

浅生鴨さん:ちょっと待ってて、これピアノぽいのじゃない方がいいんじゃないの。

(ラテンぽい音の音階を探して準備万端)

浅生鴨さん:じゃあこれで。

高橋久美子さん:指につけるやつも(※指につけてシャンシャンと鈴がなる楽器も装着する)

(浅生鴨さんが指で楽器をギターのように叩こうとするが音が響かない)

浅生鴨さん:これ、なんかこれ響かない。むずかしい。

(高橋久美子さんが指につける鈴のような楽器でシャンシャンと音を取り始める)
(浅生鴨さんがコードを合わせて演奏しようとするが、途中でとまってしまう)

浅生鴨さん:むずかしいな。(ギターのコードの指の形で)これをやりたいんだけど、
どうやったらこれができるのかがわからない。

(※会場内爆笑)

(浅生鴨さんがまた演奏にチャレンジ)

浅生鴨さん:この楽器は普通のストローク以外が、できない…っていう。
フィンガリングで…。

高橋久美子さん:(弦を)抑えられないんですよね。

浅生鴨さん:そうだから、トゥンテン♪トゥンテン♪ってやりたいんだけど…。

(浅生鴨さんがまた演奏にチャレンジ。トゥンテン♪トゥンテン♪と良い音色が響く
(高橋久美子さんが合わせて皮の楽器を鳴らしはじめてセッションをする)

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浅生鴨さん:(笑いながら)うわぁ難しい。人前でこんなことやって
しかも、配信までのせて。いいのかっていう(爆笑)

まぁこれがインスタコードで、これなんか最近できた楽器らしいんですよ。

高橋久美子さん:へぇぇ。

浅生鴨さん:4000台。

高橋久美子さん:4000台限定?

浅生鴨さん:4000台しか作られていなくて。

高橋久美子さん:えっよく手に入りましたね。

浅生鴨さん:わかんないけど。

高橋久美子さん:でもこれ2Bに繋いだら

浅生鴨さん:そう、これ小っちゃいスピーカーからあの、音が出てるんで。
あと、音色自体がまぁまぁな音色なんですけど、
これ右に繋いで、右って音楽の規格があるんですけど。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:ちゃんとした音源を鳴らすと、まぁなんと!まぁなんと!

高橋久美子さん:ギターが弾けなくても?

浅生鴨さん:ギターが弾けなくても、ギターっぽいストロークができると。

高橋久美子さん:いいなぁ。Fで躓いている私にはピッタリだな。

浅生鴨さん:ただ、問題はギターが弾ける人はちょっと混乱する。

高橋久美子さん:たしかに。

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浅生鴨さん:つい、このいっぱいある、このボタンを普通にコードを押すみたいに。
こうやって押したりしたら、駄目で。1個しか押しちゃだめ。

高橋久美子さん:そうね。

浅生鴨さん:慣れたら、もうちょっと面白くなるのかなと思いますね。

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:楽器はねぇ。良くないんですよ。楽器は良くない!楽器は良くない!!!

高橋久美子さん:あれ?(楽器のこと)好きじゃないの?

浅生鴨さん:楽器があるとねぇ。原稿書かないんですよ。

(※会場内爆笑)

浅生鴨さん:ずっと遊んじゃうんですよ

高橋久美子さん:遊ぶねぇ。そうだなぁ。

浅生鴨さん:僕、仕事場にいっぱい楽器があって

高橋久美子さん:いいですねぇ。

浅生鴨さん:僕、仕事する気、0なんですよね
どうみても、完全に
机の横に、両横にキーボードがありますよね。まず。

高橋久美子さん:ええっ。おかしいでしょ(笑) 

浅生鴨さん:小室状態です(笑)

高橋久美子さん:ほんまじゃ。えええ。

浅生鴨さん:普通に書く机があって。

高橋久美子さん:それもう、ものかきの佇まいとは、ちょっと違いますね

浅生鴨さん:普通に机があります。パソコンが乗ってます。
だいたい原稿用紙に原稿を書いているんですけど。
こっちに鍵盤があって、こっちにも鍵盤があって…
      
高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:で、後ろに管楽器が並んでて、横にギタースタンドが立ってるんですよ

高橋久美子さん:それは…何かを作らないと

浅生鴨さん:で、この中にミキサーもありますからね

高橋久美子さん:それは、もう作曲しないと、となる…。

浅生鴨さん:そうなんですよ。

高橋久美子さん:いいねぇ。気分転換に最高!

