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今年の漢字2024


ラジオから、「今年の漢字は……」という書き出しのメッセージが聞こえてきた。


ああ、もうなんやかんやで12月も中頃に入るもんな。だから少し早めの総まとめなのかな……と思っていたら、その日が「今年の漢字」の発表日だったらしい。そういえばそんな催しあったわね。


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2024年は「金」に決定したらしい。


先ほどから「らしい」だの「そういえば」だの他人事感丸出しだが、無意識に書いたらそうなったのでやっぱり興味ないらしい。かつ、興味があるようにも見せたくないらしい。ちょっと中二病なのかもしれない(?)。



しかし興味がないのは、それが「日本の世相」というものすごく広い範囲だからだとも思っている。


日本に住んでいるし、新紙幣や物価高などは自分も体験していることだし、闇バイトには恐怖を覚えていたが、それでもなんだか遠い世界の催し物のように感じるのだった。同じお寺の行事でも、「ゆく年くる年」の除夜の鐘は毎年の楽しみなのにね。



今年を一文字で表す、という企画(?)自体に興味がないわけではない。


なぜそう言えるかというと、『それなら自分にとっては何だろうか』とすぐさま思考が移ったから。noteの題材にもなるかな、という打算的な思いも無きにしも非ずだったが……ゴフンゴフン。



ちなみに昨年の私は「挑」にしていたらしい。


この「らしい」は単純に記憶から抜け落ちていたことによる新鮮な気持ちを表している。


この漢字を選んだのは2023年の春先なのでそりゃ忘れるかとも思う一方、やはり1年の振り返り的な営みに熱意が足りていないのかもしれない。となると、noteが無ければスルーして終わっていた可能性も大いにある。


ありがとう、note。あなたのおかげで己の1年を省みることができています。



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そんな2024年の漢字。


パッと思い浮かんだ「新」にしようと思う。


インスピレーション大事。2個目、3個目よりも1個目が1番良い、みたいな話も"あるある"だし。


理由はシンプルで、新しい環境になったから。住まいも、職場も。つまり昨年とはまったく違う生活サイクルで動いているのである。


それでいうと、私は大学を卒業してからほとんど毎年のように異なる環境に身を置いてきたので、今年に限った話でないとも言える。5年以上経っているのに、ずっとなんとなく1年目の気持ち。

たまに大学時代の同期に会うと、その落ち着きように驚き、取り残されたような気持ちになる。職場でも、役職についている先輩が意外と年齢差がなくて少し焦ったりもする。



これ以上差が開かぬよう、今の職場には2年3年……と居続けたい。


以上、ちょっとしんみりムードの発表会場からお送りしました。



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三谷乃亜
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