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生徒弄り

学校という環境は先生が中心となって作られることが多いだろう。環境のせいで不都合を感じる生徒がいるならば少なからず先生にも責任の一端があると考えている。特に先生という上の立場を利用した生徒弄りというものがあるが、環境悪化に直接先生が関与している行為だろう。

私の学校には少し言動と行動が平均的でない子がいる。それらは先天的なものなのか後天的なものなのかはわからないが、一つ言えるのは周りから変なものとしての扱いをされ、また先生からも例外ではないということだ。少し周りから外れただけで笑いものにされる、それがどれだけ苦しいことか。自分も実際少数派の人間に入ることが多い。それゆえに取った行動は嘲笑につながり、結果行動に移せない、発言ができない人間に変わってしまったと思う。その子は気にせずに学校生活を送っている。そこを含めての変なものなのか、またはそこを鑑みてのピエロ扱いなのか。

不利益がないなら人がどう動こうと気にしないように僕はしている。反面教師にするときもあるが、その行為をバカにすることはない。教師にたびたび言われているのが「学校というコミュニティしかしらない教師が社会常識を教えられるのか」。学校の先生を志す人は学校生活がとても素晴らしいものだったのだろう。生徒弄りで損害を受けるのは多数派であることは間違いない。しかし、大声で指をさして笑うことが社会的に多数派だろうか。

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