浅生鴨さん:なんですけど、むしろずっと気分転換している…状態で…

高橋久美子さん:気分転換に書く!そんな感じですかね。

浅生鴨さん:そうなりつつありますね。


■<あざらしのひと>第2弾掲載したい


浅生鴨さん:(オンライン配信のコメントを読む)鴨さんのお召し物は、アザラシとクジラでないでしょうか。
これですね。洋服がわかるようにカメラに見せる。
<あざらしのひと>のグッズとして…

高橋久美子さん:グッズなんじゃこれ。

浅生鴨さん:これねぇSUZURIというところで、あの販売しております

浅生鴨さん:で、クジラは、おかざき真里先生。漫画家の
書いてくださったクジラですね。

高橋久美子さん:へぇぇぇ。

浅生鴨さん:で、ございますよ。

高橋久美子さん:ええなぁ。かわいいねぇ。

浅生鴨さん:好きな楽器で遊んで、好きなイラストで遊んで。あとは原稿をいつ書くかっていう…。
まぁさっき○○な人が、いっぱいあったんで、
この<あざらしのひと>の第2弾をどこかでまたやってもいいかなと

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:どこかの雑誌でね。うちで引き続きと
GINZAの連載はもう終わったんで
引き続き、うちで載せますよっていうところがあれば

高橋久美子さん:あるんじゃないですか?これは。

浅生鴨さん:あるかなぁ。

高橋久美子さん:800字というのが、またいいスペースですね。

浅生鴨さん:微妙なサイズなんで。

高橋久美子さん:面白いもん。読み切りで。

浅生鴨さん:まぁそれが、できたら。できれば原稿料は多めのね

高橋久美子さん:それがいいですね。

浅生鴨さん:原稿料は多いに越したことはないんで

高橋久美子さん:ないねぇ。

浅生鴨さん:困らない。別にあの、否定はしませんから。いくら多くても拒否はしません
断ることは無いです。まぁそういうことができればいいかなと思っています。

高橋久美子さん:人間をよく見るようになりますね。この本を読むと。
自分の前にもこういう人、おったなぁと思って
コンビニに行った時とか、あのー近所の人だったりとか。

浅生鴨さん:あと僕、この連載はじめてから、街の中でちょっと嫌な思いをした時に
嫌なことをしている人とか、ゴミをなんか自販機の空き缶を入れるところに
なんか食べたナナチキの袋を突っ込む人とかいるじゃないですか。

高橋久美子さん:おるー。おるー。

浅生鴨さん:ああいうの、見た時に、前はイラっとしてたんだけど。
これなんとかの人に使えるんじゃないかなと思うようになったんですよ

そういう意味では、嫌な人がいなくなったというか。

高橋久美子さん:ああ。

浅生鴨さん:どの人もなんとかの人にできるだろうと考えようになっちゃって。

高橋久美子さん:面白がれるっていうことですよね

浅生鴨さん:面白がれる。視点が変えやすくなるというか。

高橋久美子さん:そうねぇ。

浅生鴨さん:車に乗ってて、後ろからもの凄い勢いでぶわっと来て。
後ろからわぁあぁとか鳴らして、ビューンって抜き去っていく人をみて。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:うわぁなんかあの人はカッコよさに憧れているんだなとか。
思うわけですよ。

高橋久美子さん:ポジティブ~。

浅生鴨さん:もう、イラっともしない。

高橋久美子さん:もう、仙人。

浅生鴨さん:仙人というか…。

高橋久美子さん:イラっとしないですか本当に。

浅生鴨さん:一瞬イラっとする、そのイラっとが
それよりも原稿の値段ということで

高橋久美子さん:たしかに!

