自殺率から考える男と女の違い
どうも。所長の中臣潤です。
今回は自殺者率から考える男と女の違いというテーマでお送りしていきます。
YouTube でも解説しているので興味ある方は是非
男女で自殺者が増えるタイミングが違う
皆さん最近死にたいと思ったことはありますか?あなたは自分のパートナーがそういったことで悩んではいませんか?
実は男性と女性で死にたいと思うタイミングが違うのです
男性は経済的に問題が発生した時自殺率が上がり、女性は人間関係が結べなくなると自殺率が上がります。
そうなんです。つまり、男女間では本質的にこういったことがあるということを知っておかないとお互いにお互いの辛さが分かりあえないのです。
人間最も辛いのは、自分が愛している人に理解されないこと。
ありますよね?なんで私のことを理解してくれないの!親なのに。夫婦なのに。家族なのに。
なぜ男は金で死に女は人で自殺するのか
男性は経済的理由で自殺することが多いと開設しました。
日本でも特にアジア通貨危機が起こった頃は自殺率が1.5倍に増加しています。
なぜ経済的理由で男性は自殺するのか、それはハッキリ言うと【見栄】です。
一家の大黒柱が機能を果たせなくなると存在理由がなくなるそういった理由でアジア金融危機が起こった際多くの中年男性が自殺したと考えられます。
そんなことあるかいな?
と思われたかもしれません。この辺の理由はトマスジョイナーの自殺の対人関係理論という記事で詳しく解説します。
コロナウイルスにより女性の自殺率が上がった
さてでは女性ではどうでしょうか?
世界各国どこを見ても実は女性よりも男性の方が自殺者が多く、その比率は2対1。
つまり男性は女性の2倍自殺しているのです。
前提として女性は男性ほど自殺者が多くないというのを頭の片隅に入れていただいて、
そんな世の女性ですが、コロナウイルスが世界に蔓延してから自殺率は1.4倍も跳ね上がったデータが出ています。
その原因として考えられるのは人間関係。
やっぱり女性は男性よりも人と人との結びつきを重視する。
都会から東京に出てきた女性は月に一回実家に帰っていたという人も多いのではないでしょうか?
女性は特に男性と比べて大切な人との物理的距離を重視する傾向にあります。
コロナウイルスによってなかなか外に出歩けなくなった昨今大切な人と同じ時間を共有できないのは女性にとってあまりにも辛い出来事なのでしょう。
なぜ相手が辛いのか、本当に理解していますか?
というわけで、男女が自殺したくなるタイミングの違いについて解説してきました。
人間自分の価値観で語りがち。
こういう時代だからこそ相手がなぜ辛いと思っているのか
そういったことを察する力こそが良い人間関係を築いていく第一歩なのです。
間違っても男性は実家に帰れなくて落ち込んでいる奥さんに対して
仕事ができているそれでお金が入ってきて十分やないか
と言ってはいけないし、
女性も
金なんかなくても家族がいるから大丈夫いやんか
と軽々しく慰めるのは逆効果になりえます。
最後に
一番辛いのは、自分の一番近しい人が自分のことを理解してくれない時。
真の意味で相手を理解できるよう大切な人を失わないように頑張っていきたいものですね!
人の心のダークな部分をこれからも解説し続けるのでサポートいただけますと幸いです。500円以上サポートくださりご希望であればスポンサーとしてsnsのアカウント名を告知いたします