浅生鴨さん:狭い道で4人ぐらいおばさんが、横一列になって歩いている。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:とかするじゃないですか。で、抜きたいのに抜こうとするとばぁって広がって。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:また、諦めたら、きゅっと縮まってみたいな。

高橋久美子さん:うんうんうん。

浅生鴨さん:そしたら、この人たちは壁だって思って4人で壁を…

高橋久美子さん:<壁の人>

浅生鴨さん:<壁の人>と思いながら。

高橋久美子さん:だから、私も。

浅生鴨さん:向こうからも壁が来るとドキドキするわけですよ。
壁対壁になるから

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:ベルリン東西の壁対決みたいなことを思って。

高橋久美子さん:そうかぁ。壁対壁かぁ

浅生鴨さん:だから、そういう、別に困らなくなっちゃった。

高橋久美子さん:そうかぁ。忘れないですか?メモって無いと
私、結構すぐに忘れちゃう。

浅生鴨さん:メモります。

高橋久美子さん:メモるよねぇ。

浅生鴨さん:すごくメモります。

高橋久美子さん:メモったら忘れません。私もメモるんです
メモらんかったら、すぐに忘れるんですよね。面白かったこと

浅生鴨さん:よく、あのー。人は本当に面白いことは忘れないから
メモらなくて忘れてしまってもいいよって言う人もいますけど。
それは嘘ですからね。

高橋久美子さん:忘れますよね?

浅生鴨さん:忘れます。

高橋久美子さん:面白いこともほぼ、忘れますよね

浅生鴨さん:あらゆることを忘れます

高橋久美子さん:ほとんど私も忘れているよ。

浅生鴨さん:今日、お昼何食べました?

(思い出し中)

高橋久美子さん:いや、もう止めてくださいよ(笑)

浅生鴨さん:ふははは(笑)

高橋久美子さん:いや、もう結構ドキドキする。忘れたら、イカンやつやんね。
今日のお昼は、さつまいもを食べたかな?

浅生鴨さん:(笑いながら)かな…。

高橋久美子さん:さつまいもを蒸して食べたな。

浅生鴨さん:わりと今日の昼とか、昨日の夜とか言われても、
もう一瞬考えこんじゃいますよね。

高橋久美子さん:昨日ってもう何日だっけって、なるねもう。うーん。

浅生鴨さん:なんでもメモっとかないと駄目なんです。

高橋久美子さん:そうだなぁ。道もわからんしな。
ここに来るまでに逆に歩いて来てしまったり。

浅生鴨さん:自宅に帰れないですからね。
時々、曲がるところがわからなくなって。

高橋久美子さん:そうなんよなぁ。

浅生鴨さん:まぁそんないろんな、○○な人っていうのを、普段からちょっと意識すると。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:例えば、嫌いな上司でも。
こいつは○○な人だなって思って、勝手に名付けちゃう
<カエルの人>でもいいから名付けておくと。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:そしたら、なんか可愛らしくみえてくる

高橋久美子さん:そうですねぇ。

浅生鴨さん:そうやってこう、世知辛い世の中を乗り切ろうと。
うん。ポジティブな。

高橋久美子さん:それがいいな。私たちは得な職業かもしれませんね。
書けるとか、小説だったり、なんかに登場させることができるからなぁ。

浅生鴨さん:さすがに会社のその日報とかにねぇ。書くわけにはいかないですからね。
今日<カエルの人>がとか。上司のことをね(笑)

高橋久美子さん:あははは(笑)悪いなぁ

浅生鴨さん:まぁ思い切ってやってみてもいいですけどね。
<カエルの人>と会議とか書いておいて。

高橋久美子さん:そうですよ。

浅生鴨さん:これ誰って言われる

高橋久美子さん:だって私だってだいぶ、危ないことしているんですよ。
<その農地、私が買います>なんて父が読んだらアウトですからね。

浅生鴨さん:(笑いながら真面目な声色で)お父さん、お父さん、お父さん!
これ読んじゃダメです!
お父さん、これ絶対に読んじゃダメですよ!!

高橋久美子さん:これを見ている人も(父にわかるように)書いちゃあかんぞう。

浅生鴨さん:(笑いながら)その、親に読まれちゃいけないものを世に出版するという度胸が凄いですよね

高橋久美子さん:本当に危ないなぁと思いながらね。

浅生鴨さん:ミシマ社。

高橋久美子さん:お父さんは、読まないだろうと信じて。うん、ミシマ社。

浅生鴨さん:ミシマ社です。

高橋久美子さん:駄目ですよ(笑)

浅生鴨さん:ミシマ社から絶賛発売中です!お父さんだけは読まない。

高橋久美子さん:あとは、地元の人も読んではいけませんっていう。
県外の人は読んでください

浅生鴨さん:でも、結局ね。太陽光パネルが今年、
結構ひどいことになったじゃないですか。いろんなところで。

高橋久美子さん:そうなんですよ。そうなんですよ。

浅生鴨さん:先見の明があったぜ、いぇ~い、みたいなことありました。気持ちとして。

高橋久美子さん:やっぱり、危ないってずっと思ってたから
そうだね。若干これで、見直してくれるところが出るといいよなと思ったんですけどねぇ。

浅生鴨さん:本当に僕らが東京で暮らしている人間が20人ぐらいで土地を纏めて買って、
で地元の人に貸す形で農業をやりたいよと思っても、法律上、買えないっていう。

高橋久美子さん:買えないです!うん

浅生鴨さん:自治体で農業をやっている人じゃないと農地を買えないわけじゃないですか。

高橋久美子さん:農地を何反か、もっている人じゃないと買えない

浅生鴨さん:農地をある程度もっていないと買えないんですよ。

高橋久美子さん:うんうん。

浅生鴨さん:そういう意味では…。

高橋久美子さん:そう私も東京在住だから、住民票を愛媛の地元に移さないと、あんたの名前では買えませんよということです。

浅生鴨さん:そういう意味ではなんか、今、ものごとを新しく動かしていくのに
クラファンとか色んな新しい試みがあるのに、それが全然使えない。

高橋久美子さん:そうなのよ。

浅生鴨さん:制度がもうちょっと変わらないと…。

高橋久美子さん:そしてどんどん太陽光パネルになっていってます

浅生鴨さん:太陽光パネルってね。雄と雌があって…

高橋久美子さん:出ました!雄と雌論、出ました!!

浅生鴨さん:あれ、一緒に並べておくと増えるんですよ。

高橋久美子さん:ふーん。

浅生鴨さん:すっごい勢いで増えますから!!
      
高橋久美子さん:そうかぁ。

浅生鴨さん:だから…。

高橋久美子さん:そういうことが雄と雌やったんか。

浅生鴨さん:はい。雄の太陽光パネルからプラスの電気が出て、
      雌からはマイナスの電気が出るんですよ。

高橋久美子さん:はぁぁぁ。なるほどなぁ。

浅生鴨さん:2つ無いとプラス、マイナスにならないんで
両方必要なんですけど。とにかく増えるんで、気をつけないと駄目です。

高橋久美子さん:ねぇ。信じないでね。

(会場内、笑い声)

浅生鴨さん:「そうすると、就農は本当にハードルが高い」とチャットが来てますけれども、そうなんです。

高橋久美子さん:そうですねぇ。私、今、農業で食べていくというのも相当ハードルが高いと思います。
かなり大きな、北海道に行ってあれだけの大規模農家だと、食べていけるのかしらって思いましたよね。
まぁポテトチップスになっている農場はここですよ、とかね。

浅生鴨さん:ただ、逆の形で考えると自給自足っていう風に考えると意外に…。

高橋久美子さん:そうそうそう。

浅生鴨さん:就農というのは、農業によって生活収入を得てということだけれども。

高橋久美子さん:自給自足は、いいよ。

浅生鴨さん:そう農業ってほとんどお金を使わない暮らしになるわけじゃないですか。

高橋久美子さん:そうなんです。まず、お米を作るでしょ。あと野菜。
あと狩りも猪も自分達で狩れば…。
子供の時の私、エンゲル係数、めっちゃ低かったと思うよ。
なんかスーパーで野菜を買ったこともないし、お米も買わないし、果物も買わないから。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:買わないねぇ~。

浅生鴨さん:そういう意味では小規模の。若い人たちが小規模のある程度、
自給自足の農業をしながらお互いにちょっと余ったものを交換し合い、
更にもうちょっと余ったものを売りに出すという
パターンの農業政策がちゃんとできると面白くなりそうですよね。

高橋久美子さん:この間、富山に行ったんですよ。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:富山に行ったら、市民農園というものが、ばぁっと、めっちゃくちゃ広くあって。
一人に何畝かずつも貸してくれて、道具も貸してくれて。
ある程度自給自足でやっていけるというのを聴いたんで、
なんかそういうのがね。県、県でやれたらいいのになぁというのは思いました。

浅生鴨さん:本当にしんどい思いをして。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:なんだろう。ブラックっていう言い方が僕はあまりその好きじゃないんだけど。
あまり、環境の良くない会社で、本当にヘトヘトになるまで働いてでも
なんかねぇ、日々、先が見えない暮らしをするっていうぐらい
だったら
自給自足で、もう生活は完備しちゃって…。
そのかわり大変ですけどね、自然が相手だから

高橋久美子さん:そうそう。

浅生鴨さん:実は僕らが考えているほど、甘くはないし

高橋久美子さん:そうね。猿とか猪とかの対策が大変だと思うんですけど。

浅生鴨さん:でもそうやって、生きていく道も選択肢の1つには…。

高橋久美子さん:ある。

浅生鴨さん:あるだろうなという気がしますよね

高橋久美子さん:意外とお父さん、お母さんが農家だったよという出身の人よりも
全然、知らずに飛び込んできた人の方が、面白いって夢中になる人の方が多いですよ
なっちゃんやゾエもそう。

浅生鴨さん:ああ、十勝もそうですよね。

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:こっちからぽんと移住して、農業をはじめましたという人が。

高橋久美子さん:ほぼ移住者っぽかったですね。

浅生鴨さん:結構、多いですよね。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:まぁ農業の未来の話を。

■浅生鴨さん×高橋久美子さんの出版物の紹介について

高橋久美子さん:そうですよ。ちょっと待って、本当はこれ<あざらしのひと>の話じゃなかったっけ?

浅生鴨さん:本当はね。もともとはね。でもあんまり、気にしてないです。
<あざらしのひと>っていう本が出たんですよ。実は。

(会場から大きな笑い声)

高橋久美子さん:こんな本ですよ。(※新刊<あざらしのひと>を手に取りアピールする)

浅生鴨さん:もし、気が向いたら、買っていただければいいかなと思ってます!

高橋久美子さん:これは、鴨さんのとこのレーベルから出たんですよね?

浅生鴨さん:そう、ネコノス。ネコノスというところから出ています。
このスライドもうちょっと(残りのスライドをみようとする)


高橋久美子さん:この装丁ともかもさんがやってるんですね。

浅生鴨さん:そう、自分でやりました。ああ、でもね紙とかは、
うちの社長が、これでいけって言われて
要するに指示されただけ、やっただけなんで。

高橋久美子さん:うわぁ。

浅生鴨さん:自分がやったと大声でいうと、あとで違うだろと言われそうなので。
そう、で、これ今、共有しているのかな?(※新しいスライドをみせる)


浅生鴨さん:折角、スライドを作っているから、これ見よがしに、これを出して‥。

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高橋久美子さん:おおっ!おおお。

浅生鴨さん:もう終わりですよっていう。

高橋久美子さん:これは、アザラシですか?

浅生鴨さん:アザラシです!

高橋久美子さん:へぇ~トドじゃないよね。

浅生鴨さん:うん。

高橋久美子さん:アザラシかぁ。大きいなぁ。

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浅生鴨さん:それで、これね。ここにほら、色々な本を出していて、
この辺の本が今日は、ブックセンターで売っていると思うんで

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まぁちょっと。それでこれがね、あっ!浅生鴨と申します!
<あざらしのひと>という本が今日、発売になったので
もしよかったら、買ってもらえたら嬉しいです!

浅生鴨さん:それでこれが、高橋久美子さんの…。

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高橋久美子さん:はいっ!

浅生鴨さん:<その農地、私が買います>これはお父さんが買ってはいけませんので…。

(会場内、爆笑)

浅生鴨さん:お父さんじゃない人だけ、買ってください!

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浅生鴨さん:これがね、僕と久美子さん、二人とも小説を書いている同人誌です。

高橋久美子さん:これがねぇ、結構ぶ厚くて…読み応えがありますね。

浅生鴨さん:ハードカバーでね。なんで同人誌なのに…。19人かな。

高橋久美子さん:19人のみなさんのエッセイとか、いろんなんが…。

浅生鴨さん:これもさっき見たら入口で置いてあったので、もしよければ。

高橋久美子さん:うん。

浅生鴨さん:えーこれもうね。

高橋久美子さん:これもネコノスから。

浅生鴨さん:うん。


浅生鴨さん:で、あとこれがね…。今年いっぱい本を出しましたね。

高橋久美子さん:今年、4冊…

浅生鴨さん:<旅を栖とす>と…。

高橋久美子さん:この<ぐるり>あと翻訳した本があって…。

浅生鴨さん:ああ、そうか。

高橋久美子さん:これは初の小説集ですね。短編が19編入っております。
是非是非よかったら。

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浅生鴨さん:で、これが<旅を栖とす>

高橋久美子さん:はい。

浅生鴨さん:これは旅のエッセイで。

高橋久美子さん:これもM子がずっと登場してきていて、しっかりもののM子が

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浅生鴨さん:ちなみにね。僕も旅のエッセイがあって。
これがね、<どこでもない場所>という旅の話が多めになっています。

高橋久美子さん:これも笑ったり、唸ったりで…。

浅生鴨さん:それでね、これが小説ですね。
      あとは…あとはこんなもんか。

浅生鴨さん:あと、こういう同人誌も出しているよとか
こんなのもやってるよとか、こんなのもやってるよとか

高橋久美子さん:おおおお。

浅生鴨さん:まぁあの…。

高橋久美子さん:いっぱい出しているんですね。

浅生鴨さん:全部あるかどうかはわからないですけど、
色々入口に置いてくれているので、あの…何冊買っても困らない!

高橋久美子さん:そうです。

浅生鴨さん:本というのは…。本は多ければ多いほど…。

高橋久美子さん:いいねぇ。

浅生鴨さん:いいっ!

高橋久美子さん:枕にもなったりとか(笑)

浅生鴨さん:同じ本が何冊も家にあるかを競い合う時代がくるかもしれない

高橋久美子さん:そうですねっ!

浅生鴨さん:と思うんですよね。

高橋久美子さん:同じCDもありますもんね。だから、本も負けずにそれと同じだと。

浅生鴨さん:そうなんです。で、あのー。この配信を見てるみなさんは、えーなかなかあの
今ね、このね、ブックセンターでお買い求めをいただけないと…思いきや!!!
      
高橋久美子さん:思いきや?

浅生鴨さん:ブックセンターさんではオンラインショップもやっていますので…

★青山ブックセンター本店オンラインストア

高橋久美子さん:おやっ。

浅生鴨さん:今日みなさんが青山ブックセンターのオンラインショップで何をするか、それが、みなさんのやさしさです

(会場内、爆笑)

高橋久美子さん:<優しい人>

浅生鴨さん:<優しい人>かどうかは、みなさんのこれからの行動にかかっているという、ことですね。

高橋久美子さん:青山ブックセンターで、オンラインでねということですね

浅生鴨さん:そうそうそう。他のオンラインじゃないです。
青山ブックセンターのオンライン

高橋久美子さん:そうだそうだ

浅生鴨さん:そこにあなたのやさしさが。

高橋久美子さん:詰まっているのよ。

浅生鴨さん:詰まっているわけです。はい。
こんな感じで、もう時間が迫ってて、黒糖の宣伝もしないといけないです。

■黒糖販売について(※ロハス企業組合)

高橋久美子さん:黒糖をね、自分で袋を下げて持ってきて、私も一緒に作った黒糖なんですけれども
ちょっと説明すると、えっと左から黒蜜です。黒蜜と糖蜜があります。
黒蜜と糖蜜の違いがわかるでしょうか。わかる?鴨さん。

浅生鴨さん:糖蜜と黒蜜の違い?煮詰めたときのやつ?

高橋久美子さん:ふふふ(笑)両方とも煮詰めとるよ。
糖蜜は、黒糖そのものなんですよ。黒糖みたいに…。
こっちが黒糖な。これが黒糖なんじゃけど、えっとここまでガチガチにせんとトロトロな状態が糖蜜ですね。それで、謎なんが黒蜜なんですが
黒蜜という人はですね、できあがった黒糖にもう1回、水をかけまして
ここから、2回練ったのが和二盆3回練ったのが和三盆

浅生鴨さん:あああ。

高橋久美子さん:和二盆も和三盆も、もう一回練り直して作るんですね
その時に、しとしとしとしとと、えっと二晩ぐらい、置いとくんかな。
そうすると、水がぱたぱたと垂れていって…。

浅生鴨さん:一番搾りだ!

高橋久美子さん:一番搾り。そういうこと!
一番搾り、黒糖じゃけん。あ、間違えた。
一番搾りが黒蜜です!だから黒蜜はミネラルとか、ものすごい入っとるな。
でも!私は是非、この和三盆糖!これ全部和三盆なんです
あれ、間違えた黒糖。なにいうとるのか、わからんくなってきた(笑)

浅生鴨さん:落ち着け(笑)落ち着くんだ!

高橋久美子さん:そうですね(笑)砂糖まみれ。黒糖を愛媛の場合は赤糖と言っていて、ちょっとやわらかくて、やさしい味がします。

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浅生鴨さん:それでね、配信のみなさんは(カメラの前から高橋久美子さんが消えたので)わからないと思うのですが…。
(※浅生鴨さんのカメラを、ステージ横にある黒糖が並べられた販売所の様子を映そうとする)

高橋久美子さん:ごめんごめん、ほんまじゃ。(自分のカメラの前の)ここでやるわ。

浅生鴨さん:あっちのほうでね(笑)

高橋久美子さん:BASEでも売っとるけん

浅生鴨さん:あっちのほうで並べている…ものを久美子さんがプレゼンしてくれていたんですよ。

(会場から笑い声)

高橋久美子さん:300グラムで750円です。ほんで、あっ350グラムやった。
これが中ですね。中は200グラムで540円です。
        
浅生鴨さん:あっ「商品見えてません」という(コメントが)そうだよね。
商品みせてなかったからね。今は見えていますよね。

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高橋久美子さん:これが一番小っちゃいやつで100グラムですかね。300円です。BASEでも販売していて、オジサンたちはほんまにもう大変なんですよ。赤字でやってはるので、全力で応援しています

浅生鴨さん:ロハス…。

高橋久美子さん:ロハス黒糖…。

浅生鴨さん:配信の人たちが検索しようと思ったら…。

高橋久美子さん:ロハス、スペース、黒糖、スペース、BASEで。

浅生鴨さん:ロハス、スペース、黒糖、スペース、BASEで検索すると色々出てくるぞと。

高橋久美子さん:はい、ということですね。瓶のやつは2本ずつしか持ってきていなくて、
でもね糖蜜はケーキにかけるとほんと最高やしね
黒蜜は、ところてんにかけると最高やもんね

浅生鴨さん:ちょっと(オンライン配信の)コメントを拾おうかな。
農地の話、まさにまさにと思ってうかがっておりました。
半農半×の方も、まさに増えていますよね。
アーティストの野菜作りに励む方もいて応援したいなと思います。
もし、農地や農機具にも雄と雌があったら…

浅生鴨さん:いや、ありますよ!もちろんありますよ!

(会場から笑い声)

高橋久美子さん:あるんかなぁ。

浅生鴨さん:相性があるんですけどね。農地や農機具にも

高橋久美子さん:はぁん。

浅生鴨さん:雄同士とか雌同士とか、組み合わせが…

高橋久美子さん:草刈り機。

浅生鴨さん:草刈り機の雌はいいけど、コンバインの雄は駄目とか

高橋久美子さん:あああ。

浅生鴨さん:ものすっごいあるんですよ
だからあの辺は、僕でも手に負えない。
雄、雌の専門家としても…

(会場から笑い声)

浅生鴨さん:手に負えないぐらい、複雑。

高橋久美子さん:ということになりましたよ。

浅生鴨さん:ということですね。
(※またコメントを拾う)「商品おやつによさそう」という。

高橋久美子さん:そうなんです!黒糖は、料理に使うのもええんじゃけど、
ぜひ、そのままおやつに食べてください

ビックリするぐらいおいしいです!
ずっと食べています。黒糖。
そう、持って帰るのが重たくなるので、是非!
1人2袋ずつぐらいで…。

浅生鴨さん:それで、配信をご覧の方は、ロハス、スペース、黒糖、スペース、BASEで検索して
そこに入れるあなたの金額があなたのやさしさです

(会場から笑い声)

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:あなたのまごころです。

高橋久美子さん:こないだ、はじめて本に出てくる千葉奈津絵さんがBASEで買ったんですよ
その間何年も、ロハスはずっとBASEをやっとるんだけど、1人も買ってくれてなくて
千葉さんがはじめてだったみたいで

浅生鴨さん:(笑いながら)えっ、何年も通販やってたのに…

高橋久美子さん:0だったんです

浅生鴨さん:(笑いながら)何年も0だった

高橋久美子さん:「高橋さん、やったよ売れたよ~千葉奈津絵さんが買ってくれたよ~」って言って
良かったですねぇ~って言って…。

浅生鴨さん:1人目だったんですね…。

高橋久美子さん:そう。そっから、ちょっと本でも紹介したから、徐々に売れていて

浅生鴨さん:ああ。

高橋久美子さん:良かったねぇって思っていますよ

浅生鴨さん:その黒糖BOYSは…。(生活が)大丈夫ですか。

高橋久美子さん:黒糖BOYSはねぇ…。黒糖BOYSに名前を付けました<頑張る人>

浅生鴨さん:<頑張る人>

高橋久美子さん:すごいです。

浅生鴨さん:なんか心配になっちゃいますね黒糖BOYS。

高橋久美子さん:74歳とかなんですよ。黒糖BOYS。
だけど、1人で400キロのサトウキビを担いでトラックにポイって載せて運んだりします。すごい人達です。

浅生鴨さん:まぁあの本当にちょっと黒糖を試してコーヒーなんかにも入れていただければいいかなと思っています
さぁ。えーー話が、いったり、きたりで途中、謎の演奏、つたない演奏も交えつつ(笑)
お時間の方が、そろそろ迫ってまいりましたけども、
ここのお店がなんと9時閉店ということになっております。
まぁ僕らこの後もサインなどを、もしお買い求めいただいてサインなども…。
要らないということであれば、いらないんですけれども、かまいませんし、した方が良ければしますし、ということで。

高橋久美子さん:そうですね。

浅生鴨さん:その辺をこのあと、準備しますが、なるべく早く書くようにします!

高橋久美子さん:はいっ!

浅生鴨さん:9時閉店を目指して。はい、なんとか頑張っていきたいと思います。
(笑いながら)こんなトークイベントで良かったんだろうかという
終わってから、いつも思うんですけども。

浅生鴨さん:まぁ質疑応答とかもね、本当はやればいいんだろうけども
やっていると、もう本当に時間がなくなっちゃうんで
サインをこの辺で書きながら、この辺で質問をしてもらったら…。
答えながら、こっちでは(サインを)書くみたいな。

(会場内、爆笑)

高橋久美子さん:そうですね。やりましょ!

浅生鴨さん:あと、インスタコード、触りたい人は置いておくんで。
好きに触ってください。

(会場内、爆笑)

浅生鴨さん:という感じで配信のみなさまもありがとうございます。

高橋久美子さん:ありがとうございます。

浅生鴨さん:この(コメントの)8888って…。あっ888888???

高橋久美子さん:ん?

(会場内から大きな拍手)

浅生鴨さん:ああ、これ拍手なのね!拍手の絵文字!

高橋久美子さん:ああ、そういうことか8888人もみてくれている!のかなと思って…。

浅生鴨さん:そう!僕もいま、8800人がみてくれたのかと思って凄いビックリしたんだけども。

(会場内、大爆笑)

浅生鴨さん:黒糖…売り切れちゃうよ!と思ったもん。そういうことじゃないですよ。

高橋久美子さん:生産間に合わんわ。

浅生鴨さん:ということでございました。どうもありがとうございます!

(もう一度、会場内から大きな拍手)

■ボーナストラック:イベント終了後の様子

●サイン会の準備まで高橋久美子さんが持参した楽器でセッションして遊ぶお二人

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●初対面の高橋久美子さんに私が持っている著書の全てにサインを書いていただいている様子

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●黒糖販売所は開始すぐに大盛況ですぐに完売!!!

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※私も1つだけ購入することができました。この原稿を書きながらコーヒーを飲んで、黒糖を入れて楽しんでいます。

とてもとても楽しくて、色々と考える素敵なイベントでした!!!

ありがとうございました!!!

これを1つのきっかけとして浅生鴨さん高橋久美子さんの書籍や青山ブックセンターさんでのイベント開催に興味をもって本を買ったり、イベントへの参加をいただいたりする人が増えてくださることをファンの1人として願っております。

※みなさんも最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!

8888888!!!!!

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